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転生したら、守護霊でした  作者: じ・お。
三章 神祇創生

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新たな仲間

調査隊からの報告が届いたと通達を受け、アイン達は執務室に集まった。


「発光現象のあった場所には、人為的に岩を重ねたような場所があり、そこに人が訪れた痕跡があったそうです」

エラランが報告書を読み伝える。


「岩を重ねた場所。。。他に何か無かったかの?魔法陣のような。。。」

ナージャが魔術師の視点から尋ねる。

「いえ、そのようなものは発見されてないようです」

老婆はそれを聞き、うーむと、考えに耽る。


「何にしても行って見ないと分からないよ。危険が無いってわかったんだから行ってもいいよね?」

アインはエラランにキラキラした眼差しを向けて許可を求める。

「分かりましたよ。出立は明日ということで、準備を進めます」

不承不承折れてくれると、仲間たちはぱぁっと明るくなった。


次の日。


準備が整い、正門で見送りのため人が集まっていた。

「じゃあ、行ってくるよ」

「お気をつけて」

その場にアイシャの姿が見えないことが気になったが、一行は出発した。


「やっぱ、俺たちには旅が向いてるな。城の生活も悪くは無いんだが窮屈でなぁ」

カイルは久しぶりの解放感にすっきりした顔をしている。


「まあ、料理はおいしいし。お風呂も毎日入れるのは捨てがたいわね」

リタが少し名残惜しそうに言う。じゃあ残ってるかと、からかうカイルを小突く。


「僕は、みんなとこうやって気軽に話せることの方が楽しいよ。城だといろいろとうるさいからね」

アインは城の中では人の目があり、王としての振舞いを求められることにストレスを感じていた。


「わしはともかく、魔術の修行以外に時間を取られるのは、ミリーにとっては良いとは言えんからな。ほどほどに付き合ってやればよいじゃろ」

ナージャとしては弟子の成長を気にしている。

「私も、いろいろ不出来な自分が見えてくるので。。。」

ミリーは、まだマナーに関して気にしている。


「あら、城に居たって気を抜く方法なんていくらでもあるわよ。今度コツを教えましょうか?」


ん?


しれっと会話に混ざるこの感じは以前にもあったな。

既視感を感じて皆が後ろを向くと、そこに金髪の少女の姿があった。



「「「「「アイシャ?!」」」」」


全員が一斉にハモる。


どこで手に入れたか、しっかりと旅装束を着て、髪を後ろに束ねてポニーテールにしている。

「なんで、どうして?」

アインが、あわあわしながら聞く。


「城に居てもつまらないから、ついてきちゃった♡」

テヘっと笑う少女に皆言葉が出ない。


「それに、あたしも、仲間で家族なんでしょ?」

そう言って、ミリーをいたずらっ子の様な目で見て手を取る。


「ぐぬぬ」

ミリーは言葉を失い天を仰ぎ見る。


「さあ、行きましょう!冒険が待ってる!」

アイシャはミリーの手を引き、先に歩き出していった。


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