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孤独なワイバーン4
体外に逃げ出した空気と共に全ての力が抜け、俺はしぼんだ風船になっていた。
が、ふと我に返り体中を触って自身の無事を再認識すると、腹の底から大声を出し、両拳を空へ強く突き上げた。
「生きてる…まだ生きてるぞ俺は!ょっしゃぁーーー!!」
こんなに声を出したのはここに来て初めてかもしれない。
その時、
ドシン。
鈍い物音が外から聞こえてきた。
慎重に外を覗くと、さっきのワイバーンがべたりと地面に体を付け倒れ込んでいる。
死んだのか?
いや、上下している背中がまだ息がある事を示している。
傷からの出血が酷い。このままではそうもたないだろうな…
丁度いい、さっさと別の場所へ移動してしまおう。
隙間から出てワイバーンの傍に転がる残り1つの果実を拾いあげる。
フゥーーー。フゥーーー。フゥーーー。フゥーーー。
深い呼吸から苦しさが伝わってくる。
『このままじゃ死んじゃうよ!!』




