表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Code: Re-Boot  作者: 飛鳥創


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/22

第8話:ゴールデンゲートブリッジのコード崩壊

お越しいただきありがとうございます!

飛鳥創(So Asuka)と申します。


普段はITやAI関連の本なども書いているのですが、今回は「もしも現実世界がコードで動いていたら?」というサイバーSF小説に挑戦してみました。


どうぞ気軽に、肩の力を抜いて楽しんでいってください!

空港に降り注ぐ紫色のエラー針——『オーバークロック・スパイク』。


「冴先輩!」


「任せときな!」


冴先輩が産業用タブレットを振り抜くと、僕たちの頭上に強固な暗号化パケットのシールドが展開された。


┌───────────────────────────────────

│ 【SYSTEM LOG / CODE】

│ $ iptables -A INPUT -p tcp --dport 8080 -j DROP

│ $ sysctl -w net.ipv4.tcp_syncookies=1

└───────────────────────────────────


——ドバババババッ!


敵の高速スパイクがシールドに激突し、火花となって消え去る。


「神崎! 敵の本体はここじゃねえ。ゴールデンゲートブリッジのメイン構造ノードだ!」


僕たちは空港を飛び出し、現地アーキテクツが用意した自動運転の黒いEV車に飛び乗った。

ハイウェイを爆走し、サンフランシスコの象徴である赤く美しい巨大橋——ゴールデンゲートブリッジへと向かう。


だが、橋に近づくにつれて、信じられない光景が目に入った。


橋の主塔が、まるでデジタル砂のように赤く崩れ落ち始めていたのだ。


橋の上に閉じ込められた無数の車。人々が車から逃げ出し、悲鳴を上げている。

だが、その走るスピードすら、オーバークロックによって常人の10倍の速さで体力を削られ、次々と倒れ込んでいく。


「酷い……! 人間の生命維持クロックを限界まで引き上げて、自滅させようとしてるんだ!」


『蓮、脳内コンパイルを準備しなさい!』

脳内で、アリスが急ピッチで敵の構造ログを解析する。


『敵はゴールデンゲートブリッジの構造関数 Bridge_Structure.Update() のタイムステップを小刻みにループさせて、1秒間に1万年分の摩耗計算を強制実行しているわ!』


「1秒間に1万年……!? だから金属が一瞬で老朽化して崩れてるのか!」


僕は車から身を乗り出し、暴風とノイズが吹き荒れる橋へ向かって手を掲げた。


(止めさせる……! 僕の脳内コンパイルで、世界のクロック数を正常に戻すんだ!!)


「脳内コンパイル……クロック制御パッチ(Clock Throttle Patch)……起動っ!!!」


——シュインッ!


僕の脳内から解き放たれた青い光のプログラムが、崩壊する橋の主塔へと吸い込まれていく!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


「ちょっと面白いな」「続きが気になる」と思っていただけましたら、

ページ下部の【ブックマーク追加】や【評価】をいただけますと、執筆の大きな励みになります!


次回更新もお楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ