ファーム
俺たちは無事中央の森を抜け西の森に足を踏み入れていた。
「待て待て待て!押すなよ!絶対押すな!触るな!」
「はいはい、触ってないだろ?大丈夫だ蔓をギュッと掴んで、ヒュッと行ってピョンってするだけだって!まぁ落ちたら…死ぬけど。」
「これ本当に人間が出来るやつなのか?絶対ホーンラビットしかできないやつだろこれ!!」
「〈ニンゲン〉ってのは知らないが、プレイヤーなら出来るさ。無理なら置いてくからな、じゃーなぁー。」
「ちょっ、待てよ!シュガー!!ったく、やるしかないのか…」
周囲に叫び声を撒き散らしながらもなんとか切り株から切り株へと飛び渡ることができた。
「何笑ってんだよ。どうだちゃんと渡れただろ?」
「アー腹いてぇ!こんなプレイヤー初めて見たぞ!はぁ~笑い疲れた。」
「そうかよ、よかったな。」
どうやら俺は絶叫マシーンとかの類が苦手なようだな。
「なぁ、シュガー。他のプレイヤー達は何処にいるんだ?」
俺と同じ状況の奴ら。彼らに聞けば何か分かるかもしれない!運が良ければここに来て長い、経験豊富な人に教えをこえるかもしれない!
「さぁな、オイラがそんな事知るわけないだろ。寧ろプレイヤーの行動ならオイラが知りたいぐらいだ。コウジは知らないのか?巣の場所、行動範囲、数は?行動目的は?何なんだよ!」
「ちょ、どうしたんだよ急に険しい顔して」
「静かに!」
険しい表情で迫ってきたかと思ったら、突然口を押さえつけて長い耳を忙しなく動かしている。
「っな、なんだよ急に!ちょっ、シュガー!何処行くんだよ!!」
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不知火美月




