57:再契約Ⅱ
「契約者の主をテータから私 ナキアに変更 それに伴い 仮面をかぶり所持する者を私へと変更」
とナキアは自分を指さしながら堂々と胸を張って言った。
「ほぅ、そうなれば…ルール違反をした訳では無いから恐れというものへの倍増が無くなるということか…
しかしそうなると、貴様があの男に渡した契約書もパァになるのでは無いのか?」
サタナキアはナキアに対し感心したと同時にひとつ残った違和感に対しても追求し始めた。
「いや、そうはならないよ。」
ナキアはそういい、1枚の紙をサタナキアの方へ投げつけた。
サタナキアは投げられた紙切れが顔にぶつかるギリギリの所で受け止め、紙の中に書いてある文字を声に出して呼んだ。
「契約書…?」
サタナキアが今持っている契約書それはテータの契約書だった。
そこにはこう書かれていた
「ハハッ…書き直したか!」
「正解…!」
ナキアは今までは悪魔との契約を書いていたところを主という文字で書き直したのだ。
そのことにより テータとサタナキア そしてナキアとサタナキアのめんどくさい契約すらも書き換えたのだ。
ナキアの配下にテータ そしてサタナキアが追加され
テータとサタナキアは同等のレベルへと変わったのだ。
そして主であるのは悪魔サタナキアではなくナキアであるため、テータの命の保証はナキアの身体を使うサタナキアが サタナキアの命の保証は ナキアが守る契約へと変わったのだ。
「余計なところを削った結果、こう考えたのさ!」
と、ドヤ顔で語るナキアにサタナキアは1本取られた感覚がし、悔しそうな表情でナキアを睨見ながら笑う。
「しかし、契約書は…体内に眠るはずでは…?」
「それは悪魔だけの話、契約は悪魔にとって命だけど、私たち人間からすると破っても極論死なないのよ。」
「まぁ、でもこの契約書だけ見ると主はたしかに、恐れを消すことができたが、その代償が、かなり自分を追い詰めてしまうのでないのかぁ?
暴走化 それに命を守るための保証 そして立場の自由これは我に撮っても貴様にとっても命をかけるのと同等のレベルじゃ」
サタナキアは再び契約する前と同じような目付きでナキアを見つめて声をかけた。
それは嘘をついてなくおふざけやからかうような言い方ではなく真剣かつ慎重な感じで
ナキアは少し黙り込んで、大きく息を吸った。
息が喉を通り始めた時ナキアの脳内には色々な映像が端的にフラッシュ暗算のように通り過ぎていった。
最初にテータと出会った時、ボロボロになったテータが起き上がり安心した時、朝ご飯をテータと一緒に食べる時、登校中ふざけ合いながら2人で歩いてる時 など色々な映像がナキアの中に巡った。
「黙り込んでないで答えたらどうだ?」
サタナキアが目を瞑ってるナキアにそう声をかけた。
「私は―」
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




