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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
海の幽霊編
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ここから先は

「それに関して、我から教えたいことがある そこの赤髪の坊主も メガネの女も ここから先を聞くなら我の計画に乗るということになるが、覚悟はできておるか?」

サタナキアは顔や表情は汲み取れないが、明らかにセキヤとドリーに対して 本気で関わることに対して圧をかけてるのが喋り方だけでもわかる。


セキヤは困惑した それはただ単純にビビって怖がってる訳ではなく、ここからは先は本当に危ないのを察したからだ。

セキヤは天使に対して厳しかったハンテを見ていたから、余計に不安を煽るような言い方をするサタナキアの発言に真実に対する不安が隠せなくなっていた。


「…私昔から、天使に憧れていたの」

ドリーはいつもとは明らかに神妙な面持ちで語り始めた。

セキヤも何を言うのかと、生唾を飲んで見守った。


「だから、色んな話を知ってるの 堕天使の話だったり天使と悪魔の事だったり…でもそれが、今まで私が聞いてきたことの全てが嘘でも、それでも私は 本当のことを知りたい。」

とドリーは浮いてるサタナキアに対して、怖さもあるのだろう身体を震わせながらも精一杯に顔を合わせて胸を張り 目をキリッと鋭く真剣な眼差しに変えた。


「それがもし、私を傷つける真相だとしても…だから着いていかせてください!」

ドリーはサタナキアに対して、頭を下げてそう声を上げた。

ドリーのその様子を見つめていたセキヤも我に返り、一緒にアタマを下げた。

その様子を見たサタナキアにはどう伝わったのか分からないが、ゆっくりと動き始めた。

多分これは話してくれるという意味だと思う、そうテータ達も理解した。


―談夜山 頂上付近の山道


「ここら辺で良いじゃろう。」

サタナキアはそう言い、その場に浮きとどまった。

そこは何の変哲もない 談夜湖に続く下り道だったが、多分それをサタナキアはあえて選んだのだろう。


「まずは、我やハンテ そして我がナキアとおる経緯を話そう… いや、見てもらった方が早いの」

そう言って、サタナキアは謎の光をセキヤとドリーに浴びせた。


その瞬間、サタナキアがこのアビリシティに来てから見てきた記憶の全てが過ぎ去るように、脳内を駆け巡った。

ナキアとの契約の話、テータと出会った時の話もMOJとの出会いや戦闘の話も 全部がドリー達の記憶に刻まれていった。


「…はぁはぁはぁ」

ドリーとセキヤの意識は一瞬にして、談夜山という現実に戻ってきた。

あまりにも、長い出来事を数秒で見たことにより、セキヤとドリーはその場で目眩と動悸を起こしてしまった。


「サタナキア!何をした!!」

ハンテは拳を震わせながら、怒号をあげた。


「分かりやすく記憶を書き換えてやっただけじゃ!!」

サタナキアはハンテの怒号に対し、怒鳴り声を上げ返した。


「…ちょ、ちょっと2人とも」

2人を遮るドリーの声はあまりに弱々しい声で身体も振り回されたのかと思うぐらいふらついていた。


「大きい声が、頭に響く…。」

セキヤもふらつきながら弱弱しい声でそうボヤいて、ドリーとセキヤは同タイミングでその場に倒れた。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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