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64:キルフィールという天使

キルフィール

名前を直訳すると、死を感じるとなる、天使

しかし、そのような名前の天使はこの世には存在しないとされている。


MOJの崩壊、悪魔ベレトの生誕に関わった天使である、その正体は―


「キルフィール様…誰にお話してるのですか?」


「あー、ビュートくーん この小説を読んでる子達に話しかけてたのさー、ね?見てるんでしょ??」


「また、幻覚でも見てるのですか…。」

虫のような触覚を頭に生やしモノクルを付けた執事服の深緑の男は頭を少し抱えながらため息を吐いた。


「またまたぁ、ビュートくん。恩人に向かってその言い方はないんじゃないかい?」

キルフィールは声色を明るめから少しだけ抑えてビュートを睨みつけた。


「君を生き返らせたのはだーれ?」


「…キルフィール様です。」


「糞の王と言われた悪魔を生き返らせたのはだーれ?」


「キルフィール様です。」


「だったら、私に戯言を抜かさないでね?」

そう言いながらキルフィールは水色の光を指先からバチバチ光らせながら、ビュートに対し脅しをかけるように指先をビュートの胸部分を指した。


「はい。」

ビュートは胸部分を片手で抑えながら生唾を飲み込み、会釈をした。


「いつでも、悪魔なんか殺せるんだからさぁー…、」

そう呟き、キルフィールは水色の光を煙のように口で吹き消した。


「…いつまで見てるの、」


目の周りがバチッと水色に光り、視点が移り変った。


―アビ校中央部 校庭

「にゃ…!?」

ベレトは幻覚のような夢のような感覚から目を覚ました。


「なんじゃ、やけに静かじゃと思ったけど悪魔力を使い果たして寝てたのか」

ベレトは隣を見ると仮面だけが浮いている状況に肩を揺らし驚いた。


「我の格好に驚くか?猫のくせに」

とサタナキアは鼻で笑った。


「それもそうだにゃ、」


「これからどう生きていくんじゃ?野良として生きていくのか?」

サタナキアはベレトの質問をした。


「そうだにゃ、アイツら3人にまた寄り添って生きていくにゃ」


「これ以上迷惑かけるようなら、我が貴様を取り込むからな」

サタナキアがそういうとベレトは少しだけ怖気づき、少しだけサタナキアから距離を置いた。


「あれから、貴様は寝てたから覚えてないじゃろうけど、あの3人は多分―」


―放課後

「「停学ぅ!?!?」」

テータとナキアは声を同時にあげて驚いた。

リトはその声に驚きながら人差し指を唇の前に当てて「しーっ」とするジェスチャーをした。

2人はハッと気づき何故か、お互いの口を抑えた。


「…まぁ、休学は免れないよね 自分の後輩達に手を出してしまったしね」

とハンテはスマホを見ながら、吐き捨てるように語った。


「ハンテ先輩!」

ナキアはそう言いながら、ハンテからスマホを取り上げて


「歩きスマホ!メッですよ!」


「! ちょっと!返して!!」

ハンテはナキアからスマホを取り返そうと動くが、ナキアはヒョロヒョロ避けながら走って逃げていき

ハンテもそれを追いかけるように走った。


「ハンテさん、初めて会った時より少し笑顔増えましたね」

テータはカネヅの隣に行きそう声をかけると


「お前の相方だってそうじゃないか。」

と返し少し微笑みながら、走り回ってる2人を遠い目で見ていた。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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