59:MOJ決戦Ⅴ
「バリパリパリーン!!」
と近くにいるテータとカネヅには明らかに聞こえる音で粉々に砕いた。
あまりの衝撃的な音に カネヅとテータは手を止めてサタナキアの方を見た。
ゲスな笑い声を密かに出しながらサタナキアは
「さぁ、始めようか…悪魔狩りを!!」
とその場で笑いながらカネヅ達の方を見つめた瞬間勢いよく走り出し、カネヅがその行動に気づいた時には、もう遅かった。
走った時のスピードを崩さないままサタナキアは地面を蹴り、カネヅの顔を片手で掴み、そのまま勢いよく後頭部を地面に振り投げた。
倒れたカネヅは何が起きたか分からず動揺してたが、その場にいるサタナキアに向かってハンマーを振ろうとしたが サタナキアは1歩だけ下がり、カネヅが振り被ったハンマーの持っている手を右足で蹴り上げた。
「ぐあぁ!!!」
蹴られたことにより持っていたハンマーは勢いよく吹き飛び、手から離れていった。
そして後頭部を地面にぶつけたことによって遅れて手足の痺れ始めた。
「ハハハッ! 我に勝てると思ったか??そこの凡人」
サタナキアは片手を腰に当てながら、動けず倒れてるカネヅに対して指をさして笑った。
「サタ…ナキア…遅いよ…。」
ボロボロになったテータがフラフラしながら、サタナキアに近づいたが肩に触れる直前で足に力が入らなくなり倒れ始めた。
が、地面に着く前にサタナキアはテータの上半身を腕を使って抑えた。
「すまんな、元主 我らの話が長引いてしまったようじゃ。」
サタナキアは少しだけ、悔しそうな顔をしてゆっくりと地面にテータを座らせた。
「それよりGOAT…壊したけど、ナキアは?」
テータはナキアを心配するように座り込んだ身体を動こうと足をあげた。
「心配するな、そろそろ戻る時間じゃ…!」
そう言いながら立ち上がろうとしたテータの肩を押さえるサタナキアの表情は心配でいっぱいいっぱいになっていた。
抑え続けて数秒経ち始めた時、GOATの割れた破片達がゆっくり上に上昇して破片一つ一つが意志をもつように塊になって、サタナキアの方へ飛んできた。
サタナキアは勢いよく飛んできた塊を片手で掴んだあと
「【悪魔道具変化】」
と唱えた。
その瞬間、塊ゆっくり空中に浮きサタナキアの顔の正面の所まで来た時に紫と白に光り初めた。
サタナキアは光る前にテータの目を手で抑えて、自分の目線も光に当たらないように逸らした。
数秒光り続けた謎の塊はやがて一つの武器へと変わっていた。
手を離してもらってテータは目の前に浮いてる武器を見て、何が起きたかわからずポカーンと口を開けた後に
「これは…?」
とサタナキアに質問をした。
「GOATRIDENT…、悪魔を撲滅するために作り直したGOATの新たな武器じゃ」




