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メガネ勇者  作者: 氷雨 蒼
2章 大試練
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17話 隠された歴史

「今から話すのは、100年より前の話世界レーラが誕生してからの話———」


10000年以上前


世界レーラが誕生したのは、神のおかげだった。神はある旅をしている時にこの世界を見つけその美しさに心を奪われた。6つあった大陸にそれぞれの種族を置くことにした。中心に近った4つの大陸に人族、魔族、亜人族、妖精族をそれぞれ置き、中心とは程遠い所に竜人族、神族を置いた。

神はそれぞれの種族に衣食住を教え魔法を教えた。その事がきっかけで全種族から創造神様と言われ慕われる様になった。


300年が経って各種族の地盤が安定し、他種族との交流が始まった。創世神様は海を渡れるすべを教え、交流が出来る様に全種族にも教えた。

大陸の代表の者とその腹心だけが行く事になり、創造神様は陰で見守っていた。彼らは他種族の生活を理解し、関心もした。彼らは、交流で授かった知識を使って各大陸をもっと繁栄されていった。


それから、世界レーラが誕生して5000年が経った頃変化が起きた。

突如空から創世神様ではない、何者かが降りてきた。その者はこう言った。

「お前らの知ってる神は死んだ!よって、俺がこの世界の神になる!」

となんとも傲慢な事を言ってきた。

全種族達はそれを反対したが、創世神様は姿を現れない。

それと神族との連絡がそれっきりになった。



それが地獄の始まりだった。


「ちょっと待て、知らない種族がいるんだが?」

俺は、そこをツッコミたかった。


竜人族と神族だとあの本には載ってなかったよね?


「それはですね。エイチさんその種族はとうの昔に滅びてます。歴史の本ちゃんと読みました?」

「うっ•••ミラが言う事だけでいいと思って詳しくは読んでないです」

「確かに、暗殺者にバレないか心配だったから、滅んだ種族とか言わなかったわね」

ミラが弁解してくれた。


本ちゃんと読んでおけば良かった


「コホン、話を続けます」

「はい」


神が変わってから、いつも通りの生活が出来なくなった。それどころか、他種族との戦争が起こってしまった。原因は例の神のせいだ。どうやらその神は戦争を遊戯にしており、望んでもいない戦争が起こった。

竜人族は神に抗って、攻撃を仕掛けたが逆に滅んでしまった。他種族は滅ぶ恐怖を覚え、表と裏で抗うことにした。

表では他種族と戦争しているが、裏では例の神もとい邪神を討つ為に他種族と協力していた。

その過程で神殺しができるミノタウロスや魔法具が作られた。


「君がつけているメガネは、この時作られた物だよ」


「え⁉︎」

相当古いじゃん!なんで日本に流れ着いてるの?

考えていると話が進み出した。


邪神を討つ準備が進んでいる中、事があろうに邪神にバレてしまい全て壊されてしまった。その時、魔法具を共鳴され邪神を一時的に封印した。その際に魔法具のいくつかが別の空間に消えて行った。


邪神を封印する時こう言ってきた


「俺はやられない‼︎今はやられるが復活して、今度こそ滅ぼしてやる。お前達の父の様にな!」



「ここで一回止めるね。私の正体はその時邪神を封印した、魔法具を共鳴された張本人、創世神様の子供の一人でもあるわ」


「「「•••••••••••••え?えぇぇぇぇぇぇぇ!」」」


創世神の子供だと⁉︎

しかも、子供の1人って他にもいるのか?

本当かどうかもう一回確かめるか


「嘘でだろ」

「本当よ、現に本当の歴史を話してるじゃない?」

ドヤ顔されても困るだがまあ今は信じよう

「名前は?」

「えっとねー。忘れた。適当につけていいよ」

「は?忘れた?適当につけていいって•••名前かー•••••じゃあ、『リナ』なんてどうだ?」

「いい名前じゃないリナちゃんね。よし、覚えたわ」

「驚きすぎて頭が痛いです」


「じゃあ、私はこれから忘れるまで『リナ』って名乗るね•••••••話続けていい?」

「どうぞ」



邪神の封印と魔法具をいくつか消えた後、私達5人の子供は姿を消して、来世にこの事を伝えるため。各大陸に一つずつに大試練を作った。私たちは大試練の最深部に魂を凍結して、その者が現れるのを待つ事にした。攻略した者には、真実を話し邪神とゆう存在を倒して欲しかった。


それから今になるまで攻略した者はいなかった。


「で、攻略したのが俺たちと••••壮大な話だ」

「邪神ってもう復活しているですか?」

「復活してるはずだよ。封印が弱くなって来てる事は知ってるからでも、どこに行ったかは分からない」


現状は邪神を見つけ出さないとか

うん?邪神は戦争好きなんだよな?てことは、魔族と人族の戦争ってもしかして


「なあ、今起きてる魔族と人族の戦争って

邪神が起こしたものじゃないか?」

「正解。邪神が復活して隠れた後、国の王族を操って今回の戦争が起こった。原因は、人族が魔族を滅ぼさんとしていると魔族に言い、人族側にはその逆を言われた」


「なるほど、戦争をしている意味が分かった」


「国の王族って言ってもどの国だか分からないの?」


「私は、ここに魂をつけているからあまり外の事がわからないの。外の事を把握しているのは、神のスキルの一つ【見護る】でなんとなく外を見てるから詳しくは自分たちで確認して欲しいの」

「エイチはこれからどうするの?」

ミラが聞いてきた。


「そうだな。神と戦うのは嫌だけど、困っている人を見過ごすわけにもいかないしな」


俺が聞かないといけない事をほぼ聞いたしな。仮にも勇者だから、戦争に巻き込まれるのは確定だしな


「決めた。リナ、邪神討伐に付き合うよ!戦争をしてる原因がそいつならそいつを撃てばいい。それがダメなら仲間を集めて討伐すればいい」


「ありがとう。でも、今の力じゃ届かないから今は仲間を増やす事が先決かな?2人はそれで良いか?」


「いいわよ、邪神討伐なんて面白そうじゃない」


「いいですよ、歴史を知った者として責任取らないといけませんしね」


「ありがとうございます。本当は私たちがやらないといけない事をみんなにお願いしてごめんなさい」


リナは泣き出してしまった。


「辛かったよな、今はその辛かったものを全部出せ」


「うわ〜んわ〜ん」

「よしよし」


数分後、リナは泣き終えた。

最初よりいい顔をしていた。辛かった事を全部出し切っただろう。


「さて、邪神討伐する事は決まったがこれから先どうするか。リナ何か案はないか?」


「そうだね、第一目標は残り三つの大試練を攻略してほしい。理由は、邪神討伐するための力を手に入れてきて欲しいかな?

第二目標からは仲間を増やす事、戦争を終わりにする事かな」


明白で分かりやすな、神を討伐するんだから力も必要だよな。仲間かどうせなら各種族の人達を仲間にしたいな。

戦争はどうすればいいのか全く分からないな


「わかりました。そうなると、次行くのは亜人族と妖精族の大陸になりますね。力をつけるために一回戦争から離れた方がいいかもしれなせん」


「それなら、大試練の場所はわかるよ!

亜人族の大試練は、古代遺跡の地下洞窟にある。妖精族の大試練はエルフが確か管理していて、大樹の中にあったかな?」


「それだけわかれば大丈夫だな、魔族は?」


「魔族はどうに作ったのか全くわからないのよね」


「そっか、じゃあ行く先は亜人族と妖精族の大陸だな」


よし、しばらくは面倒ごとから離れられるな。鉄也、陸都、秋夜勇者としての仕事は勝手ながら任せ———








「「「「⁉︎」」」」











と思ったが知ってる気配が近づいてきたな


ドーン

ガタガタ


「見つけたぞ!英智!」


そこにいたのは、荒れ狂った秋夜だった


追記

現在語られている歴史には、邪神はあらわれてません。

創世神がずっと見守っていた事になってます。

創世神に子供がいた事も、語られてないです。

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