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6. 「波紋の鉱石」「誤り」「箒」「白樺」

足元で冷たい波が跳ねた。彼方まで広がる湖面は、鏡のように青空と白雲を映している。


湖水を蹴ると、空と雲は混じり合い、鉱石のような模様を描き出す。もう二度と生まれることの無いその鉱石を、私は素手で静かに麻袋に拾い集める。


あぁ、鉱石が逃げちゃった。君が網なんて使うから。 #twnovel




人は永遠と間違いを繰り返す。一方で、ふいんきで判断して間違えることも、やむおえないことだ。だから私は、他人の誤ちは正すようにしている。少しづつでも誰かの役に立つなら。情けは人の為ならずと言う人もいるだろう。それでも私は、正しさを求める人を草葉の陰から応援している。 #twnovel




小屋で見つけた魔法の箒。子供は禁止されていたけど、少しだけならバレないはず。ひょいと跨ってみると、いきなり箒は急上昇。その行く先は雲の中。不意に視界が開けると、そこには満天の夜空が広がっていた。三日月が箒に声をかける。「やっと帰ってきたのに、生贄はそんな小娘だけかい?」 #twnovel




白樺の森は、僕に囁いた。


あの霧の向こうに彼女が待っていると。


ずっと会いたかったのだろうと。


僕は、真っ白な世界へ手を伸ばす。


触れたそれは、今にも崩れそうな綿毛であり、アイスピックのような棘だった。


やっと忘れかけていたというのに。


白樺の森は、もう僕を見ていない。 #twnovel

お読み頂きありがとうございます。


今回は、自己と世界をビジュアル化して書くことをテーマとして4作書きました。


「波紋の鉱石」は、仏教の空思想を下敷きにしました。形の無い本質を地道に捉えようとする人と、効率だけを重視して本質を得られない人とを対比したものです。概念をビジュアル化することにこだわりました。


「誤り」は、テーマとは違いますが、誤用のオンパレードをやってみました。正しいのものを下に示します。いくつ間違いに気付けたでしょうか?


人は延々と間違いを繰り返す。一方で、雰囲気で判断して間違えることも、やむを得ないことだ。だから私は、他人の間違いは正すようにしている。少しずつでも誰かの役に立つなら。情けは人の為ならずと言うじゃないか。そういう訳で私は、正しさを求める人をこっそり応援している。 #twnovel


「箒」は、自分の未熟さを知らずに世界へ飛び出す魔法使いの少女を書いてみました。最近の人は、自分の未熟さを認めつつ、理解していないと感じるので。


「白樺」は、自分の行動に対して世界は責任を持ってくれないという寓意です。


次回はどうしようか、まだ考え中です。


小説執筆AIに書かせたTwitter小説は、別枠にしようかなと思ってます。


それでは。


2018/06/02 初稿

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