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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
2章転校生狩り
22/46

21:作戦会議

2人はお互いの気持ちを尊重した上でナキアの部屋で作戦会議をすることになった。


まずテータの意思は

『テータやナキア自身の命の危険を伴うような行動はしないこと。』を条件とする話だった。


ナキアの意思は

『あくまで、敵の制圧を目標とする為であり敵自身の命を奪わないこと』を条件にナキアは行動しようと話した。


「でも、私はサタナキアでは無いから、命の奪うかどうかは分からないかも…」

ナキアはそう話す。

ナキアはあくまで悪魔に身体を貸しているだけであり、制御は不能との事

ナキアの浮かべる表情はたまに心をえぐられる感覚になってしまう。

何も出来ない愚かさを実感してしまうからだ。

テータはそんな感覚に浸りながら気になっていた質問をナキアにした。


「サタナキアはいつもナキアの身体に眠っているのか?」

首を傾げながら、質問したテータにナキアは視線を斜め上に固定して考え始めた。

数秒後何かを思い出したように近くにあったスクールバッグに座ったまま、手を伸ばしておもむろにあるものを取り出した。


DevilsPath(悪魔導書)!?!?」

テータは声を上げた。

それは以前初めて触れようとした時、電流らしきものを放ち触ることを許さなかったいや、触ることが出来なかった辞典だ。


「触るまで何日かかったけどねぇ、」

としみじみと語るナキアにテータは少しかっこよく思えてしまった。あの痛みを知ってるからこそ余計に


この辞典DevilsPath(悪魔導書)には悪魔のことならなんでも調べることができる優れものだ。(詳しくは14話にて)


その時点をナキアは1ページ、1ページとめくって、1つのページで手を止めた。


「これ、翻訳して?」

ナキアはそのページにはGOAT(ゴアト)と思わしきイラストが描かれているページだった。

悪魔の言語と思わしき所に指を指しながらナキアはテータを頼るような声を出した。

その声には疑うような感覚や恐れているようには微塵も感じない、そこにあるのは絶対的な信頼だった。


「仕方ないな。」

テータは分かりやすく人差し指の先でポリポリと前髪の生え際を掻いた。

テータは静かに目を閉じそのまま詠唱を始めた。


「【ABNOTEMPO(アブノテンポ) RALITY(ラリティ)】」(一時的で完璧に求めた異常)

「【DECIPHER(ディサイファー)】」(解読させて。)

ゆっくりと目を開けるとテータの目は以前と同じように綺麗なエメラルド色に光っていた。


「わぁー、」

ナキアも前と同じようにそのキラキラと光る目に魅了されて近づこうとした時、以前のテータの発言を思い出し、後ずさりしながら両手でぎゅっと胸を抑える仕草をした。


その行動にテータは長いため息を吐きながら遠い目をしていた。

ありくらげ。です

感想、ご質問受け付けております。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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