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国王陛下からのお呼び出し!

おはようございます。

翌朝 王城に 父親と共に登城した。現在 謁見の間の大きな扉の前で待機中である。


「エバンス男爵領領主『シカーイ ハウライト』様 ご息女『ルナマリア ハウライト』様 ご入場」

近衛騎士が 入場を告げる。


父親と私は 大きな扉が開いて 謁見の間に入場する。

「おーー!! くろっ」

「黒すぎでは?」

「真っ黒では無いか?」

「あの黒い霧はなんだ?」

重鎮達が騒ぐ。


赤い絨毯が 直線的に敷いてある。その正面やや上 玉座の椅子に国王陛下が鎮座しておられる。

30歳前後に見えるが威圧感が凄まじく 恰幅が良い。金髪で 瞳も金色である。

右横に宰相が立っている。同じく30歳前後に見える。

謁見の間の左右に 白い大きな柱が並び その間に近衛騎士が 数名並んでいる。

その 近衛騎士達の 前に多数の貴族達が並んでいる。おそらく 大臣か役職者いわゆる重鎮達であろうと思う。


私と父親は ゆっくりと前に進んで階段の手前で止まり 右片膝を付いて『臣下の礼』をとる。


「国王陛下に於かれましては ご機嫌麗しく何よりでございます。『シカーイ ハウライト』お呼びにより 我が娘『ルナマリア』と共に 馳せ参じました」

父親が挨拶をする。


「国王陛下 初めてのお目通りを頂き 感謝致します。ハウライト男爵家長女『ルナマリア ハウライト』にございます」


「うむ。よく参った。大義である」

重低音である。


「本日 お呼び致しましたのは 昨日の王都に於けますワイバーン討伐の件でございます。俄かに信じ難い事ですが『人が空を飛び ワイバーンを単騎で討伐した』との報告を受けております。それも1件では無く 王国軍 王都民から多数の報告を受けております。ワイバーンの死体も既に回収しており 信じるしか無い状況です」

宰相が 呼び出しの理由とワイバーン討伐の経緯を説明する。


「そこでだ ルナマリアよ。王国軍の皆が そなたが討伐したと報告しておる。間違い無いか?」

国王陛下は 威圧感が凄い。低い太い声である。


「はい 間違いございません」

『まぁ ここで嘘をつくと罪に問われるかもしれない。私は問題無いけど。お父様にご迷惑がかかるかかもしれない』


「そうか。大義である」


「総師団長 確認を」

宰相に呼ばれてこちらに来たのは 先日お会いした『コンポット レージン』である。

コンポット レージンも片膝を付いて臣下の礼をとる。


「間違い無いか?」

「は! この者で間違いございません」


「本当に この者が空を飛び 単騎でワイバーンを討伐したのだな?」

宰相は 疑っているのか? 信じられないのか? 再度尋ねる。


「は! 私だけで無く 多くの兵士が目撃しております。信じ難い状況ではありますが 国王陛下に嘘を申す訳も無く。間違いございません」

国王も宰相も 信を置いている総師団長に 力強く言われる。


「わかった。ルナマリアよ ワイバーンを単騎討伐したそなたの働きにより 多くの王都民が救われた。よって『ミュラー デンタリュード4世』の名の下に 男爵位を授ける。本日より新たなる男爵位『エキスプロー男爵』を名乗れ。良いな?」


「女性なのに!」

「子供では無いか?」

「黒いのに!」

などと聞こえる。『黒いのってねえ!!』


「は! 有難き幸せ。私『ルナマリア ハウライト』は 本日この時より ハウライト男爵家を独立。『ルナマリア エキスプロー男爵』を名乗ります。国王陛下に忠誠を!」


「うむ」


「エキスプロー男爵には 王国西にありますハウライト領の西隣 旧パラフィー子爵領を治めて頂きます。ワイバーンが王都に来る際 1番最初に通る領地になります。エキスプロー男爵なら 何の問題も無いでしょう。領地経営に関しましては『シカーイ ハウライト男爵』から学ぶと良いかと思います。その統治における人材の選定も シカーイ ハウライト男爵に師事すると良いでしょう。また『英雄・独立遊撃騎士』に任命致します。王都内にエキスプロー男爵邸を設けます。王都内に居を構えて 王都・王国に危機ある時 その力を存分に発揮して下さい」

宰相が この度の褒賞について 説明する。


「はい 身に余る光栄にございます」


「続きまして 我が国初 おそらく世界初である竜撃章を授与致します。エキスプロー男爵 前へ」

宰相が告げる

「はい」私は 立ち上がって 階段を3段だけ登る。


国王陛下が立ち上がって 階段を2段降りる。

文官が 持って来た勲章を 国王陛下が持ち上げ 私の右胸に付ける。槍が竜を貫いているデザインである。

『うん? 急いで作った?』


「確かに黒いな。側て見ると 霧が濃いな! おほん。よくやった。今後も 我が国の為に 励め」

国王陛下から お声をかけられる。『黒いんですよーだ!』


「は!『ルナマリア エキスプロー』粉骨砕身 陛下の治世にお尽くし致します」

私は 階段を下がって 臣下の礼をとる。


「褒賞金とワイバーン死体の買取価格でございます。大金貨5000枚です」『5、5000枚ーー!?』

現金は多くて受け取れないので 引き換え証書を文官より渡される。


「身に余る光栄。有難き幸せにございます」

私は 感謝を述べる。『社交辞令である』


「以上 ワイバーン単騎討伐の褒賞と致します」

ワイバーン討伐に関する事案が終わる。


「うむ。そなたから何か望みはあるか?」


『本来は『ございません』というところだが、、、』

「では 国王陛下 1つ望みがございます」

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