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未来の自分に挑戦するチャレンジャー

「あら、今日はどうしたのよ。おめかしなんかしちゃってさ」

「……婚活してきたの。お姉さん、おかわり」

「……その様子じゃまた失敗してきたのね。可哀想に」

「哀れむな、またって言うな……ちょっと私が失敗した理由考えてくんないかな。あんたそうゆうの得意でしょ」

「そうね。まず、性格なら優柔不断で意地っ張り、ついでに頑固なところでしょ。見た目なら、あんた隙がないのよ。今日だっておめかししてるけど、鉄壁って感じで、気の弱い男ならビビって近寄りもしないわよ。もうちょっとカジュアルにしてもよかったんじゃない?」

「この服姉さんに選んでもらったんだけど」

「……過保護すぎるわ」

「……今度からはあんたに見てもらおうかしら」

「それでもいいけど、お相手はあんたの事知りたがってんだし、自分で選ぶのもいいんじゃない?」

「それだと悩んじゃうのよね」

「あたしは服よりその人との会話を楽しみたいわね。お姉さん、サンジェルマン一つ。あんたはまだ飲む?」

「飲む。お姉さん、私にはエメラルドミストちょうだい。会話って言ってもねぇ」

「ああいう場って、やっぱり趣味とか年収とか聞かれちゃうの?」

「人にもよる。たまに年収が自分より下だとかマウント取ってくる人いんじゃん」

「ああ、あたしああいうの大っ嫌い!! たとえあんたより下でもなんか関係あんの?! ってキレそうになっちゃう......って、ああいうところにくる男で聞いてくる人っているの?」

「いるのよこれが。こんなところでもマウント取ってなにがしたいんだ! 結婚したくないのかよって聞きたくなっちゃう。聞かないけど」

「聞かないの」

「聞かない。だって鬱陶しいし、その人はもうないから次! ってなっちゃう」

「なるほどね」

「はぁ......なかなかいい人見つからないのも考えものね。」

「あんたが婚活したいって言い出したのに? 諦めんのはやくない?」

「まだ諦めてないわよ!! ......ただ、ちょっと、愚痴りたかったのよ」

「はいはい。じゃあ頑張んなさいよ」

「もちろん頑張るわよ。お姉さん、おかわり! こうなったらめちゃくちゃいい男見つけて今世は絶対に幸せになってやる!」

「応援しとくわ」

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