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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
海の幽霊編
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98/108

ドリーの判断

―数分後

「大丈夫、落ち着いた。」

そう言いドリーはずっと抱きしめるように支えてくれていたセキヤの肩を優しくポンポンと叩いた。


それはありがとうという意味ともう離してくれて大丈夫だよの2つの意味を示す行動だった。

セキヤは理解したように、ゆっくりと支えていたドリーの背中からゆっくり手を引いた。


「それで、これから話すんじゃが良いか?」

サタナキアは5人のいる中心へと動きながら質問した。


「僕は大丈夫だけど…。」

そう言いながらテータはドリーを見つめた。

幻覚から目を覚ましてすぐにちゃんと情緒が安定して保てるのかと不安だからだ。


「私も…テータくんとは同じ意見だよ」

とナキアも同様に心配しながらドリーを見つめた。


「わたしは少し休憩すべきだと思うけど?2人のことを考えたら」

とハンテは不機嫌そうに答えた。

ハンテの脳内にはサタナキアへの不満が溜まりに溜まっているが 落ち着かせるように腕を組んでるが、それが余計に苛立ってるのだろうとテータとサタナキアは見てわかった。


「俺はヒーローになりたくて、あの記憶を見た 僕の見た記憶のMOJは確かに、葛藤しながらも自分の正義を貫こうとしてた。 ここまで見たんだヒーローとしてここで引く訳には行かない!」

とセキヤは憧れのMOJが戦っていた姿に感銘を受けてこのまま話を聞くという選択を選んだ。


「それで?そこで怯えてるだけのメガネはどうするんだ?」

サタナキアは圧をかけるようにゆらゆらと浮き動きながらドリーの方へと近づいた。


「私は、」


「まさか、私は憧れの天使が実は凶悪な愉快犯と知って、震えてビビっているんじゃないだろうな?」

サタナキアはドリーの発言を遮りながら、キルフィールについて発言をした。


「お前、いい加減!」

ハンテはサタナキアの態度にだいぶヘイトが溜まり、さすがに限界が来たのか1歩踏み出す瞬間、

ガシッと誰かに肩を掴まれてた。


「っち、なんでだよ離せよ!」

ハンテは掴んだ手のひらを逆につかみ返して後ろを振り返った。そこにいたのはナキアだった。

ハンテはナキアの手を振り払おうと必死に動いたが、ナキアも負けずとハンテの肩から手を離そうとしなかった。


「たしかに、サタナキアはいつも傲慢でわがままだけど 今のサタナキアはなんか、どこか違うの。」

とナキアはサタナキアの様子がいつもと違うことを指摘にし、なにか考えてるのではないのかとハンテに対して伝えた。


「一旦私を信じて欲しい。」

ナキアがそういうとハンテは深呼吸をし、一旦その場で落ち着きを保つことを選んだ。


「私は…、確かに憧れていた天使が実は裏でこんなにも酷くて、残酷な存在と知って 有り得ないほどのショックを正直いうと受けてはいる。」

ドリーは語りながらキルフィールに対して憧れを持っていて、何よりその憧れは自分の理想とは違い、非人道的であると言う存在だったという現実から目を背けるように顔を下に俯いた。


「だけど、だからこそ!」


「私は私の憧れだった存在になりたい! 私が信じていた本物の天使のように私がなればいいと思う!!」

と目の前にいるサタナキアに訴えかけるように正面を向き、自分の気持ちを真剣に語った。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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