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56:再契約

(私は間違ってなんかない。恐怖も自身も身体も全て私のもの 私だけのもの 悪魔…再契約しろ!!)

ナキアは恐怖よりも自信という強さでサタナキアに向かい再契約を要望した。


「ははっ、ハハハハハ面白い!!」

サタナキアは高らかに笑った。

ただ笑ったのではない、今までのように生意気な存在や、役に立たない小娘に笑ったのではなく 最初に出会ったナキアと今目の前で再契約を要望するナキアが複写のように重なったからである。


「いいだろう!」

そう笑いながらサタナキアは指を鳴らした。

パチンッと鳴らしたら2人は謎の空間に吸い込まれていった。

そこは見覚えのあるポワポワしたピンク色の背景にそこに少しだけ混じる、紫と赤色の光が所々から光り出す場所。


「それで、どんな契約を求める?」

禍々しい椅子に座り込んだサタナキアが仮面を外しながら目の前にいるナキアへ語る。


ナキアは少し黙り込んで、考え始めた。

恐怖を消してもらう それにテータの安全保障 これが成立する契約 それをどうつけるか、が悩みの種である


「ほぉ、さっきまでの威勢はどうした?」

サタナキアはニヤつきながら黙り込んでるナキアに対し煽るように声をかけた。


「…わかってるっての!」

ナキアは自分の思考の弱さにイラつきながら、頭を掻きむしった。


(考えろ…考えろ…、どこかに何かしら悪魔の隙が契約の隙があるはず、)

悩みこんだナキアは前の行動を思い返す。


『貴様の能力DEMONIZEデーモナイズは悪魔化させる能力じゃ、もしそれを自分自身に使うよう物なら悪魔の制御が限界を迎え暴走してしまうかもしれん。そうなれば作った契約もパァ当然じゃ』

ここに関しては、自分が仮面を被ったことにより悪魔化が暴走してしまうという警告なだけ。


『それと、その仮面は他の人の生命力を奪うことができ、それが我の栄養素になるんじゃ 貴様が被ることによって貰えはするが、貴様自身の生命力ではなく、悪魔化する力を吸い込むのじゃ。』

私の生命力に悪魔化の力もあるという事実 ここに関しては変更の余地もない。


『それは我にとって、()()()()()()()。じゃから他人に被らせて貴様はその仮面を被ったものを操れ。』

…最初から引っかかっていたこの発言 つまらなすぎる

つまり出来なくもないということかもしれないとナキアは考えそして、ひとつの答えにたどり着いた。


「契約変更だ!!サタナキア!」

ナキアは大声で退屈そう欠伸をかいていたサタナキアに声をかけた。


「おぉ!どんな契約じゃ?」

サタナキアは椅子から前のめりに倒れ込みそうなほどの勢いで食いついた。

足はバタバタしてまるで今日のおやつはなんだろうとワクワクしてる子供のような行動をサタナキアはし始めた。


「契約者の主をテータから私 ナキアに変更 それに伴い 仮面をかぶり所持する者を私へと変更」

とナキアは自分を指さしながら堂々と胸を張って言った。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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