設定資料その1
現時点での設定と登場人物をまとめました。
思っていた以上に用語があって、我ながらややこしいことになっていると気づいたり反省したり。
<舞台>
・ザスピル
睡眠時に訪問する、夢と認識される精神の世界。
マナを万物の理とし、規則の遵守を絶対としている。十七年前に戦争があったらしい。
・街
住人が行き交い日常を楽しむ古代都市。中央より四方に大きな街路が通り、中心にある噴水広場は人々の憩いの場として親しまれている。
原則客人が足を踏み入れることはない。季節や行事に敏感でその時々に合わせた飾りが施される。
・中央/王宮
街の北部に位置する王宮兼街の心臓部。限られた者のみが出入りを許可されている。
貴族や宮廷に使えるものたちが生活を送る謎多き場所。
・空間
住人が私有地内に創りだした魔法世界であり、客人の願いを叶える仕事場。所有者は際限なく魔法が使用できる。他の住人も入場可。
・物質世界/現実世界
客人が生を受けた世界。マナが存在しないため魔法は使用できない。人類は発展させた科学の恩恵を受け日々進化を遂げている。
・弐路市
ヴィジョナリーを含む客人たちが住まう大都市。経緯に広い道が通り、東西南北の地区に分けている。
比較的自然豊かで交通の弁も良く、住みやすい都市ランキングでは上位にランクインしている。
・弐路学園
ヴィジョナリーたちが在籍する私立学校。全国的に有名な学校法人で、高等部・中等部・初等部がある。
都市との関係も深く、著名人を数多く輩出している。今年度百周年を迎えた。
<用語>
・住人
ザスピルで生を受けた者。規則に縛られ、客人をもてなす使命を授かっている。
・客人
物質世界で生を受けた者。睡眠時ザスピルへ訪れ、自身の願望を叶えてもらっているが、魔法によって記憶を削除されている。
・ヴィジョナリー
ミスターと契約を交わしたことで固定魔法を操る能力を得た客人。ザスピルに落とされた魔塊の回収を主な役割として、住人の支援や質の悪い客人の始末なども行っている。
・魔法
ザスピルで主流の技術。マナより魔力を引き出し、思い描いた現象・物質を具現化させることができるが、訳あって住人は使用制限が課せられている。ヴィジョナリーは固定魔法(一種類の魔法)のみ使用できる。
・魔塊
客人の満たされない願望が蓄積し、容量を超えたことでザスピルへ投げ出された想いの集合体。非常に強力なマナを含み、魔物を引き寄せ、周辺にいる人々にも悪影響をもたらす。
・魔物
魔塊を狙う魔法生物の総称。原型はなく、分裂と集合を繰り返す黒の物体。物に憑依することもある。基本的に魔塊を持つもの以外は攻撃しない。
魔塊あるところに魔物現れ、魔物現れるところに魔塊あり。
<登場人物>
・ハク/空木伯
本作の主人公。四月より弐路学園高等部二学年となる。生徒会に所属しているお人よし。
シナモンロールにメープルシロップをかけたような性格をしている。
あらゆるものから味方を守る魔法障壁を展開させる。
・ハナダ/花代藍
ハクと同級生の女の子。学校組織には所属せず、音楽家の卵として有名奏者に師事している。学校では目立たないよう立ち振る舞っている。
話を聞いてそうで聞いていない天然。
あらゆる特徴を別のものにする変装魔法を身に纏う。
・シキブ/式部菖
ハクの先輩の青年。多くの人に慕われ、期待される生徒会副会長。機嫌を損ねると口調が荒々しくなる。
最も恐れる存在は女子。
あらゆるものを切り裂く魔法の刃を形成する。
・アカネ/緋月茜
ハクと同級生の女子。一代で富を築き上げた緋月弥絵の孫娘。馬術部に属しながらも学年一位の成績を収めている。
高所恐怖症で絶叫マシンとホラーが大の苦手。
あらゆる困難に立ち向かう使い魔を召喚する。
・ツグサ/山吹つぐさ
ハクの後輩となる天真爛漫な少女。四月より弐路学園高等部へ編入する。入学試験満点を叩き出した天才。
マイペースで甘味しか口にしないが虫歯はない。
あらゆる自然現象を魔法で使役する。
・ミスター
女王に仕える宮廷顧問の召喚士でヴィジョナリーの生みの親。滅多に宮廷の(執務室から)外へ出ない。
ようやく第一章を締めくくることができました。
これより先は前作『Visionaries』の修正・改訂版へ続きます。
移転完了まで前作は閲覧できなくなっていますが、終了後は短編として本編の息抜きに更新していく予定です。
のんびり更新ですがお付き合いいただくと幸いです。
黒城




