43:悪魔の映像Ⅲ
『これが、契約書…。』
ナキアはこのA41枚ほどの紙1つで悪魔を操れるなんて
信じれないと思いながらその1枚を見つめた。
その紙にはこう描かれていた。
『これが、この子の契約?』
ナキアはサタナキアが差し出してきた契約書を興味津々に見つめた。
『これは、破ったらどうなるの?』
ナキアは契約書に指さしながらサタナキアに質問した。
『破ったら、破棄と示されるから悪魔の中に戻るんじゃ』
そう言いながら、サタナキアは契約書をビリビリに破りだした。
散り散りになった紙の端切れは風に吹かれた砂のように飛び、ナキアの持っている辞典に吸い込まれるように消えていった。
『さっき指を指しただけで、契約書出て来たけどあれは私でもできるの?』
そう言いながらナキアは持ってる辞典に対して指を指し、無い念を指から放つように顔を踏ん張らせた表情になりながら構えた。
『我だけの能力じゃ、貴様にはできん。』
頑張って念じてたナキアに対してサタナキアは興味を示さない感じに淡白な返答した。
少しだけナキアは恥ずかしい感情と共にサタナキアの淡白な返答にムスッとした。
サタナキアは黙りながら再び辞典から契約書を先程と同じように取り出し、尖っている牙でサタナキアは自分自身の指先を少し噛みちぎり認印と書かれた物の隣にある空白に血をつけた。
『これで、契約書完了じゃ。 そいつは貴様のサポートに徹する これから仲良くしてやれよな。』
サタナキアはそう言い、契約書を手で握りつぶした後に手のひらを広げた。
手のひらを広げた時にはもうそこには契約書は無く、まるでマジックのような手振りを見せた。
『それで、私はこれからどうすればいいの?』
ナキアはおちゃらけたサタナキアを無視するように質問をした。
なんの興味も示さなかったナキアに対し、不機嫌になりながらサタナキアは顔をムスッとした。
『そうだ、我には他にも封印されたことにより契約が破棄された配下がおった。』
サタナキアは思い出したように昔、自分に配下が居たことをナキアに教えた。
『主に三体、PRUFLAS AMMON BARBATOS貴様の仲間になるやつらじゃ。そいつらを見つけ出せ。』
ナキアは三体を覚えようとするが、頭が混乱しそうになった為、三体の配下ということだけを覚えることにした。
『その三体と協力関係や、契約が出来れば 能力SUMMON 要は召喚をする力が開放される。』
淡々とやることを喋るサタナキアに対してナキアは何からはじめていいか分からなくなってしまった。
『えっと、じゃあこれからすぐ私がすることって何?』
ナキアは混乱する頭を抑えながら質問した。
『そうだな。これから貴様はあの男と契約しろ。そしてあの男にその仮面を被らせろ。そうすれば我が貴様の味方として現れてやろう。』
ありくらげ。です
感想、ご質問受け付けております。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




