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取敢えず冒険者を始めます(習作)  作者: 大和奏時
青春の旅立ち

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4/10

運命との出会い

I start adventure for now - Souji Yamato

 翌朝《よくあさ》、ショートヘアの美少女《びしょうじょ》『僕《ぼく》っ娘《こ》クリス』(15才《さい》)が身《み》支度《じたく》をします。



 そこで、まずは、フラットブラの代《か》わりに、G(ジー)カップの新品《しんぴん》スポーツブラを着《つ》けますが、デカ尻《じり》の下着《ショーツ》は、昨日《きのう》からの『地味《じみ》パンツのまま』でいました。


 ただし、この地味パンツですが、かなりの履《は》き古《ふる》しで‥‥擦《す》り減《へ》っての透《す》け具合《ぐあい》が『あぶないエロス』の極《きわ》みです。

 それから、その上《うえ》に、薬草《やくそう》採取《さいしゅ》のため、作業《さぎょう》服《ふく》『格安《かくやす》の野良《のら》着《ぎ》』を身《み》に着けてから、ハサミなどの『園芸《えんげい》ツール』が入《はい》ったカバンを装着《そうちゃく》します。


 これで、準備《じゅんび》完了《かんりょう》したので、冒険《ぼうけん》者《しゅ》ギルドに行《ゆ》き、初級《しょきゅう》クエスト『薬草採取』を受注《じゅちゅう》しました。



 午前《ごぜん》10時《じ》、目的《もくてき》の森《もり》に到着《とうちゃく》したので、お目《め》当《あ》ての薬草『ヨモギ』を探《さが》しますが、あっさり、数《すう》十《じゅう》秒《びょう》で、必要《ふつよう》分《ぶん》のヨモギ草《そう》が見《み》つかりました。

 それなので、後《あと》は、冒険者ギルドに持《も》ち帰《かえ》り、納品《のうひん》するだけです。


 ところが、森から帰《かえ》ろうとすると、地面《じめん》に光《ひか》る『黒《くろ》いガラス板《いた》』らしきを発見《はっけん》しました。また、その大《おお》きさは、厚さ9ミリの7×15センチほどです。


 ――が、地球《ちきゅう》仕様《しよう》な『例《たと》え方《かた》』をすれば『スマホ?』に見えます。

 ここで、クリスが、黒いガラス板に手《て》をかざしながら、スキルを発動《はつどう》します。


「鑑定《かんてい》!」


{科学《かがく》文明《ぶんめい》の機械《きかい》道具《どうぐ》}


「えっ?」


 鑑定結果(けっか)を知《し》って、思《おも》わず、クリスは『黒いガラス板』を手に取《と》りました。

 途端《とたん》に『スマホ?』のスイッチが入ったらしく、初期《しょき》セットアップが始《はじ》まって、謎《なぞ》の文字《もじ》や図形《ずけい》が、色《いろ》鮮《あざ》やかに表示《ひょうじ》されて行きます。


 しばらく、クリスは『スマホ?』の表示に、魅《み》入《い》られていましたが‥‥突如《とつじょ》、クリスの自国《じこく》語《ご》で、メッセージが表示されます。


{スマートフォンの個人《スマート》システムが、世界《ソレスタル》システムに接続《せつぞく》されました}


「な‥‥!」


 程《ほど》無《な》くすると、スマートフォンが、輝《かがや》く粒子《りゅうし》と化《か》して、前方《ぜんぽう》に移動《いどう》します。

 さらに、粒子は、増大《ぞうだい》しながら、人間《にんげん》の姿《すがた》に変《か》わりました。



 その人間‥‥彼女《かのじょ》は、セクシー侍女《メイド》にしか見えません。

 侍女《じじょ》が、クリスに挨拶《あいさつ》します。


「私《わたし》は、Xrok(クロック)‥‥クリス(Xris)御嬢《おじょう》さまのアニメイドです」

「‥‥アニメイド?」


「人造《じんぞう》生命《せいめい》を素体《そたい》としたサイボーグです」

「サイボーグ!」


 クリスは、覚《おぼ》えがあるSF(エスエフ)用語《ようご》を聞《き》いて、感動《かんどう》しています。

 けれども、唐突《とうとつ》に、Xrokが告《つ》げます。


「どうやら、私は、クエスト『世界《せかい》初《はつ》の神格《しんかく》に目《め》覚《ざ》めた人形《にんぎょう》』を達成《たっせい》したようです。おかげで、国家《こっか》予算《よさん》規模《きぼ》の報奨《ほうしょう》ポイントを得《え》ました」


「ななな‥‥」


「それと、私は、これより、クリス御嬢さまの従属《じゅうぞく》神《しん》となります。

 以後《いご》、よろしく御《お》願《ねが》いします」


「‥‥こちらこそ」


 クリスは、驚《おどろ》くべきか、喜《よろこ》ぶべきかを迷《まよ》いました。

 一方《いっぽう》で、Xrokは、クリスに優《やさ》しく、微《ほほ》笑《え》み掛《か》けています。



 こうして、クリスは、アニメイドのXrokを、手に入《い》れました。

I start adventure for now - Souji Yamato

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