表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Code: Re-Boot  作者: 飛鳥創


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
11/15

第11話:シリコンバレー地下の量子ノード

お越しいただきありがとうございます!

飛鳥創(So Asuka)と申します。


普段はITやAI関連の本なども書いているのですが、今回は「もしも現実世界がコードで動いていたら?」というサイバーSF小説に挑戦してみました。


どうぞ気軽に、肩の力を抜いて楽しんでいってください!

ゴールデンゲートブリッジの崩壊を阻止し、クロノスを打ち破った僕たち。


だが、倒れたクロノスは、激しく咳き込みながら不気味に笑った。


「フフフ……見事だ、神崎蓮。まさか O(1) の定数時間パッチを実戦で完成させるとはな……。だが、遅かったな」


「何……!?」


クロノスが空を指差す。


サンフランシスコの南——シリコンバレーの中心地の上空に、巨大な黒い量子空間のゲートが開き始めていた。


「我が組織『カルテル』の真の目的は、ゴールデンゲートブリッジではない。シリコンバレー地下1000メートルにある『量子コアノード』の強奪だ」


クロノスの身体がノイズとなって消えかけていく。


「量子コアノードが起動すれば、地球全域の World Core OS は完全にフォーマットされ、新たな神……プロトコル・オメガが降臨する。貴様らに止める術はない……!」


クロノスは消滅した。


「神崎! ぐずぐずしてる暇はねえ、シリコンバレーへ急ぐぞ!」


冴先輩の叫びとともに、僕たちは再び車を走らせた。



───────────────



シリコンバレー、巨大IT企業が立ち並ぶテクノロジーの聖地。

その地下深く、常人では立ち入れない極低温の量子データセンター。


そこに設置されていたのは、巨大なシャンデリアのような形状をした、光り輝く『量子計算ノード』だった。


温泉のように湧き出る青白い量子エネルギーの中で、黒いホログラムが浮かび上がる。


┌───────────────────────────────────

│ 【QUANTUM SYSTEM LOG】

│ [QUANTUM SYSTEM INITIALIZED]

│ [COMMAND] FORMAT ALL DRIVE /World_Core_OS --override-all

│ [ESTIMATED TIME] 0.0000001 seconds

└───────────────────────────────────


「0.0000001秒で……地球全域のフォーマット……!?」


あまりの処理スピードに、僕と冴先輩は息を飲んだ。

アリスの声が、絶望に震える。


『ダメよ蓮……! 量子重ね合わせ《Superposition》による全方位同時フォーマット……! どんなに速いコードを書いても、時間が足りないわ……!!』


万事休すかと思われた、その時だった。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


「ちょっと面白いな」「続きが気になる」と思っていただけましたら、

ページ下部の【ブックマーク追加】や【評価】をいただけますと、執筆の大きな励みになります!


次回更新もお楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ