第六話 自警団の勧誘
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こちらは、外伝となっております。
気になる方は、本編の『菊理姫様!お導きを!』〜アラフォー領主ですが、引退したいので伝説の姫巫女を育てます〜もご覧になってください。
また、白馬がポクポクと進む。
次は、北京町周辺に来てる。ここは、中華街だ。
豚まんとタピオカ。そこにラーメンなどが売ってる店がある。
耳と尻尾を隠した。茜茜が店を切り盛りしてる。
夜もだいぶ遅いのか他の店はほぼ閉まってる。
人もまばらだ。
そこに櫻子がやって来た。
「角煮まん一つ。それに狐だしてくれる?」櫻子が不敵に笑う。
「アイヤー。お客さん!うちは、いなり寿司なんて置いてないネ!」茜茜が笑い返す。
「これでも?」櫻子がバックルを見せる。
「店を閉めるから待つネ!」茜茜が不貞腐れながら話した。
櫻子が中華風の金と朱色の派手な東屋で腰を下ろしていると茜茜がやって来た。
「何ネ?ちゃんと書類通してビザは持ってるヨ!」茜茜がプリプリ怒りながら在留カードを出した。
「違うわ。亜人で仕事に困ってるやつおらん?仕事引き受けて欲しいんやけど。」
「はぁ?仕事?仕事してない亜人なんていないよ!そんなやつはカードないやつネ!」
「そうなん?最近、亜人や妖が捕まってるの知らん?」
茜茜の顔が少し引き攣る。
「知ってるな。その話や。自警団を作ろうと思う。この土地には、私含めて2人しか伝達者がおらん。守ってもらうだけじゃなくて。自分らで動かんと内宮の騎士様は知らぬ存ぜぬやで。」櫻子が青島ビールを飲みながら話す。
「なんで、私にそれを話すネ!」茜茜が警戒する。
「調べさせてもらったよ。李茜茜元は放牧民族の狐の亜人やな。大和には難民としてやって来た。一族が道士に狩り尽くされたとか。その道士がこの土地でまた亜人狩りはじめていたら?狐狼一族の魔力は、あちらの大陸では、貴重なんやろ?また、獲物になるんか?」櫻子が冷たく言い放つ。
茜茜の顔が真っ青だ。小刻みに体が震えてる。
「自衛するなら群れた方がいい。こちらの亜人達も自衛の為に動いてる。目的が一緒なら群れた方が得じゃないか?とりあえず、コレ。」そう言うと櫻子は名刺を渡した。
名前と電話番号の簡素な紙だ。
役職も何も書いてない。




