表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エデン~鳥籠編~  作者: 不知火美月
PR
30/84

孤独なワイバーン4

体外に逃げ出した空気と共に全ての力が抜け、俺はしぼんだ風船になっていた。


が、ふと我に返り体中を触って自身の無事を再認識すると、腹の底から大声を出し、両拳を空へ強く突き上げた。


「生きてる…まだ生きてるぞ俺は!ょっしゃぁーーー!!」


こんなに声を出したのはここに来て初めてかもしれない。


その時、


ドシン。


鈍い物音が外から聞こえてきた。


慎重に外を覗くと、さっきのワイバーンがべたりと地面に体を付け倒れ込んでいる。


死んだのか?


いや、上下している背中がまだ息がある事を示している。


傷からの出血が酷い。このままではそうもたないだろうな…


丁度いい、さっさと別の場所へ移動してしまおう。


隙間から出てワイバーンの傍に転がる残り1つの果実を拾いあげる。


フゥーーー。フゥーーー。フゥーーー。フゥーーー。


深い呼吸から苦しさが伝わってくる。


『このままじゃ死んじゃうよ!!』



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ