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絶欲モンスター  作者: ジラフ
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森への帰還 2


「あたしのはこれ!」


風のやつは羽根?きったねえ羽根だなこれ


「早く早く!!」


急かすんじゃねえよ小娘が


「これはなんでしょうか?」

一応聞いてやる


「それは後で教えるから早く!!」


は?祝福失敗してやろうか?


まあ良い……怒らせると怖いことに代わりはない


「حصتسزكحشازسغساتسخشخعصااسمسمسوشتعضاتصصبتححضجشىرظاشهضزسنرظتسهساشسمرساغوصرمسرسلس(万物流転の主よ、淀み汚れた円環を清め給え。新しき器には新しき流れを)」

今回は…なんかニュアンスが違うな、まあ良いや詳しいことなんてわかんねえし


あるぇ?


羽根に変化がねえ……


失敗か……!?


「ありがとうっ!!」


え?成功なの


「うわっ!?」


羽根が風を纏ってる


じゃあ汚ねえのはデフォかよ!?びっくりさせんな!?


「あたしはレン!仲良くしてね!!」


無駄に近い


自己紹介は良いからこの羽根が何なのか教えろや


「この羽根はあたしのしん「次は私」


一番あぶねえ奴が来たか……しかし、割り込むのはいけねえなあ


会話を中断させやがって……まあ、聞く限りあれも神像だろうな


偶像崇拝はどこにでもあるんだな、勉強になったわ


「ん」


ん、じゃねえよ。一番わけがわからないもの渡してきやがって


何だよこれ、箱?


「これは一体?」


「それはあなたが知るべきことではない」


じゃあ頼むなや、やるけどさ!


「分かりました……」

納得なんかしてねえかんな


「それを浄化できたなら教える」


「それは楽しみですね」

どーでも良いわ


「љерѕиопшчкфјдкгелсјапњјјослдјддодмхњхлпгихњлдухдскдјдчдјдхољпефншекдепфјјњпдјешхео(創造主、管理者、営みの守護者、生きとし生けるものすべてを内包せし原初の混沌、正したまえ、繕い給え、秩序の礎をここに)」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


地鳴りが!?


何が起こるんだ!?


パアアアアアアアアアアアアア


見慣れたけどさ


天からの光が箱に注がれてるなあ


こんな大掛かりなことになるなんてこの箱やべえやつか


「っ……!?やはりあなたは……!」


何とかなったか?


「私の名はパンドラ……あなたならこの名の意味が分かるでしょう?」


うーわー、この箱あれか災厄が詰まってる例の箱か


つーか、俺ならってなんだよ。パンドラの箱の話なんて誰でもしっとろうが


「想像の通りよ。これは絶望の詰まった箱。そして私の心臓でもある。あなたが直して来たものは災厄の鍵で私たちの心臓と繋がっていたのよ」


ああ?よくわかんねえな


「簡単にいうと。ジーボの鉱石、ワツミの水球、レンの羽根、私の箱、それに加えてポウの炎のどれかが暴走もしくは巫女が死亡すると世界が終わるわ」


はあ!?それじゃあ……お前ら


自力でメギドラ◯ン使えるわけじゃねえのかよ!!


ビビって損したわ!!


「全部ガタが来ていたから……もうダメかと思ったけど、あなたのおかげでそれも無くなったわ。あなたは世界を救ったのよ」


世界を救う前に俺は自分を救いたいんですがねえ


助けてください


『世界の滅亡阻止を達成しました。進化先を選んでください』


げえ!?嫌な予感しかしねえ


※※※


咎の業火


さらなる炎によって身を焼かれることになるがある程度炎を扱えるようになる

少しだけ神に近づくことができる


受難の求道者

欲の元を非常に惹きつけるがそれをはねのけることで強さを得ることができる


咎の使徒

神の僕となる。全ての戒めを解き放ち、神の意志の代行者となる

注)自由意志は剥奪されます


なお、どれを選択しても功績による功徳は加算されます

※※※


ほーらろくなもんじゃねえ!!

余計に燃えてどうすんだよ!?惹きつけてどうすんだよ!?自由意志奪われたら俺じゃねえよ!?

あと功徳ってなんだよ、初めてみたんですけど


『3秒以内に選んでください』


え?ちょっ!?


空の海賊だってもうちょっと待ってくれるんですけどお!!


『懇願を受諾、三分間の猶予を与える』


空の王族くらいは待ってくれるんだな……。


よく考えろ、まずは火か……これを選ぶ意味はねえ。神に近づくなんて冗談じゃねえよ、そんな面倒なもんになってたまるか


次は……よくわからん。欲の元を惹きつけるってなんだよ……しかし初めて強さという言葉が出てきたな。


最後はもうだめだ、これ以上奪われてたまるかっての。たとえ世界最強になったとしても意思がないんじゃあ意味がねえよ


消去法で二番目のやつ……ってあれ?これって拒否できねえの?


『不可です』


まあいいや、予想済みだ


『意思の決定を確認、進化を遂行します』


















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