第七話 無茶苦茶な増税
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こちらは、外伝となっております。
気になる方は、本編の『菊理姫様!お導きを!』〜アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を育てます〜もご覧になってください。
また、マーブル状の世界にやって来た。
自宅だ。
リビングのソファーにぐったりと座っている櫻子と書類を片手に険しい顔のヒロがいる。
「なんよこの通知!」ヒロが書類を投げ捨てる。
「そこに書かれてる通りです。亜人や妖の自警団を解散させるか、ドロップ品の売上の八割を管理費って名目で税金として収めろだって。」櫻子がだるそうに話す。
「管理費ってお前ら管理しとらんやん。無茶苦茶やでこんなん。大体、外宮の給与あるからって伝達者の手当は月に一万札やし、経費も申請通すの無茶苦茶厳しいのに!」ヒロがドンと机を叩く。
「怒ってもあかんで。そこに名前がある佐竹卓って私の元婚約者やけど、搾取することに関しては、才能があるから議会にあぁやこうや言って判決押させたんやろ。徴税官としては、アイツは優秀やで。」櫻子がひらひらと手を振る。
「でも、八割はないやろ。三条さんに相談するわ!」そういうとヒロは、スマホで電話をかけた。
電話で何やら話し込んでいる。書類やらを確認するのにヒロがリビングを出ていく。
「えぇ、そうなんです。」
「こちらに調査に来た事ないです。」
「月の会計帳簿を送っていました。その中に亜人や妖に給与などを与えていたのを記入したのがいけなかったのでしょうか?」
ヒロの会話が聞こえる。
相手も困惑している様子が電話口から漏れ出る。
30分ぐらい話し込んでいただろうか、ヒロがリビングに帰ってきた。
櫻子がソファーで寝ている。
ヒロがそっとブランケットをかける。
ゆっくり櫻子の顔に近づく。
うちは、今度こそは!と思い固唾を飲んで見守る。
ヒロと櫻子の唇がそっと触れた。
ヒロがニヤッと口元が綻ぶ。
そこにロッキーがやってくる。
「大夢!やったね!」小声でヒロに話しかける。
ヒロが唇に人差し指を当てるとバスルームに向かってしまった。
そっと、櫻子が目を開ける。
櫻子が、ロッキーと目が合う。
ロッキーがウインクをする。
櫻子は、目を瞑った。
『こんなのが見たいのか?』白馬が呆れながら声をかけてきた。
「見たい!恋愛リアリティショーではないか!」うちが今の二人がいかにもどかしいか力説する。
白馬は、そうか。と一言いうとまたポクポクとマーブル状の世界に連れて行った。




