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メガネ勇者  作者: 氷雨 蒼
4章 メガネの真意
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39話 勇者の解放

メガネ勇者の投稿を始めて一年が経過しました。昨日活動報告のところで『メガネ勇者』誕生の話をしているので良かったら読んでみて下さい。


今回は秋夜視点での勇者の解放です。

時は遡り、秋夜パーティーによる勇者解放の戦いになる。


秋夜視点


「英智!10秒後そっちに転移させる。構えておけ!」

『了解』


3•••2•••1•••


俺が設置した転移陣が光だし、人影が見えた。成功だ。


「あれ?ここは?」


この声は陸都だ。英智の方に鉄也が転移された筈だ。まずは、話してみよう。首輪を取ってくれるかもしれない。


「おーい、陸都?俺だよ秋夜だ。久しぶりだな」

「え?あー!秋夜久しぶり!」

「久しぶりに再開して早々なんだが、陸都についてる首輪は外さないか?」

「本当にいきなりだね。でも、ごめんねこれは大切な物だから外せないんだ」

「そうなんだ、なら俺達と戦ってくれないか?」


俺は杖を構える。後ろにいる俺の仲間も構えの姿勢をとる。


「シューヤ、作戦通りルーナが接近戦を引き受けて、俺が背後から首輪を壊すでいいか?」


陸都解放の作戦を確認してくる少年は、『ライク』とゆう。俺がギラレイトのダンジョンで迷っていた時に助けてくれた少年だ。彼の素性を知って仲間にした。素性とゆうのは、自立するまで孤児院で育っていたが育て親から体罰を受けており、生きる希望を無くしていた。俺がそれを理由にライクにこう言った。


『生きる希望が無いなら、一緒に来ないか?俺の仲間になってライクの生きる希望が見つかるまで俺が一緒に居てやるよ』


俺はそれをライクに提案した。今日はこの話を言うだけ言って、後日返事を聞こうと立ち去ろうと思ったが声が掛かる。


「待って」

「もう決まったのか?」

「アンタと一緒に行くよ」

「じゃあ、よろしくな。俺の事は秋夜で良い」

「シューヤ•••よろしく、シューヤ」


こんな感じでライクを仲間した。一緒に行動を共にする様になってからは、生きる希望が見つかったのか前より明るくなった。色んな事を挑戦しやり遂げたことで、仲も良くなっていた。


世界の真実を教えた時は、ライクだけは平然としていたがきっとびっくりしていただろう。ちなみに一番驚いていたのは、ルーナだった。その次に驚きと納得したのが半々だった俺達の情報屋ミヤだ。初めて会ったのは、ギラレイトで話を聞くと行方不明になった勇者を探していた。俺はそこで初めて兵器について知った。自分の身分を打ち明けて今後もそうゆう情報を集めてくれとお願いしているためこの場には居ない。


俺は過去を振り返るのを辞めて、現実に目を向ける。


「作戦通りでやる。予定通り行くとも限らないから臨機応変に対応してくれ」

「分かった。ルーナ行くぞ」

「はい!」


ライクとルーナが、陸都を相手に突撃する。ライクは二刀流の短剣で、ルーナは一本の細剣で戦う。正面衝突をするのは、ルーナだけでライクは陸都の後ろに回り込んで首輪を取るか壊すのどちらかをしてくれる。俺は英智みたいに近距離戦は出来ないからサポートに回る。つまり、魔法援助だ。


「【雷銃(ライトニングショット)】」


陸都は運動神経が良い。だから、先に行動出来る事をある程度塞ぐ必要がある。この【雷銃(ライトニングショット)】を回りに放ち、円状に埋めていく。陸都がその円状から出ようとすると罠として作動し、体全身に電流が流れる。


「アバババ!!」

「今だ!」


木の上で待機していたライクが、このタイミングで首輪を外そうと背後に近付く。


「はああ!!」

「何!?」


陸都は、自分の持つ炎属性の魔法を使って俺の放った罠を無理矢理解除する。そして陸都の体に渦を巻いていく様に鎧みたいになっていく。


「【真紅の鎧】」

「首輪を取らせる気は本当に無いらしいな」

「これだったら、誰にも近付かれないよ」


陸都の体は炎の鎧によって首輪を取らせる事が不可能になった。首輪を着けている所は頑丈そうに見える。


「あれをどうやって破るか」


ルーナは只ひたすら陸都と戦っている。その間俺はひたすら考える。俺の魔法じゃどうする事も出来ないからだ。ライクかルーナどちらかに破ってもらうしか方法がないが、行けるだろうか。いや、行けるかじゃないな行くんだ。


「ライク!ルーナ!魔法を使ってあの鎧を解除してくれ!」

「「分かった!(はい!)」」


ライクとルーナは自分の持つ属性魔法を放って鎧を解除しようとする。俺はこの場で【創作魔法】をする。創る魔法は、魔法の強制解除だ。より早く完成させるために、想像力を高める。これのイメージは魔法陣をバラバラに破壊もしくは霧散させる感じを想像する。


大体のイメージができると、【創作魔法】のスキルがそのイメージに沿った形の魔法を創ってくれる。


「出来た」


俺は陸都に向かって手を伸ばして今創った魔法を放つ。


「【魔法解除(マジックキャンセル)】」


俺が唱えると、陸都の鎧は光出す。


「何これ!?」


陸都の鎧は光出した後、俺のイメージ通りに霧散していった。


「今だ!」


ライクが首輪狙って飛び込んで行く。ルーナはライクの補助出来る様に陸都を拘束する。


そこで英智から【テレパシー】が飛んでくる。


『王国が動いた!早く首輪を壊せ!』


と短い内容だったが、意味は伝わった。王国が謎兵器を動かしたらしい。陸都の首輪は英智から【テレパシー】が来たと同時に壊したので大した事なかったが、あっちは何かあった様だ。


「王国が動いたらしい。ルーナ、陸都の面倒を見といてくれないか?」

「分かりました」

「ライクは俺と一緒に来てくれ」

「分かった」


ルーナに陸都を任せて、王国の動きを確かに行った。途中合流をして謎兵器の正体を知る。



「デカすぎる」

「あれが謎兵器の正体」


超巨大ゴーレムを見た後、あれを壊すための作戦を立てる事になった。英智達の話し合いに混じって話を聞いていて俺は思った事を提案した。英智は悩んだ末に、俺の作戦で行く事になった。俺は英智を見送った後、自分が出せる魔法について考えていた。


「今出せる最大火力か。アレしかないな」

「俺はする事ないから周りを見ておく」

「頼んだ」


ライクは自分でいった様にこの作戦ではする事ない。俺が詠唱を始めたら無防備になるので襲われても守ってくれるだろう。その詠唱が長く、でもそれに合った威力が出る雷魔法しかない。


「あっちでどうとでもなるからいっか」


英智には【合成魔法】とゆうチートスキルがある。俺の魔法を合成させて攻撃してくれるだろう。


「雷よ、天なる神の怒りに、我が力を乗せ、邪悪なる敵に、一途の光と成り、裁きを、【神雷】」


すごい量の魔力が持っていかれる。自分の魔力がなくなる前に【テレパシー】で連絡とカウントをする。


!!!!ドゴーーーーーン!!!!!!


とゆう音が聞こえた。英智がやってくれたんだろう。俺はその場で座り込む、魔力切れだ。英智がやり切ったみたいに感じなって転移してきた。


しばらくすると、俺は自分が放った【神雷】正しくは【合成魔法】で合成された【雷神の剣(ケラノストライク)】だが、その威力を目の辺りにする。


「ゴーレムがチリになったな」

「ある意味地図が変わるかも知れませんね」


英智とカリンさんがそんなことを話している。英智の奴感覚がおかしくなってないか?驚いているのは間違いないが、顔が全く驚いてない。もしくは、それ以上の驚くことがあったのだろうか?


「ゴーレム破壊したし、鉄也と陸都の所に行こう」

「そうだな」


俺は魔力切れで動けないのでライクに肩を貸して貰いながら、歩いていった。

補足説明です。秋夜が【魔法解除(マジックキャンセル)】を放ったタイミングで強制魔力吸収は発動してましたが、【魔法解除(マジックキャンセル)】の方が先に発動したので効果ありませんでした。

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