40:サタナキアという悪魔。
「なんじゃ、そんな驚くことか?」
宙に浮いたGOATから発される声は綺麗で見とれてしまいそうな美声で、ナキアの声とほんのり似ている声
その声の主はリトを殺しかけた、そしてテータを生き返らせて主と呼ぶ、ナキアの身体を仮面を使い乗っ取る存在 悪魔
「【SATANACHIA】…。」
「どうしたのじゃ?主?」
テータのぼやくように呟いた名前に悪魔こと、サタナキアはキラキラとした声で返事をした。
「この子が、サタナキア?」
初対面の動揺でナキアは手を震わせながら人差し指で宙に浮いてるGOATに手を近づける。
「気安く触るな!小娘!!」
怒鳴り散らかしながら、近づいてくるナキアの手から離れた。
「ひっ!」
大きい声で、ナキアは手を引っ込ませて怒られた子供のようにしょぼんとした顔になった。
仮面のせいで表情は見えないが、呆れるのか失笑してるのか分からないが明らかにバカにするように鼻でサタナキアはナキアの事を笑った。
「あれほど、情報教えて、契約のやり方ってやつを教えてやったのに、この小娘は!」
そう言い放ちナキアのおでこに向かってサタナキアは勢いよくぶつかりに行って見事直撃させた。
「あ!痛!!」
そういい座っていたナキアはサタナキアの勢いに負けゴロンと倒れた。
「サタナキア!!」
テータは勉強机の椅子から立ち上がりサタナキアに対して、子供を叱るように声を上げた。
「だってこの小娘!主に色目を使って!!」
拗ねたようにサタナキアはテータに反論した。
「い、色目なんか使ってないよ!」
ナキアはテータに目を合わせてアワアワしながら否定をした。
リトから見たら明らかに図星なんだなとわかるような仕草だったが、鈍感なテータはそれに気づかず、サタナキアに対して睨みをきかしてた。
「ふん!小娘!今回は見逃してやる」
サタナキアは不貞腐れながらそう言い放ち元の位置にゆっくりと戻った。
その発言と同時にテータも勉強机の椅子に座り込んだ。
「しかし、喋れるとはいつから黙ってたん?」
リトは顎手をを当てながら首を傾げてサタナキアに質問をする。
「我は、寝てただけじゃ!って、教えんかったんか!小娘!」
そう言い再びサタナキアはナキアのおでこに飛ぶように勢いをつけて向かった。
「ひぃぃ、ごめんなさい!忘れてました!!」
ナキアは勢いを出して向かってくるサタナキアに対して最初は震えて怯えていたが、謝る時は何回頭を振ったか分からないほど頭を下げた。
勢いを出しておでこにぶつかる直前まで来たところでサタナキアは方向を上に変え、回転し初期位置に戻った。
「ふん。やれやれじゃ小娘」
呆れたような言い方でサタナキアはボヤいた。
「いいじゃろう。我がこいつと話してた時の幻影を見せてやる。」
ありくらげ。です
感想、ご質問受け付けております。
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ではまた。




