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領主とは!

私は エキスプロー領の引き渡しが 1ヵ月後に控えていた。


エキスプロー領を頑張って治める為に 王都の学園を退学してエキスプロー領の学園に転入する事を決めていた。領主を頑張ってやりたいから 学園にどのくらい通えるか不明だけど、、

何せやる事が多い!代官も決めないといけない 領内に優秀な文官が欲しい エキスプロー領に於いては正しい教会を運営したいと思っている。


先日の事を思い出す。

シュリーは 私が呪いのコントロールをしているが、、1人だけ解呪してもらえなかった。私は謝りながら 正直に伝えた。

「エバーンスゾン様に御慈悲を頂いたのだけれど、、シュリーだけ解呪してもらえなかった。私の責任。。ごめんなさい。謝って許してもらおうなんて 私って卑怯だよね。でも今はこれしか出来なくて、、」


「とんでもないです!!私 ルナマリア様とお会い出来ていなかったら 正直どうなっていたのか、、虐められて 嫌がらせを受けて 誘拐されて。。今もルナマリア様のおかげで 愛メーターもほんの少し改善しております。咳も出なくなって 身体もとても楽です! 感謝してもしきれません。私の方こそ 護って頂くばかりで本当に申し訳ございません」

「で、でも シュリー 呪いのせいで辛いだろうし、、」

「でも 呪いのおかげで こうしてルナマリア様 フローラ様 ラーナ様とお友達になれました!」

「ほんと、、ごめんね。そして ありがとうね」

その後 シュリーとステイリーさんは エキスプロー領行きを希望してくれた。とても嬉しかった。


だから シュリーも1ヵ月後には王都の学園を退学して エキスプロー領の学園に転入する。ステイリーさんには重要な役職をお願いするつもりだ。この間助けた子供達は呪いが無くなっている。でも希望者にはエキスプロー領に来てもらう。だから環境の整備も大切。何せ時間も人も足りない。


そんなこんなで今日は今日とて 数日ぶりに学園に通学する。


「なんでも神の御使様らしいわよ、、」

「聞いた 聞いた! 国王陛下に認定されたんだって」

「ワイバーンを単騎で倒したらしいわよ」

「うそーー」

「本当よ!私のお父さん近衛騎士をしているの。見たって!あの子が空を飛んでワイバーンを倒したのを」

「なんでも 呪いで苦しんでいた子供達を助けたんだって」

「子爵になったらしいわよ」

「知ってる 知ってる!なんでも領地持ちとか」

「新設の領地持ちだから 代官を任命出来るはずよ?」

「ええーー 私。任命して欲しいーー」


『つい先日までは『黒い』だの『従魔獣契約が出来ないヤツ』だの『呪い』だとか言われていた私が、、急に手のひら返しの高評価である。

『あぁーー。。人ってこんなもんよね』


「何?感慨深くふけっているのよ。病気?」

フローラが声を掛けて来た。

「久しぶりだろ! 失礼だろう! 私だって考え事をする時ぐらいあるんだぞ」

「えっ、、・・・」

「あれ??・・・」


「おはようございます」

そこにラーナもシュリーもやって来た。


「何でも新設の男爵を授爵されて 直ぐに子爵に陞爵されたそうですわね。おめでとうございます」

「凄いですよねー」

「そうなのよねーー。。私エキスプロー領の領主になっちゃったから。1ヵ月後には学園を辞めるの。領の運営をきちんとしようと思って 決まったばかりの領主が不在ってどうよ? やっぱりおかしいでしょ。責任がある立場だからね」


「お! 真面目発言」

「寂しくなりますわ」

「すいません! 仲良くして頂きましたのに、、私もルナマリア様に付いてエキスプロー領に行きます」

「そうなの。シュリーには来てもらって ステイリーさんと一緒に私直属の文官を任せるつもりなの」

「えっ!? えーー!聞いてません」

シュリーが 頬を膨らませて抗議して来る。


「私も行こうかなーー」

「私も行こうかしら、、」

「お!2人が来てくれると すっごい助かる!人手も欲しいし何より優秀な2人! それでいて気心が知れている。なんて素敵! 是非是非」

「お! 積極勧誘」


「2人が来てくれるのなら 私が不在中の代官をお願いしたいよ。子爵領の代官なら準男爵1人だけど 公爵領なら準男爵が2人。今回は新たな爵位の新設。私に任命権があるから指名出来るはず!領主が私だから 女性推しを勧める。内緒なんだけど、、私 公爵に成る事が決まっているの。だから 2人代官を選んでも大丈夫なはず。2人は男爵家の長女だから 家を継ぐ事が出来無い。この機会にどうよ!」


「とても魅力的なお話ですわ。一考の価値有りです。お父様にご相談してみます」

「確かに このままだと何処かの貴族に嫁入りして 自分の能力を活かせる機会が無いかもね。私も相談しておくわ」

「ありがとう。2人なら大歓迎! ただ 遊びじゃないから 学生と違って責任ある立場になる。エキスプロー領の領主屋敷に住む事になる。いろいろと大変な事も沢山あると思う。。その辺りもよく考えておいてね」

「りょーうかーい」

「わかりましたわ」

などと 会話をしながら 教室に入る。


「突然 他国からの留学生って 今の時期珍しいよね」

「急に決まったらしいわよ」

「相当なイケメンらしい」


いつもと違うなぁー。と思いながら『何の話?』私達は椅子に座る。

しばらくして教師が教室に入って来た。誰? 見た事の無い 淡い群青色に黄色が混ざった様な瞳と髪の同年代の男性を連れている。確かに物凄いイケメンである。


「ちょっと 今の時期には珍しいですが 短期留学生をご紹介致します。隣国でありますレオース王国の王太子殿下であります」

「『イブケンタウ レオース』でーす。ルナマリア嬢に用事があって わっざわざ隣国から短期留学しに来ました。よろしくお願いしまーす」

『うん?・・・私ーーー???』

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