54話 それぞれの戦争 セフィーナ編
「エリー!」
エリーは眷属によって吹き飛ばられてしまった。追いかけようとするが、カリンお姉ちゃんに止められる。
「セフィちゃん今はこっちに集中して!・・・来るよ!」
剣を持つ眷属は剣を振るって来る。セフィは降ってくる剣を【九尾化】を使って防ぐ。カリンお姉ちゃんは魔法詠唱をして魔法を放つ。
「風よ、刃と成りて、敵を切れ【風刃】」
「効きませんよそんな攻撃」
剣を二つ持っているいるので、カリンお姉ちゃんが放った魔法は斬られてしまった。
「なら、これはどうです?【召喚魔法】カイ、出番ですよ」
「ホー!」
「カイ、私に合わせてください」
「ホッー!」
「行きますよ」
カリンお姉ちゃんがカイとの意思疎通をした後詠唱を始める。セフィはその間眷属の攻撃を引き受けている。
「今度は何をしてくれるのですか?」
「わからないでも、あなたに勝つための魔法」
「セフィちゃん引き付けて避けて!•••【認識阻害】」
「魔法が視えない!?•••ぐああぁぁ」
セフィにも視えない魔法が眷属に当たった。カイの能力は、認識をズラして感覚を狂わせる事は知っている。こうゆう使い方をしたのはこれが始めてだ。
「セフィちゃんここからは、私に任せてエリーちゃんの所に行って」
「分かった」
眷属によって吹き飛ばされたエリーの後を追いかける。セフィがエリーの所に着くと、眷属が倒れエリーが立っていた。もう終わったのかと思ったけど、そんな事はなかった。
「エリー待った?」
「いいえ、タイミングばっちしよセフィ。ここからは私達が相手よ」
「たかが1人増えた所で、僕は負けない!!」
フラフラしながら眷属は立ち上がり、両手を広げ何かを握ったかのように両手を下から振り上げ、両手を交差させ下に振り下げた。
「これならどうだ?!」
「セフィ!気をつけて!あの眷属は視えない何かで私達を攻撃してくるよ」
「視えない攻撃・・・」
セフィはエリーの忠告を聞きながら、視えない攻撃とやらを警戒する。何かを思い付いたかのように、【九尾化】の魔力を尾に集める。
「なら、燃やせばいい」
ボウッ!!
「は?」
セフィは尾に集めた魔力を発火させて視えない攻撃とやらを燃やした。これを見ていたエリーは手を頭に抱え、眷属はあまりの光景に口を開け呆然と立ち尽くしていた。
「全部燃やせば、視えない攻撃なんて簡単に攻略できる」
「セフィエイチさんと思考が似て来たね」
「クソッ!クソッ!クソッ!!なんでこうなるんだ!全部切り刻んで粉々にしてやる!!」
眷属はさっきよりも感情を表す。手を振り回し、地面が削れていくのが目に見えているのでこれが視えない攻撃の正体なんだろう。
「セフィ来るよ!!」
「うん。【九頭分】」
セフィは大試練で身に付けた【九頭分】を使う。これは【九尾化】の派生スキル。【九尾化】は九つの尾が出てきて、魔力の循環を加速させ任意に放出出来るスキルだけど【九頭分】はその九つの尾を、分解し自分と同じ姿形を作る事が出来る分離のスキル。その分威力が下がるけど、9人も自分を増やす事が出来るのでこちらの手数を増やす事が出来る。
「「「「「「「「「燃えろ」」」」」」」」」
ボウッ!ボウッ!ボウッ!
エリーは驚いたのは束の間の一瞬で、すぐ冷静になって弓を弾き眷属に放つ。
「【風の矢】」
「・・・!ハア、ハア・・・僕は雑魚に負けてたまるか!!」
眷属は魔力を全開にし攻撃をして来る。セフィとエリーは、攻撃を防ぎずつ眷属にダメージを与えていった。視えない攻撃は、セフィの【九尾化】で燃やしエリーは遠距離で攻撃する。
「クソが!!」
「まだ倒れない」
「いい加減こっちも嫌になってきましたわ。セフィ次で終わりにするわよ」
「わかった」
セフィは【九頭分】を解除して【九尾化】に変更する。尾に力を溜めつつ別の所に力を入れる。
「動きを止める。【重力魔法】【圧力】」
「ぐっ!?」
「これで終わりよ!【雨の矢】!!」
「燃えろ!【猛火】」
「ぐああああぁぁぁぁぁぁああああ!!」
眷属はエリーとセフィの攻撃により気絶していた。セフィとエリーは、本当に気絶したかを確認するために警戒しながら近付き本当に気絶していた事を確認する。
「やった!勝った、勝ったよ。セフィ!」
「うん、勝ったよエリー」
「「!?」」
喜ぶのも束の間、エイチお兄ちゃんが入った裂け目から膨大な魔力が城全体に広がった。
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ステータス
セフィーナ Lv62 属性 炎
HP 639/781 MP 619/619
攻撃力 843 魔力 734
守備力 638 耐性 647
素早さ 759
スキル
九尾化・格闘・重力魔法・古代魔法(技)・猛火・九頭分
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大試練の回想を入れようと頑張りましたが無理でした。すいません。




