レージンと相談!
私は 国内に限らず 国外に於いても 呪いの子供達を助けたい。今も苦しんでいるはず。。
ただ 正直何処から始めていけば良いのか。。
「レージン様 本日はありがとうございます」
「何をおっしゃっられますか。ルナマリア様は 今や『神の御使』様 爵位でも公爵を約束された子爵。私にお気遣いなど不要でございます」
「そんな事はありません。ワイバーン討伐の際 レージン様が真摯にご対応下さったおかげです。凄く感謝しております。初めてお会いした方が レージン様で本当に良かったです」
「ははは。その様なご評価を頂きまして 嬉しいですなー」
「信頼出来る方だと 感じさせて下さいました。今迄通りで よろしくお願い致します。私はまだまだ未熟者です」
「わかりました。ではお言葉に甘えて。先ずお預かりしております子供達から。子供を捨てた親は本意では無いにしても 子供を親元には戻せません。お金で子供を売っております。また親元が判明した子供達は 親元に帰せますが 今後が安全かというと 黒い霧が出ている以上 目立つ事は間違いありません」
「ではこちらからも。先日教会に行って来ました。教会では 呪いを吸い取る事 その為に平民を対象にしている事 自体 エバーンスゾン様の神託として扱われており 止む得ない事だと。意味がわかりませんが、、まぁ根本的にはエバーンスゾン様が呪詛を止めて頂かないと解決には至りません。しかし呪いを吸い取って下さいます。それも高額では無いとお約束頂きました。どこまで信用して良いかは 正直不明です。王城近くの教会の司祭長は信頼出来ると思います。また不逞の輩を雇っている教会 呪いを躍起になって吸い取っている教会 などは問題を提起して頂く事もお約束頂きました。こちらも正直どの程度か不明ですが、、」
「まぁ なんとなくわかります。教会は神様一辺倒ですからね。エバーンスゾン様の為だと人族の事は二の次ですからな。私達近衛騎士団は より一層取り締まりの強化 平民街への巡回強化 教会への立ち入り検査などを今後実施していきます。国王名義でその権限を頂きましたからな」
「是非是非よろしくお願い致します。では 親元に帰せ無い子供達は 私のエキスプロー領に希望を聞いて 希望者は連れて行きます。親元に帰せる子供達も希望すれば親子共々 エキスプロー領にお越し頂きます。エキスプロー領に 信頼出来る司祭様をお願いして 教会に於いて平民の方々でもお支払い続けていける額での祈祷をお願いする予定です。平民の方々にも 支払い続けていけるお仕事をなんとか提供出来たらと。。理想論ですが、、領主の責任だと思って 頑張ってみます。もし騎士団の方で 黒い霧を発生させている子供を発見しましたら 子供のご家族に『エキスプロー領に来る気がありませんか?』と伺って下さい。当然学園にも安全・安心に通学頂ける様に頑張ります!」
「ははは! 頼もしいですな。わかりました。では早速子供達と親元に伝えてみます。しばらくお時間を」
「王都はレージン様が総師団長をお務めてなさっておられますので 今後改善が進み安全で安心出来ますでしょう。他の領内ではいかがでしょうか? 少なくとも先ず国内だけでも、、」
「それも国王名義で通達済みです。厳しい罰則を新しく設けております。子供達の誘拐・監禁は 断頭台相当処分です。司祭達へも 呪い吸い取りの無理強い・高額な祈祷料 なども厳しく罰則致します。平民からも訴え易い環境整備を行なっていく予定です。とりあえず出先の騎士団主張所を設けていきます。ただ国王名義ですからデンタリュード国内に限られておりますが。。先日のルナマリア様『神の御使』認定の場にも 多くの領主がおりました。神の御声を聞いております。私も聞きました。一生の宝です。。おほん。まぁ貴族達といえど天罰も怖いでしょう。直ぐにとは言えませんが 徐々に改善に向かうと思います。当然 ルナマリア様には御力をお示し頂きます。『神の御使』はかなりの抑止力になりますからね」
「わかりました。具体的に教えて頂けましたら そちらも頑張ります」
「よろしくお願い致します」
「こちらこそ 何かありましたら ご連絡下さい。本当に最初にお会いした方がレージン様で良かったです」
話合いも上手く進み 私は帰ろうとした瞬間!
『こうも我が眷属を あっさりと退けるとは! 正直驚きだ。約束だ 慈悲を恵んでやる』
「エバーンスゾン様! 突然でびっくり致しました」
『慈悲を恵んでやろう。望みを言え』
「では 呪詛を飛ばす事をお止め下さい」
『それは出来ん』
「では 呪いを解呪して下さい」
『わかった。そなたが助けた者達は 解呪してやろう。ただし あの女は別だ。あの女の呪いに関しては そなたが私の前に立つ事を約束したのだからな』
「えーー!? シュリーだけ別って。。確かにお約束致しましたが、、そこを何とかお願い出来ませんでしょうか?」
『シュリーだけ 別って、、シュリーが悲しむ。。』
『駄目だ!約束通り 慈悲を恵んでやった。また眷属を送る。そなたは我に力を示せ』
「・・・終わり?」
私はレージン様の方に向く。
「あのおーー。つい先程 エバーンスゾン様からご連絡がございました。助けた子供達の呪いが解呪されたと思います」
「会話の流れから その様な事かと想像しておりました。では 親元に帰せる子供達は帰しておきます。目立た無くなりますからね。親元に帰せ無い子供達はいかが致しましょうかな?」
「では 全員に希望を聞いて下さい。エキスプロー領に来たい子供達は 当初の予定通りです。親元に帰せる子供達とそのご家族も希望なさった場合はエキスプロー領での暮らしを保証致します。すいませんが その方向で。よろしくお願い致します」
「わかりました。では その方向で! ははははは。しかし 神様との会話が出来るのも考え物ですなぁ、、お忙しいですなぁーー」
レージン様は なんとも言えない笑顔をなさっていた。




