黒百合の花片と純潔の花片-因縁-
「分娩台にのって、大きく足を広げろ」
「おい!クソガキ見ろよ(笑)分娩台の薇愛を見ろよ。俺にねだってるんだよ。俺と薇愛は昔に付き合ってたけど、今はセフレだよ。俺は結月の初めての男になって、たっぷり楽しむ。どうせ妊娠出来ない体なんだしな。紹介してくれた薇愛に最高に感謝だぜ」
「おい!妊娠できないって何の話だよ!!」輝七が力輝矢に声を荒げた。
「あのねっ・・そんなくだらない話は後にしてくれない?足を広げて待ってるレディがいるのに、女に恥かかせないで!!ああんっ・・力輝矢の厚みのある舌が痺れさせるのよ・あんっ」力輝矢は高速で舐めまわした。
「薇愛のカラダもたまらねぇけど、結月のカラダを早く俺で支配したい・・うおっっ・・ダメだ我慢できねー。結月に放出できなかった、、ああっ・・あああああっ。」
「力輝矢は早いのよぅ。力輝矢とヤルと汚れるのよ・・。輝七?力輝矢が頑張って、結月を女にするし、スケベ猫に調教するからさ。結月は、将来子供産めないかも知れないのよ。子宮内膜症の症状があってさ・・。産科の道に行くのもためらってる。だから私が産科の道に行くわ。1日5回セックスしても、子供妊娠できないかもしれないし、だけど、運良くできるかもしれない。だけどさ、輝七のパパったら、「妻とはセックスしない。セックスしなくても子供はできるんだ」とか狂ってるわ(笑)魔法?転生?パパだって、輝七をセックスして作ったんでしょ?笑える」
「結月ちゃんを傷つけるんじゃねーよ」(結月ちゃんの変化に気づいてやれなかった・・なにやってんだ。クソッ)
輝七は、結月への気持ちを高鳴らせていた。
「ガキ・・俺らの生々しいセックス見て感じてるんじゃねーよ!」うずくまる輝七の顔に、力輝矢はツバを吐き捨てた。輝七は、床に散乱した純白の薔薇の花片を握りしめた。
自宅へ歩いて帰る結月は、何度も何度も後を振り返った。(なんで力輝矢さん・・追いかけてこないの?何かあったのかしら?体調悪くなったとか・・大丈夫かしら・・)力輝矢に、LINEを送るが返信は無かった。((タイにクスリを買いに行く。心配するな))1週間後にLINEの返信があった。薇愛は、結月を陥れる為に、力輝矢に大金を持たせ、飛行機でタイへ飛ばさせた。 (クスリって何かしら・・力輝矢さんは財前教授とか、Dr.コパになるって言ってたわ。海外で勉強大変ね)結月は、恋人の安全と健康を願った。
「早く会いたいな・・」
月日が過ぎ、黒百合グループのイベントが盛大に行われ、施設の警備にあたっていた吉田徹。スマホに着信があり、休憩に折り返し電話をした。「薇愛?元気か?どうした?」
「徹さん!ずっと会ってくれなかったじゃない!バカ!バカ!バカ!」
「しょうがないだろ・・ルナが退院してきて、ずっとずっと一緒にいるんだし。だけど明日から検査入院なんだ。明日ルナを病院に送ったら会おう。あんずパイ堪能したいよ」
翌日の夕方。ルナを病院に送った後、駐車場に停めていた車のドアを叩く音がした。ドアを見ると薇愛が手を振り立っていた。
「薇愛!ここで何をやってんだよ?待ち合わせ場所は違う場所だろう?」
「分かってるけど、お見舞いの花をね(笑)」
薇愛は運転席に乗り込むと、徹の上に跨がった。徹はフロントのサンシェードと車内カーテンを厳重にした。揺れる車体。自ら脱ぐ薇愛の体を、狭い車内で貪り尽くす。
「お風呂入ってないからヤバい。興奮するっ。ああんっ。ルナさんとセック・・あんっ・・そこよ。ああんっ。セックスしたの?」
「ルナとは、セックスはそんなにしてないけど、レーズンだからな。舌で突いても萎びてるし。俺は男だから、誘われたらヤルしかねぇけど、薇愛はやっぱり吸い付くんだよな。薇愛は他の男とヤッてねぇよな?」
「ああんっ・・急いで早く突いてっ」
徹の車の隣りに駐車した、中年女性の車体も揺れ、カーテンを少し開けると女性はシートを倒し、激しく揺れていた。徹と薇愛は狭い車内で絶頂に果てた。「ブゥゥゥーっ」徹の車のクラクションを強く長めに押す薇愛。
「なにやってんだよ!?」
「今セックス終わりましたの愛図よ」
カーテンがひかれた窓に向かい、足を広げる薇愛。「車のカーテンを開けてさ、ルナさんの病室に向けて、徹さんが色づけた花片を、お見舞いの花として見せようかしら(笑)咲きたての白色のお花どうぞ捧げますって」
「ルナ喜ぶか?(笑)あとさ、薇愛に聞きたい事があるんだけど。こないだ御石神社の近くを仕事で通った時に、見たんだけど薇愛と話してた若い男って誰だよ?説明してよ」
輝七の事かしら?幼なじみで元カレよ。輝七は、未だに私にゾッコンだと思うの。結月は、輝七に惚れているのよね。バージン奪われたいとか、、だけどさ今、付き合ってるのは違う年上の男よ。こないだホテルまで行ったのに、まだバージンよ。バージンは困るのよね。責任とって!結婚して!とか、ラピュタの飛行石が欲しいとか言い出すのよね。徹さんって、元奥さんの純潔を奪えなかったんでしょ?あと取引先の女社員のアルテミスっていう女の純潔も。だったらさあ・・結月の純潔を徹さんが奪えば?血だって繋がって無いしさ、ルナさんの娘で、父親代わりっていってもさ、他人よ!男と女よ?教えてあげなよ、性教育としてさ。私は、結月が、心配なの。子供欲しいからラピュタの石が欲しいとか、ムスカ大佐に会いたいとか。結月も徹さんの御神木だったら大丈夫かもよ」
「そうか・・。薇愛の言うことも正論だよな。元妻の純潔は奪いたかったよ。初めて惚れた女だったしな。清楚で可愛らしくて、純白の薔薇のようだった。愛した女が純潔ってたまらないよな。俺の愛した女は、今頃なにやってんのかな。子供とかいるのかな・・」
「再婚とか離婚もあるかもしれないし、運命なんて分からないわよ。薇愛だって、運命的に徹さんに会えたしね。花片もいろんな形や色になったわ。女は花片で決まるのよ」
師走に入り、慌ただしく過ぎていく日々。新年を迎える準備に明け暮れ、街中は人で溢れ返っていた。大晦日の夜。御石神社には年越しを迎える参拝客で溢れ返っていたが、社務所は閉められたままだった。新年へのカウントダウンが始まり、3,2,1・・。無事に新年を迎えたが、新たな火種が放たれた。
タイにクスリを買いに行った力輝矢は悪戦苦闘しながらも、売人からクスリを買うことも無く、タイマッサージや、歓楽街を楽しんでいた。タイマッサージの回数券をお土産に書い、日本に帰国し、薇愛に帰国の電話をした。「帰ったよ。タイマッサージの回数券買った!タイの魚で、体をぶん殴るマッサージなんだけど、幸せになれるらしいぜ」
「ねぇ?クスリ買った?指示されたクスリを手に入れなさいよ。裏路地で販売してるわ」
「電子マネー使えるか?」
「電子マネー使えないし、ポイント分なら、あとで現金であげるわよ」
1週間後に力輝矢からLINEがきた。((言われたクスリ買ったよ!ポイント分を忘れないでな!))
「バカな男ね。用が済んだらポイッよ」




