33話 全てが繋がる夢
「ようやく会話出来るまで回復したな」
目を開けるとそこは白い空間で見知らぬおじさんがいた。
「誰?ここはどこだ?」」
率直に思った事を言う。確か、ラノベにもこうゆう展開あったような?ないような?俺は思い出しそうで思い出せない記憶を呼び覚ます。すると、おじさんから答えが返ってきた。
「確かにこうゆう展開があったな」
「やっぱりあったよな•••ってあんたは誰⁉︎」
「私は、この世界の創世神と呼ばれる者だ。あの子に会って話は聞いている筈だが?」
「は?」
俺の思考は完全に停止した。あっさりやばいことを伝えられ、混乱に陥った。ラノベでこうゆう展開があったので、耐性が出来ていたのか。思考が復活するのは早かったので良かった。
「ふぅ、落ち着け•••••今言われた事を確認していいか?」
「うむ」
「まず、ここはどこだ?」
思考が復活したとはいえ、今の状況は信じきれてないので質問をして今の状況を理解しようとする。
「ここは、君と私の意識を繋げている空間、簡単に言えばここは夢の中だ」
「夢の中ね。なるほどじゃあ次、貴方はこの世界レーラの創世神でリナの父親か?」
「いかにも、私がこの世界レーラで文明を創った創世神であの子の親だ」
「なんで、夢の中に貴方が現れた?」
状況をなんとか理解した俺は、こうなった原因を聞くことにした。
「私は君との繋がりがあったからだ」
「繋がり?」
「そうだ、君がこの世界に召喚されてステータスを見た時疑問に思った物があっただろう?」
俺は初めてステータスを測った時を思い出す。えっと、みんなそれぞれの属性が出てきて俺の場合は何故か••••
「•••••まさか⁉︎俺のメガネか‼︎」
「正解だ。私がやられた後あの子が創っていた物に魂を定着させて、地球とゆう星に転移したんだ」
「それでスキルが入っていたのか。それで、夢の中に出てきてこれを伝いにきただけじゃないだろう?」
「あぁそうだ、本題はここからだ。ある程度の話はあの子から聞いているはずだから、省略しながら話す」
レーラを見渡していたら突如時空が歪み邪神が現れ、「この星をの回収する」と言ってきたものだからキレて戦闘で勝とうとしたが、体力がなくなって来てお互い最後の一撃で創世神が負けてしまい、戦いに敗れ実体を保てなくなり魂だけの存在になってしまった。創世神はリナが創っていた物に魂を定着されて残された力で転移した。転移した先が、地球のメガネショップに居たそうだ。力を使い果たして回復するまで寝ていたがそこに俺と家族が来て今も使っているメガネを買ったらしい。買われて俺が使かうようになってからは稀に俺の様子を少なからず見ていた。何年も見ているうちに情が芽生えたのか。息子の成長記録みたいな感じで見るようになったそうだ。ある日、俺たちが召喚されるまで•••
俺達が召喚されて後、ステータス表示の時に力の一部を解放をして俺にスキルを与えたらしい。そこでせっかく回復し始めたが振り出しに戻ってしまったが、レーラは魔力が溢れている世界なので地球よりも回復速度が早かったので始めて大試練をやった時にはだいぶ回復していたらしく、攻略した後手に入るスキルを自身が持つ神のスキルに塗り替えて俺に覚えさせてったそうだ。その後もそれを繰り返し3つ目の大試練攻略をした後俺と会話が出来る様に準備していたそうだ。しかし途中で神の魔力と俺の魔力を合わせる所で加減を間違えて、俺の所に影響してしまい魔法とスキルが使えなくなってしまったそうだ。
「今日使えなかったのは貴方のせいか」
「面目ない。久しぶりに細かい作業をしたものだから失敗してしまった」
「原因が分かったからいいや。それで邪神ってどんな奴なの?」
「これも長くなるな」
神ってゆうのは、人間社会と対して変わらないそうだ。上に立つものがいて、その下に部下達がいる。ただ、創世神は神の世界では孤立しかけておりもう辞めようかと思っていた時に出張で辺境の星を見に行った時にレーラに一目惚れしたらしい。創世神は、退職届けとお願いでレーラが欲しいと言って神の世界を出ていった。一目惚れしたレーラに来て、文明を開拓しそこで生まれた者と結婚して子を育てたそうだ。
何もかも幸せだった頃に神の世界から俺達が邪神と呼んでいる使者が来て、レーラを回収しようとしたので抗って戦いを挑んだが敗れてしまったために今に至るそうだ。
「それが邪神の正体か」
「そうだ。これはお願いなのだが、私の事も邪神の正体についても話さないで欲しい」
「なんでだ?リナに言ったら、実体出来る様になんか創りそうだけど」
「私は一度彼に負けているのだ。もう一回戦おうと思わないし私はレーラでやるべき事はやりきったつもりでいる。彼と戦うのはその時代を動かす者達に託すつもりだ」
創世神の目が俺の事をずっとみてくる。目の奥から『君が、この時代を動かしている者だと』訴えてくる。俺は創世神の押しとレーラに来て出会って来た人を思い出しながら、創世神のお願いに返事をした。
「そんなに訴えなくてもやるよ」
「そうか。ありがとう。私も君のメガネから最大限サポートしよう」
俺は返事をした後、今聞きたい事を聞くことにする。
「魔法とスキルは使えるようになるのか?」
「起きた時には使えるようにしてあるから起きたら確認すると良い」
「ここで話した記憶って残るのか?」
「ここで話したことは残るようにしてあるから、私が君に接触したことは秘密にしておいてくれ」
「分かった。あとどれくらいで目覚めるんだ?」
「それは分からない。気が付けば起きているはずだ」
「それまで何するかな」
俺はこの何もない空間で何しようか考える。創世神はまだ話すことがあるのか悩んでいた。
「これはギリギリまで言いたくなかったが、時間がありそうだから言うとしよう」
「まだ話す事があったの?」
「私がこの事を伝えれば君は選択をしないと行けない。それでもいいか?」
「そんなにやばい奴なのか。聞かないことには何も言えないからな、話してくれ」
俺はどっしりと構える。創世神から伝えられたのは、俺の思考停止所ではない話だった。
「君の体は、『神』に近づいている」
「はぁ⁉︎」




