表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
58/66

55:サタナキアとナキアⅡ

私は元々、怖いと思うものを思い浮かべろと言われると口が裂けてたり、目がガンギマっているようなお化けとか言う、自分で言うのもなんだけど普通な存在だった。


あの悪魔に会うまでは…。


『その時は貴様から恐れという感情を倍増させる。』

このセリフは私が契約を破るようなことをしたらどうなるかという質問に対して悪魔が答えた発言で、私はこの悪魔との約束事を破った。


破った理由それは仮面を被らせたら相手の生命力を奪うことになるからだ。

悪魔は私が命をかけてまでも欲しがった能力を、私に与えてくれた方の生命力と身体を奪うという契約を持ちかけてきたのだ。


私の恐怖が倍増するだけで、彼の命を助けられるなら、そう思っていた。

けど現実は甘くなかった。

彼に手を差し伸べられる時も、日常的に会話をしている時もいつしか、怖くなっていた。

嫌われるのかもしれない、離れられるのかもしれないという今までにない感覚の恐怖が自分の中でうずまき始めた。


そんな中で私の命を狙う集団が現れた。

自分の命を守ることを考え始めた時にはもう、悪魔との約束を破ったことすらも忘れていってしまってた。


昨日の夜、GOAT越しから聞こえる声は皆には綺麗で見とれてしまいそうな美声に聞こえていたが、恐怖でいっぱいいっぱいな感情になってたナキアにはその声すらも恐怖の対象となっていた。


怖さで言うと、怒鳴り声を基本的にあげられてるような恐怖 口を開く度に大声で怒鳴られている感覚はナキアにとっては恐怖とストレスでしか無かったのだ。

自分がなぜそうなったのか、何があったのかすら直近の出来事のせいで、覚えられていなかった。

だが、映像を見た。

その映像に映る自分はどこか強気で、自分の意見を言えてる存在だった。


そして、自分のやった事への間違いは無いのではないのか、そう思うようになってからはナキアの恐怖という感情の対抗策として自信という気持ちが溢れるようになっていった。


サタナキアに謝れば、それは自分を裏切り、自信すらも失ってしまうのではないのかと、怯えていたから。

だからナキアは謝らなかった。 いや謝れなかった。


(私は…)

サタナキアの頭に再び、ナキアの声が響いた。


(私は!間違ってない!!)

頭の中で響く声は大きく、そして耳を塞いでも聞こえるほどの声で、サタナキアの頭の中を響き渡った。


「なんじゃ!大きい声を出すなぁ!」

ナキアの響く大きい声にサタナキアは大声をあげ返した。


(私は間違ってなんかない。恐怖も自身も身体も全て私のもの 私だけのもの 悪魔…再契約しろ!!)

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ