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第四十二話 五人の従者 二人目

またまた微エロ!

( ̄Д ̄)ノ

第四十二話 五人の従者 二人目


☆オウエン大森林


 待機していた四人の前に、サトウとリスティが戻って来たのは一時間近く経ってからだった。


「大丈夫! リスティ?」

「……ああっ、大丈夫だ…問題無い」

 確かにリスティに怪我は無さそうだが、顔は紅いし、身体は熱を持っている。そして下半身を酷く庇っている様に見えた。

「……本当に大丈夫なの?」

 心配気にリスティの身体を支えようとしたソフィアの手が腰に触れたその瞬間「ひぃうううううっ!」と悲鳴にも似た嬌声を上げ崩れ堕ちてしまう。

「!!! ど、どうしたの? リスティ!」

「サトウ! 何をしたの!」

「いいの! ソフィア!」

 大切な仲間でもあるリスティを心配して食って掛かるソフィアをリスティが必死に止める。

「……大丈夫よ…私は大丈夫だから…」

 そう言って、顔を真っ赤に染めてソフィアに話すリスティの眼はまるで少女の様に潤んでいた。

「……リスティ…」


「さて、次はソフィア、お前だ」

 サトウにそう言われ、リスティに諭されると、ソフィアはもう何も言えなかった。

(なんなの? モンスターの討伐に行ったんじゃ無かったの?)

 しかしその疑問をソフィアはサトウに聞くことは出来ない。今はただ従う事しか出来ないのだ。これは五人で決めた事でもある。


「さて、ソフィア、お前の得意武器はなんだ?」

「……は、はい。私は魔法剣士ルーンフェンサーですので、魔力付与出来る長剣ロングソードと、小型盾スモールシールドが基本装備になります」

「使える魔法は?」

「攻撃と防御、あと補助魔法が使えます」

「前衛と言う事でいいんだな?」

「は、はい。あくまでも剣士です。魔法剣の使える」

「ではこのミスリルソードを使ってくれ。あとスモールシールドはこれを」

「は、はい」


 ソフィアはそれでも装備を確かめる。ドノヴァンの娼館から引き揚げて来た武器にはそれなりの業物が揃っていた筈なのだ。


「どうだ?」

「は、はい、ミスリルソードはかなりの業物だと思います」

「見た所ソフィアは手数で勝負するタイプだと思うが?」

「はい、遠間から魔法で牽制を仕掛け、接近した所を剣で傷を負わせます」

「よし、ソフィアに与える課題は組み立てと一撃で倒す事だ。今日はそれを心掛けてくれ。いいか、レベルの高い敵には早々隙は出来ん。迂闊な攻撃は読まれてしまう。読まれても躱す事しか出来ないだけの攻めを心掛けろ。ただ手数だけを増やすのは駄目だ」

「……は、はい」

「ソフィア、俺はお前を失いたくは無い。その美し金の髪も、青い瞳も、その抜ける様な白い肌も俺のものだ。だから決して死ぬ事は許さんからな」

「!!! そ、それは……でも、私は姫巫女に仕える身です。この命は既に捧げております」

「姫巫女は俺が護る。そしてお前もな。それにもはやお前に選択肢は無いだろ? ソフィア、お前達は姫巫女を護れ無かった。だから俺に頼ったんだろ? なら、俺が姫巫女を護り続ける限り、お前は俺に仕えるんだ。逆らう事は許さんからな」

「……もとより、この世界で今、姫巫女を護ろうとしてくれるのはサトウだけです。我々五人は元からそのつもりで奴隷になる事を誓いました。なんなりとご命じ下さい」

「よし、ではついて来い」

 そう言ってサトウはソフィアを連れ、森の中を疾走し始める。

 目指すはグレイウルフの群れ

 そこで、ソフィアはその力を試される事になる。


魔法剣士ルーンフェンサーソフィア


「あのグレイウルフだ」

「サトウの探索能力はあの距離から捉えられるのですか?」

「ああ、時空魔術は補助魔法が充実しているからな」

 並みのレンジャーでもそこまでの索敵能力は無いだろう。さらに、ソフィアも軽戦士なので機動力には自信があったが、サトウはそれを遥かに上回っていた。


(ただ強いだけじゃ無いのね)


 そしてソフィアの目の前に七匹のグレイウルフが群れている。捕食したばかりなのか大イノシシと思しき肉の塊に食らいついている。


(あれを一人で狩るの? リスティも殺ったの?)


「後ろには俺が付く。たが、この程度で遅れを取る奴とは行動を共にする事は出来ん。分かるだろ? お前らを人質に取られ、姫巫女がどうなったか! だから、弱い奴はいらん。もしも、お前がこれからも姫巫女と居たいなら、その力を示して貰う。いいな?」

 ソフィアは奴隷娼館に捕らえられていた時の事を思い出していた。身分の違いを超え接する姫巫女の行動に心酔して仕えてきたが、あの時、間違い無く自分達が足枷となっていたのだ。同じ事を繰り返す事は出来ない。そして必ずお側で支え続けのだと! ソフィアはそう固く心に誓っていた。

「分かりました。必ずサトウの期待に応えて見せます。ですから、お側に仕えさせて下さい」

 膝をつき、深々と頭を下げるソフィアにサトウは満足気に笑う。

「ソフィア、それはそのまま俺の性奴隷になる。永遠にな。まあ、姫巫女は既に俺のモノだったのだから、変わりは無いが、お前にとって、それは苦痛でしか無いかもしれん。それでも良いのか?」

「元より我ら覚悟の上です。多くの騎士たちが姫巫女を見捨てて逃げ出した時も、我らは決してその道を違える事はありませんでした。それはこれからも変わりません」

 そしてーーサトウは嬉し気に笑うと

「姫巫女は俺の幼馴染みでな。色々因縁もあるが大切な女なんだ。その女をそこまで慕ってくれると、俺も嬉しいぜ。しかし、全てはお前次第だ! いけ! ソフィア! お前の覚悟が口だけでは無いことを自らの剣で証明してみせろ!」

「御意! 忠義の剣、とくと御覧下さい!」


 茂みの中から飛び出したソフィアは、遠間から魔弾マジックボルトを放った。一般的に魔法剣士ルーンフェンサーが使うのは攻撃と防御が主体となる。

 流石に姫巫女に仕えるだけあってその威力は高いが、基本的にソーサラーと同じく発動の早いモノが殆どだ。

 そしてグレイウルフを連射された魔弾マジックボルトが立て続けに貫いて行く。

 サトウはその連射速度にも驚いたが、何より命中精度にも驚かされた。動きの早いグレイウルフをアレだけの遠間から初弾で直撃させるのは、天性のモノだろう。

 そして「[マジックシールド]!」を唱えソフィアはグレイウルフに踊り掛かって行く!

「[エンチャントファイア]!」

(魔法剣か! しかも早い!)

 次の瞬間、ソフィアはミスリルソードに炎の魔力を付与し、そのままグレイウルフを斬り裂いた!

「ウオオオオオンッ!」

 断末魔の咆哮をさらにつん裂く爆炎が巻き起こる。炎の魔力がグレイウルフを焼き尽くしその熱量を爆発させる!《ドォンッ!》一撃で黒焦げになったグレイウルフを振り返りもせずソフィアは次の獲物を横薙ぎにした。躊躇する事なく振るわれたミスリルソードは、飛び掛かって来たグレイウルフの首を跳ね飛ばし炎に包む!

 そして背後から襲い掛かって来たグレイウルフがマジックシールドの強力な魔法障壁に弾かれ硬直すると、スルリとソフィアは貫いき、そのまま身体を半回転させ右から襲い掛かってくるグレイウルフの鼻先を斬り裂き、また身体を半回転させその横に走り抜けた。瞬く間に二匹を屠ったソフィアは怯んだ残りのグレイウルフにまたもや魔弾マジックボルトを連射してその動きを止め、射抜かれて動けなくなったグレイウルフに止めを刺していく。

 気が付けばまともに動いているグレイウルフは一匹もいなかった。初撃を受けたグレイウルフは臓腑を抉られ動く事もままならない。

 そして、ソフィアが最後の一匹に止めを刺すまでに五分と掛からなかったのだ。


「はぁ…はぁ……はぁ…」

「ソフィア、合格だな」

「はぁ……あ、ありがとうございます」

「どんな時でも、勝負を賭ける時は一気に行け。躊躇するなよ」

「……肝に命じておきます」


 そして、サトウはソフィアをいきなり抱き締めると、強引にその唇を奪っていった。

「んんっ…あん♡……い、いきなり何をするんですか!」

「お前は合格して俺の奴隷になったんだ。だから奉仕の時間だろ?」

「そ、そんな! こ、こんな所で何て」

「それとも、皆の見ている前が良いのか?」

「そ、それだけは止めて下さい! あ、あの、お願いです。ひ、ひどい事はなさらないで…」

「ダメだ! ソフィアはもう俺のモノだからな。さあ、服を脱いで四つん這いになれ! これは命令だ」

「!!! …………」

 ソフィアは諦めたかのように目を閉じ、サトウの命令に従った。

 美しい金髪と青い瞳は羞恥に染まり、その白い肌をゆっくりと支配者であるサトウに晒すのだった。そして一糸纏わぬあられもない姿に貶められたまま、四つん這いになる事を強要され、ソフィアは嗚咽を漏らしながら、それでも決して逆らわなかった。

 そこから始まるサトウの責は、容易くソフィアを狂わせて行く。そして、姫巫女である真奈美の秘密の性交渉をその身を持って味合う事になるのだった。

 必死に声を押し殺すソフィアの、儚げで啜り泣く様な嗚咽が森の中に響くのに、それほど時間は掛からなかった。そして、それは何時までも続いていたと言う。

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