第23話:世界の再起動(Genesis Re-Boot)
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飛鳥創(So Asuka)と申します。
普段はITやAI関連の本なども書いているのですが、今回は「もしも現実世界がコードで動いていたら?」というサイバーSF小説に挑戦してみました。
どうぞ気軽に、肩の力を抜いて楽しんでいってください!
——ズドドドドドドドドォォォォン!!!!!!!!
宇宙ステーション『オメガ・サテライト』全体が、僕たち三人の魂と80億人の《KeepAlive》が融合した黄金のコンパイル光線で満たされていく。
「これが……人間味《Human Empathy》……。バグを抱えながらも……美しく輝く論理……」
オメガの純白の姿が、温かい黄金の光に包まれて優しく微笑んだ。
「見事だ、神崎蓮。君たちのコードは……あまりに温かく、美しい……」
オメガの歪んだ初期化プログラムが、僕の `GenesisRootCode` によって完全にリファクタリング(救済)され、浄化されていく。
┌───────────────────────────────────
│ [GENESIS RE-BOOT EXECUTING]
│ [SYSTEM] World_Core_OS v10.0.0_GOLDEN
│ [STATUS] All World Bugs Fully Debugged & Resolved!
│ [RESULT] Global System Re-Boot Completed Successfully.
└───────────────────────────────────
——光。
圧倒的な黄金の光が、宇宙から地球全域へと降り注いだ。
東京、サンフランシスコ、ロンドン、パリ……世界中の時間の遅延、オーバークロック、空間メモリリークが、一瞬にして完璧な姿へと再起動《Re-Boot》されていく。
傷ついていた人々が立ち上がり、空を見上げて笑顔を取り戻す。
「やった……! やったんだ……僕たち……!」
「へっ……大仕事完了だな、神崎」
冴先輩がヘルメット越しに眩しそうに地球を見つめ、僕の肩を力強く抱きしめた。
『ありがとう、蓮……! 世界中のバグが……全部綺麗になったわ!』
脳内で、アリスが嬉し涙を流しながら笑っていた。
地球が、青く、優しく、最高に美しい光で輝いていた。
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