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エデン~鳥籠編~  作者: 不知火美月
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北寄りの中央の森3

次いで左二の腕も傷は確認出来ず、破れた服と血のシミだけが残っているばかりだった。


「まるでゲームみたいだ…うっ、」


『勝手に触るなよ!』


『ごめん、ちょっとやってみたくて』


『まぁ、ちょっとくらいならいいけどな。ちゃんと聞いてからにしろよ。』


『はーい。』


『ほら、そこ!そいつらを倒してから進むとやりやすいんだって!』


『やだよ!可愛そうだもん。攻撃してこないのに倒すなんてダメ!』


『面倒くさいなぁ…ゲームは戦うのが楽しいんだよ!』


『違うもん、色んなところに行けるのが楽しいの!大っきくなったらぜーったい、探検家になってドラゴンとかユニコーンに乗って大冒険するもんねー!』


『はいはい、そうですか。』


またか…変な記憶ばっかり思い出して、肝心なところが全然分からない。俺は一体どこの誰で、どうしてこんな所に来たのか。また、どこからどうやって来たのか。


こんな時間も場所もバラバラな記憶では拉致があかないぞ。


頭痛が治ると、体温も正常に戻っていた。


外傷だけで無く体力も回復するのか。


シュガーもこんな便利なアイテムがあるなら教えてくれればいいものの。


いや、もしかするとプレイヤーのみのアイテムなのかもしれないな。


『なんだ、丸腰かよ。』


まだ他にも有るのかもしれない。探してみるか。



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