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井戸から得られるもの2
「見えた!南の森だ。」
大きな切り株の群生地。もしかしたら、何処かにシュガーが居たりしてな。
なんて胸を躍らせていると、目的地が見えてきた。
「トト、井戸だ!あそこに降りてくれ。」
「キィ」
※ ※ ※
「た、大変だ!早く、早く皆んなに知らせないと!」
「っと、ストーップ!残念だったなぁウサギちゃん。」
「ぷ、プレイヤー。狙いはなんだ!作物や水は渡している筈だ!これ以上何を」
「あぁ、助かってるよ働きウサギのお陰で俺達は死なないでいられる。だけどなぁ…それだけなんだよ。」
「うわぁ!!」
「ほらほら!わざわざ井戸に来たのに水置いてっちゃダメだろ!馬鹿なウサギに親切で返してやったんだ、ちゃんと這い蹲って礼しろよ!」
「ぐえぁ!!………あ…ありがとうございます。」
「はぁ!?聞こえねーな!?」
「あ……ありが」
「もういいや。どうせ殺すんだしな!」
「ん……」




