家を手に入れた
I start adventure for now - Souji Yamato
それなりの美少女『僕っ娘クリス』は、人造侍女Xrokを手に入れた後で、冒険者ギルドに立ち寄りました。
もちろん、クエストアイテムの薬草を、納品するためです。
ですが、この時、冒険者ギルドから、Xrokが持つ『国家予算規模の報奨ポイント』の使い道として、まずは、家の購入を勧められます。
そこで、Xrokは、そこそこ、豪華な家を購入しました。この家のタイプは『カジュアル豪邸』とか言うものです。
やがて、購入した家は、30分ほどで、引き渡されました。今、クリスとXrokは、その家に居ます。
ただし、豪邸と言っても『カジュアル豪邸』なるものは、敷地が50メートル四方ほどしかありません。本当に、カジュアルな『なんちゃって豪邸』です。
それでも、見た目だけは、綺麗で洗練された感じでした。しかも、家事は、人工精霊たち(男性執事型×1、女性侍従型×2)が行ってくれます。
クリスが、Xrokに言います。
「良い感じの家だね♪」
「ところで、お嬢さまは、装備も充実させるべきです」
「僕の装備を、充実‥‥難しいよね?」
「いえ、私に任せて頂ければ、簡単、お手軽です」
「じゃあ、お願いするよ!」
「お任せください」
そこで、早速、Xrokは、機械粒子を発生させて『クリスの新装備』の3D生成を開始します。
その様子に、クリスは、目を輝かせながら、不思議な感動を覚えています。
しばらくして、クリスの新装備が完成しました。一品目は、下着スーツ(ハーネス型サスペンション)です。
けれども、この下着スーツは、見た目が『バニーガール衣装』でした。しかも、性能とやらが凄いものの‥‥デザインは、恥ずかしい風俗半裸の類です。
ただし、辛うじて、恥部そのものだけは、十二分に隠れています。
そして、二品目は、強化カーボン装甲です。これは、先の下着スーツに、搭載して使用します。また、これを搭載しての装備外見は、まるで戦乙女甲冑です。
それで、最後の三品目は、ビームソードでした。
しばらく、クリスは、新装備を身に着けてからは、言葉もなく恥ずかしがっていました。ですが、徐々に、はしゃぎ始めます。
「なんか、凄い性能だね!
この下着って、筋力や瞬発力の増幅効果がある」
「そうです。
しかも、強化カーボン装甲は、ハイポリマーも(中略)です」
「SF好きな僕でも、分からない用語があるけど‥‥きっと、凄いよね?」
「当然です」
クリスは、いまだ、恥ずかしそうですが、心から喜んでいます。
一方、Xrokは、表情を抑えながらも、誇らしげです。
こうして、クリスは、新居と新装備を、入手しました。
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