表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
37/132

37 誕生日にはケーキを

 なんだ、なんだよ!

 菊の花はまだいいとして、皿にマンジュウが三つとは、なんとも的外れなお祝いではないか。

 誕生日にはケーキが常識だろう。

 それにロウソクもたったの二本かよ。

 オレは六十だぞ。

 どう考えたっておかしいじゃないか。

 家族のみんなを前にして、

「おい! 今年は、なんでケーキじゃないんだ」

 オレは怒鳴った。

「あなた……」

 妻が神妙な顔でオレの前に正座する。

 タタミに手をついて、この無礼をわびようとでもいうのか。

 うん?

 なんで、そんなもの……。

 妻の手に数珠があるのだ。

「ポックリいっちゃって」

 チーンと音がした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] >30 呪いの物語 なかなか引き込まれる文章でしたが、 途中で某芸人さんの「押すなよ? 押すなよ?」 を思い出して、ホラーなのになんか笑ってしまいました(笑)。 >33 赤の他人 >…
[良い点] とてもユーモラスな話だと思いました。毎年誕生日にはケーキでお祝いしてもらっていたのですね。 最後のチーンが上手い締めくくりでした。
[一言] コメディだと思ったらホラーでしたか!(´⊙ω⊙`)意外な展開面白かったです!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ