運命との出会い
I start adventure for now - Souji Yamato
翌朝、ショートヘアの美少女『僕っ娘クリス』(15才)が身支度をします。
そこで、まずは、フラットブラの代わりに、Gカップの新品スポーツブラを着けますが、デカ尻の下着は、昨日からの『地味パンツのまま』でいました。
ただし、この地味パンツですが、かなりの履き古しで‥‥擦り減っての透け具合が『あぶないエロス』の極みです。
それから、その上に、薬草採取のため、作業服『格安の野良着』を身に着けてから、ハサミなどの『園芸ツール』が入ったカバンを装着します。
これで、準備完了したので、冒険者ギルドに行き、初級クエスト『薬草採取』を受注しました。
午前10時、目的の森に到着したので、お目当ての薬草『ヨモギ』を探しますが、あっさり、数十秒で、必要分のヨモギ草が見つかりました。
それなので、後は、冒険者ギルドに持ち帰り、納品するだけです。
ところが、森から帰ろうとすると、地面に光る『黒いガラス板』らしきを発見しました。また、その大きさは、厚さ9ミリの7×15センチほどです。
――が、地球仕様な『例え方』をすれば『スマホ?』に見えます。
ここで、クリスが、黒いガラス板に手をかざしながら、スキルを発動します。
「鑑定!」
{科学文明の機械道具}
「えっ?」
鑑定結果を知って、思わず、クリスは『黒いガラス板』を手に取りました。
途端に『スマホ?』のスイッチが入ったらしく、初期セットアップが始まって、謎の文字や図形が、色鮮やかに表示されて行きます。
しばらく、クリスは『スマホ?』の表示に、魅入られていましたが‥‥突如、クリスの自国語で、メッセージが表示されます。
{スマートフォンの個人システムが、世界システムに接続されました}
「な‥‥!」
程無くすると、スマートフォンが、輝く粒子と化して、前方に移動します。
さらに、粒子は、増大しながら、人間の姿に変わりました。
その人間‥‥彼女は、セクシー侍女にしか見えません。
侍女が、クリスに挨拶します。
「私は、Xrok‥‥クリス御嬢さまのアニメイドです」
「‥‥アニメイド?」
「人造生命を素体としたサイボーグです」
「サイボーグ!」
クリスは、覚えがあるSF用語を聞いて、感動しています。
けれども、唐突に、Xrokが告げます。
「どうやら、私は、クエスト『世界初の神格に目覚めた人形』を達成したようです。おかげで、国家予算規模の報奨ポイントを得ました」
「ななな‥‥」
「それと、私は、これより、クリス御嬢さまの従属神となります。
以後、よろしく御願いします」
「‥‥こちらこそ」
クリスは、驚くべきか、喜ぶべきかを迷いました。
一方で、Xrokは、クリスに優しく、微笑み掛けています。
こうして、クリスは、アニメイドのXrokを、手に入れました。
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