任務
あの怒涛の日から約1ヶ月が過ぎたが私は記憶は取り戻せないままだった
「悪夢 任務だよ
私が正式な名前をらもらうためにも大切なの」
「はいはい
まだ全回復もしてないし、元々病弱な俺をつれていくなんて…」
ここ1ヶ月でわかったのはこいつが思いのほか威厳がなくめんどくさやがりなことくらい
「悪夢強いから平気でしょ
任務中に記憶思い出すかもだし」
「ご自由にどうぞ」
からかうような口調で手をヒラヒラとさせる
私は悪夢に構わず腕にある模様から書類をだす
何回やっても不思議だなぁ
「ったく…
で、今回の任務だけど…」
「えーと」
私の手から書類をサッと奪う まるで蛇みたいに
「ちょっと!」
「今回の任務は悪魔殺しの悪魔の討伐」
淡々とした声で悪夢が読む
静かに仕事をしていればただのイケメンなのに…もったいない…
あれ?悪夢が首の後ろに手を回す
あれはなにかと自分に都合の悪い時に悪夢が自然とやる動き
「どうしたの?」
「この任務はダメだ」
はぁ〜?!ほんと何考えてんのか分からない
「なんで?」
「なんでも」
言葉が足りないにも程がある
「悪夢が行かないなら私だけで行く」
「本当にダメ」
ガチトーンじゃん
なんか新鮮じゃなくて私も何か言わなきゃ
「行く ダメなら理由を言って
言わないなら勝手についてくから」
「…………はぁわかった」
よし、きた!私が怒るのに悪夢は弱い
いや怒られ慣れてないだけ?
「この任務の討伐対象は君の元相棒だ」
「…もう1回言ってくれる?」
信じられない そんな私を隅に悪夢は続ける
「だから君の元相棒だよ
あいつがこんなことするとは思えないけど」
「行く そんな大事なことに向き合わないのはただのバカ 記憶が取り戻せるかもしれない行かない理由がないでしょ 悪夢が私の過去を教えてくれるなら話は別だけど」
「わかった……
その代わり、俺から離れないで約束」
相変わらず悪夢の目には生気がなかった




