39:MOJの方向性
転校生のナキアが現れた放課後
―MOJ基地内
「だからそれじゃダメなんだよ!!」
リーダーことカネヅはリトに対して声を荒らげた。
それは、以前送られてきたキルフィールからのメッセージからの転校生への対応に対してだった。
リトはメッセージ通り、仮面を壊せばいいと思い、その作戦を2人に話していた。
だが、カネヅはそこまで、甘くなかった。
悪魔と例の事件はカネヅの昔のトラウマになりかねない出来事に触れており、悪魔と聞くだけでカネヅは一触即発状態に至ってしまう。
そして今も、カネヅはリトの作戦に対して声を荒らげ、否定をした。
「悪魔は殺すべきだ!それが俺らMOJの正義だろ」
カネヅは目を血走らせながら、リトに対して言う。
「いや、殺すのは悪魔なのは理解できる、けどその仮面を持っとる転校生ちゃんまで殺すのはちゃうやろ」
リトも真剣な眼差しで、カネヅの睨みから怯まず、語る。
「ちょっと、2人とも…。」
ハンテはカネヅとリトを止めようとまずはカネヅのほうに、近づき肩を抑えたがもう冷静じゃないのかハンテの手をカネヅは振り払った。
振り払われた手をハンテは優しくもう片方の手で抑えながら、ハンテはリトに対して方を抑えて
「リトならわかるよね?」
と言いながらハンテはリトに対して冷静になろうと、言うような目で見つめてきた。
リトは一瞬だけハンテの手を掴んでくれたが
「なら、ウチはウチのやり方をやる。」
そう言って、リトの肩に置いていた手を優しくハンテの腰の近くまで戻した。
そう言い、リトはMOJの秘密基地から出ていってしまった。
カネヅは一息ついて、秘密基地の中央に置かれてる椅子に座り込んだ。
「大丈夫だよ。リトなら、やれると思うよ 憎いけどアイツ、ちゃんとやるやつだから」
ハンテは少しだけ悔しそうな顔しながら、そう語る
そんな姿を見てカネヅは少しだけ微笑み
「それもそうだな。信じてみるか3年間もいた仲間を」
と言い目を瞑った。
その次の日、リトがボロボロな状態で帰ってくるとも知らず…。
―現在:テータの家
「つまりその女、キルフィールってやつの予言でMOJは動き出し、リーダーはナキアに対して身勝手に殺意を抱いてるってわけか。」
テータはこれまでの話を端的にかつ、冷静にまとめた。
「そゆことや、長々とすまんかった」
リトは過去の話を淡々と話していたが、一息ついて顔を上げた。
「これからはこれからや。何があろうともウチはウチの正義を信じたい」
そう語るリトにナキアとテータは微笑み返した。
「まぁ、我を倒すのは無理じゃがの!」
ナキアの方から聞こえる声にリトとテータのふたりはナキアを見つめた。
「え!?私じゃないよ」
ナキアは驚きながら2人に否定した。
「我じゃよ!」
その声と共にナキアのポッケからGOATがひょこっと飛び出て、宙に浮いたままそこに留まった。
「我、サタナキアじゃ」
GOATから聞こえる声に3人は目を合わせ
「「「えーーーーー!!!!」」」
大きい声で声を合わせながら驚いた。
ありくらげ。です
感想、ご質問受け付けております。
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ではまた。




