真実と幻影
ー夜 テータの部屋
「海の幽霊が悪魔…?」
テータは夢を見る前にロヴに教えてもらった情報をナキアに教えたが、例え教えてくれた相手がテータだとしても、ナキアは信じようにも疑いが晴れない感覚に陥った。
「悩むその表情わかるよ、最初聞いた時にそうなったけど ひとつ引っかかるワードも言われたんだよね。」
そう言われたナキアも少しだけ、興味を湧いたよう耳と身体を近づけた。
「キルフィール、」
そう言うとナキアは驚愕と同時に口を開けて驚いた。
「キ、キ…」
「キルフィールじゃと!?!?」
動揺で口をどもったナキアの発言を遮るようにナキアのパジャマのポケットからGOATの中に居るサタナキアが驚愕しながら、飛んできた
「しかし、前もベレトの時もそうじゃが なぜ自称天使が悪魔を利用してるんじゃ?」
と不思議そうにサタナキアはキルフィールを
「それ、僕も気になったんだ、そしたら『「天使は人間の味方では無く いつだって正義の味方なんだ。
その正義は自分を守る為の行動だったり、助けるためだったりするだけであり 誰かを救うような存在ではないんだ』ってさ」
とロヴに教えてもらった事をキルフィールに話した。
「天使は可愛いみんなの味方じゃないの!?」
ナキアは天使に裏切られたと言わんばかりにショックで頭を抱え悶絶をした。
「キルフィール…天使……、なんか引っかかるやつじゃの。」
サタナキアは少しだけ不安そうな声で独り言を呟いたが、その声はテータに聞こえてきた。
テータはいつも明るい声とは違うその声色を夢の中で聞いたことがあった。
「それは、過去にいた親友、友達との話と関係があったりするのか?」
声色が変わった時 それはナキアに助言をしてた時、自分の過去話をサタナキアがしてた時だったのを思い出し、テータは質問をした。
「なぜ、主が我の友のことを知っておる…?」
サタナキアの頭には驚きと困惑が流れていた。
「サタナキアの友達…? 2人ともなんの話をしてるの?」
ナキアは困惑してるサタナキアを心配するように空に浮いてた GOATを掴み、撫でる仕草をした。
「やっぱり、あれはただの夢じゃなかったのか…。」
―ブチンッ
「あーあ、気づいちゃったよ。どーする?ビュート」
キルフィールは自分の部屋に映っていた3人の監視映像を切りながらそばに居たビュートに質問をした。
「はい、キルフィール様 この場合 映像に映っていた、3人を処分するのが良いかと、」
ビュートは頭を下げながら 提案をしたが、キルフィールはふーんと言いながらその提案はつまんないと言わんばかりな態度を取った。
「わたし的には、見てる視聴者を消すのもいいと思うけど」
そう言いながらキルフィールはスマホ越しに小説を見ていた存在をまるで知ってるかのように見つめた。
「ま、仕方ないよね 私の力、幻影はあくまで事実を幻に書き換えるだけの技だから、キャラが言い出した事や言動は書き換えることが出来ないからさ、」
キルフィールは自分は悪くないと開き直りながら、自分の机に置いてあったポテチを掴んだ。
「サクッ」
開けたポテチを1口だけ食べた後、不服そうな表情へと変わった。
「なにこれ、油と塩でコーティングした お芋って 余計なことばっかするなー、人間は そもそもじゃがいもというのはあの泥や芽が美味しいんでしょ? それを工場に入れて変な味に…」
とキルフィールは加工されたじゃがいもにブツブツと文句を言い放ちながら、ボリボリとポテチを貪った。
「ちっ、美味しくないなら食わなければいいのに、」
とキルフィールに聞こえない程度の小さい声でビュートはボヤいた。
「なんか言った??」
「いえ、何にも」
「…ふーん、あ!そうだ! 君があの3人を食べちゃいなよ!だって君は、暴食の名を持つ 悪魔ベルゼ家 の長男 【ベルゼ・ビュート】君だもんね!」
ワクワクしながらキルフィールはビュートへ指をさして微笑んだ後、また口に、ポテチを含んだ。
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




