休日の日常、潮風なびく
ナキアの手作りの料理は、手の込んでいるからだろうが、そことなく秘密の隠し味、愛情というものが含まれている感じがしてものすごくではないが、美味しいと感じる。
隣で、バクバクと人の気もしれず食べている、赤の他人がいなければ…。
「ふぁ?ふぁひひへんはお」(は?何見てんだよ)
口の中にトーストをこれでもかというぐらい詰めて、リスみたいなほっぺになりながら、ハンテは嫌な顔して見つめてくるテータを睨み返した。
「食べ物、口に入れてる時は喋らない。」
そう言いながらテータは隣で座ってるハンテの頭を軽くゲンコツした。
その状況を目の前で見ていたナキアは何故か急にバクバクとトーストを貪り始め
「ほーはよ はんへはん 」(そーだよハンテちゃん )
ナキアもお口パンパンにして、テータに突っ込んでもらおうと、ワクワクしながら喋ったが、テータにはその思考がみえみえだった為、あえてスルーして自分の食事を再び始めた。
「は、はんへぇ??」(な、なんでぇ??)
ツッコミが来なかったことにガックシとナキアは肩を落とした。
ハンテはそんなナキアに対して、ナイス行動と言わんばかりのサムズアップをしながらニヤリと笑った。
そんな2人をテータは見ながら、ため息吐きたくなるほど、呆れた。
―食後 テータの部屋
「へー、ここがテータの部屋? なんか綺麗なの意外だな」
ハンテは初めて来たテータの部屋の本棚や勉強机等をキョロキョロと見ながらそう呟いた。
ナキアはそんなハンテの呟きに共感するようにうんうんとうなづいた。
「この感じだと、お前のところのリーダーにも部屋が綺麗なの意外と言われそうだな、」
テータは以前、リトが来た時にも 綺麗なのを意外だと言われたことを思い出し、自分の見た目はそんなに部屋が汚そうに見えるのかと不思議に思いながら 寝癖の付いてる髪を少しだけ掻いた。
「それで、海の幽霊の件 ハンテは知ってるのか?」
テータは話を切り替えながら自分の定位置である勉強机の椅子に座り始めた。
「うーん。正直聞いたことないな」
ハンテは海の幽霊について考えながらハンテとナキアは床のマットがある部分に腰をゆったり下ろした。
まぁ、分からないもの無理はない その話題が出てた頃にハンテ達はリトがやられて 2人とも登校せずにひたすらテータ達を打倒すべく作戦を考えてたりしてたから、外の情報をあまり知れてなかったのだ。
「でも、もし誰かが行方不明になってるなら、この街のヒーローとして見過ごすわけないには行けないからな」
そう語るハンテの目は真剣かつ目の中の瞳が輝いており、それはまるで言うだけではなく、本当にヒーローのような目をしていた。
「そうか、じゃあ 一応僕らが聞いた 海の幽霊の噂教えてやるよ。」
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




