44:悪魔の映像IV
『そうだな。これから貴様はあの男と契約しろ。そしてあの男にその仮面を被らせろ。そうすれば我が貴様の味方として現れてやろう。』
サタナキアはこれからすることを分かりやすく答えた。
『なんで、あの子に仮面を被らせるの?』
ナキアは名指しした事と仮面を被る存在が自分では無いことに疑問を抱いた。
『貴様の能力DEMONIZEは悪魔化させる能力じゃ、もしそれを自分自身に使うよう物なら悪魔の制御が限界を迎え暴走してしまうかもしれん。そうなれば作った契約もパァ当然じゃ』
サタナキアは分かりやすいように頭の近くで手のひらを広げるジェスチャーをして返答した。
『それと、その仮面は他の人の生命力を奪うことができ、それが我の栄養素になるんじゃ 貴様が被ることによって貰えはするが、貴様自身の生命力ではなく、悪魔化する力を吸い込むのじゃ。』
『それは我にとって、つまらなすぎる。じゃから他人に被らせて貴様はその仮面を被ったものを操れ。』
その発言は確かに、悪魔の思考そのものだった。
『それは我にとって、つまらなすぎる。じゃから他人に被らせて貴様はその仮面を被ったものを操れ。』
サタナキアはそう語るそれは、命の関わらない契約はつまらないからと言うなんとも悪魔じみた理由で、
『もしそれを断ったら?』
ナキアはサタナキアに睨みを効かせながらそう呟いた。
『その時は貴様から恐れという感情を倍増させる』
そう語るサタナキアの目は嘘などついてない真剣な目付きをしていた。
『…。』
サタナキアは黙り込んだナキアから目線を外し、自分の胸に指を指し契約書を取り出した。
『ほれ、これにサインしろ。』
そう言って契約書をナキアに投げつけた。
ナキアは黙り込んだまま無視を決め込んでいており投げられた契約書も掴もうともしなかった為、顔に契約書が多い被るように直撃した。
『それに今日中に契約しろ。その契約にサインした者が我の主となる。 決して他人に契約させる等余計なことをするなよ。』
そう警告した後、サタナキアは指をパチンと鳴らした。
その瞬間ナキアの目線がぐるぐると周り始めた。
異様に回る光景に黙り込んでいた状況では居られずたち始めた。
顔を覆い被ってる契約書を顔から取ったその時にはもう、そこは脳内ではなく、見覚えのある校舎に立ち尽くしていた。
「あと、もう少しで、休憩時間終わるよ…。」
目の前にいたテータが心配そうに呟いた 。
ナキアは脳内じゃない現状に周りをキョロキョロと確認し、その場にゆっくりと腰を落とした。
「ナキアさん?大丈夫??」
そんな状況を心配するような顔で慌てながらナキアに質問した。
「あ。う、うん!大丈夫!!」
ナキアは心配かけまいと先程の出来事を話すことをせず、テータに返した。
ありくらげ。です
感想、ご質問受け付けております。
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ではまた。




