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孤独なワイバーン11
物凄い勢いの急降下!いや最早これは落下だ!
2度程意識を失っている間に木々がすぐ近くまで迫っていた。
もう夢中でワイバーンの足を何度も叩く!
叩く叩く叩く!!
とまれとまれとまれとまれ
バサッ!!バババババ!
さっきとは比べ物にならない程の音を立てながら大きな翼はしっかりと空気を掴み、緩やかに地面へと落ちていった。
ぶら下がった俺の足が地面に着くくらいでワイバーンは背から足を離した。
落下速度はほぼ無くなっていたが、俺は着地と同時に腰を抜かして地面に転がった。
「あ、おれ……いきてる。」
「キューウイ??」
「おまえ、マジでいいかげんにしろ。」
手脚がガタガタと音を立てて震えている。
立てないどころか、起き上がる事もできそうにない。
「キィーイ!」
純粋そうな瞳で見下ろすコイツは一体何がしたいんだ?
もう恐怖すら感じる余裕もない。
「うわ!な、何だ!?やめろ!」
青く細長い舌が顔や頭をちょこまかと這い回る。




