第112話―ミサキ達を見送る―
「ムソウ様……ムソウ様……」
俺が寝ていると、誰かが俺をゆすっているような感覚がする。誰だろうとは思いつつも、まだ少し眠たくて目を開ける気にはなれなかった。すると……。
ペロッ
「うおっと!」
何かが頬を舐めるような感覚がして、パッと飛び起きた。すると、目の前でリンネが尻尾を振って俺を見上げている。
「キュウッ!」
「この……やったなあ~!」
俺はお返しとばかりにリンネの腹を思いっきりくすぐった。リンネは俺の股座で悶絶している。
すると、横から手が伸びてきて、リンネをつまんだ。驚いて横を見ると、ツバキがリンネを抱えながら俺を見ていた。
「おはようございます。ムソウ様」
「ん? ツバキか。何だ? こんな朝早くから」
「もうじきミサキ様達が旅立たれますのでお迎えに上がりました」
「何!? そうか、分かった。急いで支度する!」
俺は布団から飛び出して、着がえようとした。だが、ふと見ると、ツバキがこちらを見ている。
「あ~……ツバキ? 俺は支度をすると言ったんだが……」
「はい。どうぞ」
ツバキは動かない。俺は一つため息をつき、ツバキの首根っこをつまむ。
「何をされるのですか?」
「部屋から出てろ」
俺は不思議そうな顔をするツバキにそう言って、部屋から追い出した。まったく……。
さて、着替えを済ませた俺は荷物を持ち、部屋から出ると、ツバキと共に、下へと向かった。
そして、外に出ると、ロウガンたちにコウカン、リュウガン、それに、ワイツ卿の家族が居て、ミサキ達とそれぞれ別れのあいさつのようなものをしていた。すると、ミサキと視線が合う。
「あ~! ムソウさん、おっそ~い!」
ミサキはそう言いながら、ズンズンと俺に近づいてくる。俺はすまないと頭を下げると、ミサキはポンポンと俺の肩を叩いた。
「気にしてないよ~。それより、ありがとね、見送りに来てくれて」
と、俺を許してくれた。俺はミサキの頭を撫でて、
「こちらこそありがとな。ゼブル討伐の時にも言ったが、呪いの一件も……
それから、シロンの依頼の時も、お前には本当に世話になった。ああ、それから永久金属や賢者の石も確かに受け取った。まったく……最後まで世話になりっぱなしだな」
と、ミサキに感謝した。ミサキは嬉しそうにして、俺を見ている。
「ううん! 私の方こそ、ムソウさんにたっくさんお世話になったよ! 面白い話もたくさん聞けたし……
今度会うときは私ももっと成長しているからね! その時はまた勝負しようよ!」
「上等。その時を楽しみにしているよ」
俺とミサキはそう言葉を交わして、固く握手をした。リンネはピョンとミサキの肩に乗って頬をぺろぺろと舐めている。その眼には涙が浮かんでいた。
「キュウ~! キュウ~!」
「あ、リンネちゃん、もうくすぐったいよ~!」
「キュウ~!」
「これでお別れって訳じゃないよ。またいつかきっと会えるって!」
泣きじゃくるリンネをなだめるように、ミサキは頭を撫でている。すると、リンネはまっすぐミサキを見て、
「キュウッ!」
と、力強く頷いた。リンネは特にミサキに懐いていたからな。やはりさみしいのだろう。だが、ミサキの言葉を聞いて立ち直ったみたいだな。
……ミサキ、ありがとう。
リンネはその後、俺の方に戻ってくる。そして、俺の肩へと登ってきた。俺はリンネの頭を撫でてやった。すると、今度はハクビが俺の前に来る。
「ムソウ……お前には色々世話になったな。私も、次にお前に会うときは狂気スキルを克服し、お前にも勝ってみせるからな。それに……アンタにもだ」
ハクビはそう言って、俺の隣のツバキを指差した。ツバキは、ニコッと笑って口を開く。
「それは楽しみです。まあ、私すら倒せないのでは、ムソウ様を倒すことは出来ないですからね。少なくとも私を楽しませるくらいには強くなってください」
挑発ともとれる言葉をさらっと口にしながらほくそ笑むツバキ。ハクビは一歩前に出て、ツバキに手を差し出した。
「……フッ、やはりアンタは嫌いだ」
「私もです」
二人はそう言ってがっちりと握手をする。俺含め、周りの皆は二人の会話を聞き、少し微妙な表情をしている。
「あ~……ハクビ。俺の方こそ世話になったよ。ツバキとの再戦もいいが、お前との全力の勝負ってのは未だにしていない。俺の方もそれを楽しみにしているからな」
俺の言葉に、ハクビは頷いた。通常時で、ルーシーを破った時と同じくらい強くなったハクビとは、一度手合わせをしてみたいと思っている。ツバキ以上に、俺ももう一度闘って、今度は本気でぶっ飛ばすと伝えると、望むところだと返され、そのまま固く握手をした。
続いて、ウィズとレイカが俺の前に来る。
「ムソウさん、あの時は本当にありがとうございました。次お会いする時までには俺も自分の力を制御できるようにミサキ様の元で頑張ります」
「ああ、楽しみにしている。そして、それを聞いて俺も決めた。三年後の人界武術大会とやらには俺も出よう。そこで闘えることを楽しみにしているぞ……」
「……それは少し、恐ろしい気はしますが……分かりました。その時こそ、俺の力で貴方を圧倒してみせます」
「おう、期待しているぞ」
俺はウィズに手を出した。ウィズはニコッと笑って、俺と握手をする。ウィズとは闘ったことはないからな。強くなるのを楽しみにしている。
それに、ミサキとの関係もあるからな。どこまで進展していくか楽しみだ。……本人には絶対に言わないがな。
そう思っていると、レイカが俺の着物を引っ張った。
「おじちゃ~ん、私のこと忘れてない?」
「忘れるかよ。お前も昨日の技、しっかり練習するんだぞ。俺が人に技を教えるなんて、そうそうないんだからな」
「そうなのっ?じゃあ、私がおじちゃんにとってこの世界のいちばんでしってことになるのかな~!?」
「そうなるのか? お前にはすでにミサキという立派な師匠がいるだろう?」
「あ、そっか~……でも二人に技を教えてもらう人なんて他にはいないよね?」
「……まあ、そうだな」
「だよね~! じゃあ、私ももっともっと強くなるよね!?」
「ああ、きっと強くなる。その時はまた、新しい技を見せてくれ。そんで、レインに行ったときとか街を案内してくれると助かる」
「うん! 約束だからね!」
レイカはそう言って、俺に跳びつく。俺はレイカを抱え、頭を撫でてやった。リンネもレイカの頭をポンポンと叩いている。レイカはこれもはじめてだ~と感激した後、ウィズとハクビと共に、ミサキの方に行った。
「……じゃあ、皆いいかな?」
「ああ」
「はい」
「うん!」
皆の準備が出来たことを確認したミサキは、くるっと回って、俺達やロウガン達を改めて眺めながら、ニコッと笑った。
「じゃあ、マシロの皆! それにムソウさん! 短い間だったけど、お世話になりました!また、いつかここに来るからね!」
ミサキはそう言って、頭を下げた。すると、ロウガンがミサキの言葉に返すように前に出る。
「こちらも楽しみにしております! それから、ハクビ、ウィズ、レイカ! お前たちはこの俺が認めた冒険者だ!
まだ、日は浅いが、俺と違ってお前たちは若い! だから、まだまだ強くなる! いつか俺やムソウを超えるくらいの冒険者になってみろ!」
ロウガンが大声でそう言うと、三人は強く頷いた。……レイカはアンタの何倍も年上だろう、と突っ込みたくなったが、水を差すようで悪いからやめた。
しかし、この男、良いこと言うなあ。まあ、恐らく本心では若輩者に道を譲る気はないとか思っていそうだがな……。
さて、ロウガンの言葉を聞いた、ミサキたちは手を振って、街の門へと向けて歩いていった。俺達はミサキ達が見えなくなるまで手を振り続けた。いつか、絶対に会おうという想いを込めて……。
その後、ミサキ達の姿が完全に見えなくなり、俺達は手を振るのをやめる。うるさい奴だったが、それだけに、居なくなると、やはり寂しくなるなあと感じた。すると、横でツバキがポツリと呟く。
「行ってしまわれましたね……」
「ああ。だが、あいつらも冒険者で、俺も冒険者だ。またいつか会えるさ。……きっとな」
俺はそう言って、ツバキの顔を見た。ツバキは何やら俯き、落ち込んでいるようだ。
「どうした?」
「いえ……明日にはムソウ様も旅立たれるんですよね?」
ツバキは顔を上げて、そう聞いてきた。その表情はさみし気だ。……こいつの気持ちを知っているだけに俺も少し、気まずくなった。だが、はっきり言おうと思って口を開く。
「……ああ。俺も明日には出発する」
「そう、ですか……」
ツバキはそう呟いてまた俯いた。
……う~ん、そこまで落ち込まれると、困ってしまうな。全て片が付いたと思っていたが、思わぬところで、後ろ髪を引っ張られる気持ちになってしまった。どう声をかけようかと思っていると、コウカンとロウガン、それにワイツ卿が俺達の方に近づいてきた。
「……ツバキ、話がある。この後、我々についてきてくれ」
コウカンはツバキの肩を叩いて、そう言った。ツバキは顔を上げ、わかりました、と頷き、四人はギルドの中へと入っていく。
何だろう? おっさん三人でツバキを慰める気か? ……いや、そういう意味じゃなくて……。
などと思っていると、ワイツ卿がロウガンも来てくれと言っている。ロウガンも不思議そうな顔をしながら、ギルドの中に向かおうとしていた。
しかし、そこでロウガンとこの後手合わせをするという用事を思い出した俺は、呼び止める。
「おい、ロウガン、俺はどうしておこうか?」
「あー……ひとまず試験会場に居てくれ。多分、すぐ済む用事だ。その間、リンネの特訓でもして待っててくれ」
ロウガンの言葉に俺は頷き、リンネと共にギルドの試験会場の方に向かった。
会場は俺とミサキの闘いでボロボロにしたはずだが、その修復も済んでいるみたいだ。たった二日で完全に修復するとはすごいな……。
さて、さっそくリンネの特訓を始めよう。
「よし、今回はお前の変化について理解するための特訓だ。分かるか?」
「キュウッ!」
俺の言葉にリンネは頷く。前から気になっていたのだが、こいつは変化した相手の能力を一部分だけ使える。ハクビによると自分の出来る範囲までということらしいが、どの辺まで出来るのか興味が沸いていた。今回はそれを知ろうと思う。
「じゃあ、まずはミサキに化けてくれ」
俺がそう言うと、リンネは頷き、ミサキに化けた。相変わらず見事なものだと感心していると、リンネは俺の方に駆けより、後ろに回って無間をジッと見ていた。
……いや、無間を、と言うより、無間の腹で写し出された自分の顔だ。そして、がっくりと落ち込む。
……そんな、分かりやすく落ち込むなって。俺だって寂しいんだからな。俺はため息を一つついて、リンネの頭を撫でる。
「リンネ……ミサキも言っていただろう? これでお別れじゃないんだ。またすぐに会えるさ。
それにミサキが強いことは知っているだろう? そんな簡単にくたばるわけないし、あいつは迷い人、つまり不老だ。お前が強くなって生きてさえいればきっと会える。……分かるな?」
俺がそう言うと、リンネは顔を上げて、ニコッと笑って頷いた。やれやれ、分かってくれたみたいで何よりだ。
さて、リンネの機嫌が戻ったところで、本格的に特訓を始める。まずはリンネに前と同じように岩に向けて火球を撃つように指示した。
リンネは手を前に出して、魔法を撃つ準備をする。掌に火の玉が出来上がっていく。……前見た時よりも大きいな。未だ本物のミサキのものよりは小さいが、大人が何人かで抱えるくらいはある。
そして、リンネはそれを大岩に向けて放った。ドオンッと大きな音を立てて火球は岩に直撃し、大きな爆発と共に岩は木っ端みじんになった。衝撃と共に、熱風がここまで届く。ふむ……威力も上がっているみたいだな。リンネもあの時よりだいぶ成長しているみたいだ。ツバキと同じくらいの成長度か……。こいつもどんどん強くなっていく。
リンネはパッとこちらを振り向き、俺に駆け寄ってきた。お、魔力の量も大きくなっているのか? 前に呪殺封の薬を作ったときはすぐにばてていたが、今はそんな感じも見られないな。そう思い、俺はリンネに魔力回復薬を与えて、頭を撫でてやった。
さて、次は身体能力の確認だ。俺はリンネにいつも俺を背中に乗せるときの状態に化けるように指示する。リンネは頷き変化を始める。だが、いつもの姿ではなく、何故だかエンテイの姿だ。
「いや、違うって。確かに最近はその姿で俺を……っと、待てよ……」
エンテイに変化したリンネを見ながら少し思案する。リンネが不思議そうに俺を見ていた。そして、あることを思いつき、リンネに指示を出す。
「リンネ、その状態ならば、エンテイの技を使うことも可能か?」
ミサキに化けると、アイツの魔法を使うことが出来る。ならば、魔物に変化した場合では、どうかと思い、確認してみようと思った。しばらくリンネは、自分の体を眺め始めた。
そして、大きく飛び立ち、岩に向けて思いっきり羽根をばたつかせる。……が、起きたのは風だけだ。エンテイのやったように炎は出てこなかった。
あれ?てっきり、あの姿ならばできると思ったが見当違いだったみたいだな。リンネはその後、俺の前に降り立つ。
「ふむ……ミサキに変化した時はミサキの技が使えたが、エンテイの時は、出来ない、か……リンネ、他に出来ることはあるか?」
そう言うと、リンネはしばらく考えて、また、変化を開始する。エンテイの姿のままリンネが輝いたと思うと、光の中で姿が変わっていった。それは段々と大きくなり、リンネの変化が完了する。
「ん? それは……ベヒモスか?」
俺が闘ったものとは少し小柄になったベヒモスが目の前に現れた。ああ、一度見たものなら何でも変化できるんだっけか。
そう思っていると、リンネは岩の方に向き直る。すると、リンネの体毛がバチバチと音を立て始めた。
「ん? ……まさか……」
俺が驚いていると、予想通り、リンネは体から雷を発生させ、大岩を打ち砕いた。唖然とする俺を横目にリンネは変化を解いて、俺に駆け寄ってくる。
なるほど……ベヒモスの技は使えるのか。しかし、エンテイの時との差は何だ?
そう思い、考えを巡らせ、一つの答えに行き当たる。
「ひょっとして、見たことあるものじゃないとできないのか?」
そう尋ねると、リンネはコクっと頷く。ああ、そう言えば、エンテイはリンネの前では技を出さなかったからな。リンネと会ってから獣の姿になった時と言えば、帰る時か、若しくは晩飯の時に俺を迎えに来た時くらいか。
ならば、技を見ていない。教えて貰っていたなら、四神の力を使えたのにと、少し惜しいことをしたなと思ったが、これだけ出来れば十分か、と思い、リンネの頭を撫でた。
「よし、技についてはもう良いな。……ちなみにリンネは、人の姿にはなれるのか?」
「キュウ?」
リンネは首を傾げながら、変化を開始する。すると、またしてもミサキの姿でリンネは俺の前に立った。
「いや、化けるのではなくて、エンテイやサンロウシのように人の姿に変わることは出来ないのか?」
俺がそう言うと、リンネは首を横に振る。あ、出来ないみたいだな。だが、夢の中に出てきた、こいつの母親は人の姿だったような……。
まあ、夢の中のことだから真偽はわからんが、一応聞いてみる。
「ちなみにお前の母親は出来ていたか?」
俺の問いにリンネは頷く。なるほど、成長した妖狐はやはり、それが出来るみたいだな。ということは、こいつも人の言葉を喋れるようになるのか、と少し期待をした。
正直、今のままでもよいが、やはりその方が良いなとは考えている。俺が未来のリンネを思い笑っていると、リンネは不思議そうに俺を覗きこんだ。
「あ、すまない。まあ、取りあえずは、人化することを目標にお前を鍛えていくとしよう」
俺がそう言うと、リンネは笑って頷く。リンネも人の姿になることは抵抗が無いようだ。体の文様と同じく、人化も成長の証と考えているのだろう。
妖狐という種族の成長の条件は未だに分からないが、出会ってから十日足らずでここまで出来るリンネの潜在能力は相当なものだ。近いうちに、ますます成長していくだろうなと期待を膨らませる。
「さて……、次は実戦での特訓だ。いつものように持てる全ての力を使い、俺に掛かって来い!」
俺は無間を抜いた。リンネは頷き、俺から距離をとる。
そして、いつもの大きな姿に変化した。リンネはそのまま尻尾を大きく広げ、一本一本に狐火を溜めていく。前にやった、口から圧縮した狐火を放つ大技だな。いきなりかと思い、無間を構え、スキルを発動させた。
―すべてをきるもの発動―
スキルを発動させると同時に、リンネは口を大きく開ける。
「クアァァ~~~!!!」
リンネの口から一直線に極太の狐火が放たれた。その中の切れ目を見つけ、俺は無間を振るう。
「フンッ!」
狐火は斬れて、霧散していった。すると、リンネは俺の周りを駆けだす。尻尾には依然狐火が灯ったままだ。何をする気かと考えていると、リンネは口を開け、いくつもの狐火で出来た球を射出してくる。
「おっと、連弾か! なかなか器用なことをするな!」
確か、狐火には追尾効果もあったな。避けることは出来ない。俺は向かって来る狐火を一つ一つ斬っていく。そして、最後の狐火を斬ると、突然、狐火の影からリンネが爪を振るってきた。
「クワンッ!」
「おっと!」
ガキンと音を立てて、俺はリンネの爪を防ぐ。だが、よく見るとリンネの爪が狐火を纏っていた。狐火は無間に当たると同時に俺に向けて燃え上がる。
「く……っらあ!」
俺は狐火の熱さに耐えて、リンネの腹に気を打ち込んだ。
「クアッ!」
俺の攻撃により、リンネは吹っ飛ばされていく。俺は体に纏わせていた気を気合と共に払った。すると、俺の体を燃やしていた狐火も振り払われた。
「まだまだだ、リンネ。もっと俺を楽しませてみせろ!」
「クワアアアンッ!!!」
俺の言葉に一吠えしたリンネは俺に向かって突っ込んできた。俺も無間を構えてリンネに突っ込んで行く。
……その後もロウガンが来るまで俺とリンネは闘っていた。距離を取って、狐火を放ったり、近づきながら、腕を振り上げてきたかと思うと、瞬時にミサキに変化し、魔法を放ってきたり、幻術を使って、身を隠しながら、攻撃してきたりと多彩に俺を攻めてくる。
戦い方も自分で学んでいることを知り、どんどん強くなっていくリンネ。俺を楽しませる奴はそう居ないと褒めながら、しばらくリンネと遊んでいた。




