老人フォルと談夜山
「あぁ、驚かせてすまんよ。 わしはこの山の管理人フォル、という者じゃ 以後お見知り置きを」
そう語ったフォルは5人に対して、頭を軽く会釈をした。
「管理人なんて聞いたことあったか、?」
セキヤはテータの耳元で囁き質問した。がテータも管理人が存在したなど知らなかった。
ナキアとドリーは少しずつ足をずらしながら 老人フォルと距離を置いて、ハンテ達の近くへと立ち尽くした。
「ここは、立ち入り禁止区域だったりしたかな、それだったら申し訳ないすぐに、」
とハンテが皆を連れて立ち去ろうとした時
「いや、いいんじゃよ。 ここの噂を聞いて以降 人がぱったりと来なくなったから 珍しいお客さんかなと思って、見に来ただけじゃ 邪魔だったかな すまんの」
そう言い立ち去ろうとする老人の背中はどこか寂しそうに見え、テータは不意に
「待ってください! 管理人さん 色々お話をしたいんです!」
と声をかけ、フォルの足を止めさせた。
「ばか、何やってんだよ。」
ハンテは声をかけたテータにフォルに見えないように口元を隠しながら聞こえない程度の小声で囁いた。
「わかんないけど、危険じゃないかもしれない…。なんなら噂の真相を聞けるかも」
テータは小声でハンテに自分なりの意見を答えた。
ハンテは1度おでこを手のひらで支えるような格好になりながらため息をついて、理解しきってはないが テータの提案に乗ることにしてみた。
「そうじゃ、それなら ここの高台も良いが わしの休憩所に来ないか?」
そう言いながら、フォルは5人に対して手招きをし 自分の休憩所へと ゆっくり歩き始めた。
「テータ、信じてもいいんだよね、?」
ナキアもハンテと同じように突然現れた老人を疑いながら、テータの耳元で小さく囁きながら、不安がっていた。
それだけじゃない、他にもセキヤ、ドリーまでもが不安がってるのを気づけていなかったのだ。
自分だけがこの老人に対して安心感を抱いており、老人が1人なのは寂しいだろうという自己的な正義感で 他の人々の表情を汲み取ることができてなかったことにテータは自分の正義に自責の念に囚われた。
その瞬間、右肩をトンッと誰かが軽く触れた。
右肩の方を見るとそこには、ハンテが落ち着かせるような顔で肩に触れていた。
「お前はお前の正義を貫いたんだろ その顔は私も鏡越しで見たことがある 自分の正義を信じれてない顔だ」
とハンテはまるで心を読んだのでは無いのかと言うような面影で、不安がっているテータに対して 優しく語りかけてくれた。
ハンテが語った、一言だけでも今の不安だらけだったテータにとっては安心へと成り代わる一部として必要不可欠だった。
「ありがとう、自分が信じないとダメだよな」
そう言いながら、ハンテの優しく触れてた右肩についてる手のひらをテータ優しく叩いて、ハンテに微笑んだ。
「着いた、ここじゃよ」
そう言いフォルがみんなの足を止めさせた、そこは 高台の入口から少し離れた小さな小屋だった。
木材で出来ているが、誰かが住むにしては狭いだろうが、物置部屋としては使えそうなくらいの大きさだった。
「狭いが、5人とも 話すのに安全なのはここしかない ささっあがってくれんか?」
フォルは入口のドアを手で開けながら テータ達に入るように手招きをした。
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




