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黒百合屋敷のレーズンパイ-黒い木と実

「ママの花片…白いの…なんで…」

薇愛はすぐに部屋を出た。自分の部屋に戻り、黒百合の御神木を複雑な表情で舐めまくった。(パパ……。ママの花片が…)黒百合の御神木を無我夢中で舐めていた瞬間、御神木が割れ、半紙に包まれたUSBカードが見え隠れした。(これなんだろう…)USBをパソコンに差し込んだ。(もしかしたら、これって…)薇愛はセフレの徹に電話をしたが、留守電。(何なのよ!薇愛が、かけてやってるのに」その頃、徹は内縁の妻と車内にいた。病院を退院したルナを助手席に乗せ、自宅のアパートに向かっていた。カバンの中で着信が光っていたが、車を運転していた徹は、電話には出る事は無かった。


「ねぇ?入院してる間に、変な夢を見たわ。黒百合の屋敷のベッドに、女体があったの」


「ハハハッ…。ルナは薬の副作用で入院してたんだぞ?幻覚でも見たのか?」ルナは首を傾げた。徹は心底穏やかでは無かった。女子高生の薇愛との事が脳裏をよぎった。


「徹?アパートに戻る前に、久々に黒百合の屋敷に行きたいんだけどさ…」


「行かなくていいだろうよ…」


「行き先変更よ!黒百合の屋敷に向かって」徹は、心底穏やかでは無かったが、車をUターンさせて、黒百合の屋敷に向かった。



「ガチャッ」黒百合の屋敷のドアを開け長い廊下を歩き、種夫の秘密の部屋に入った徹と薇愛。「徹?今日は電気つかないの?」ライトのスイッチを入れても、廊下や部屋が照らされる事は無かった。「私が入院するまでは、すべて電気がついてたじゃない?変じゃない?」徹はルナを抱き寄せ「球が切れたんじゃないか?古い屋敷だしな、この屋敷は俺の所有物じゃないから、勝手な事は出来ないよ。」

徹はルナが入院してる間に、女子高生の薇愛とセックス三昧だった。ルナと2人だけの秘密の屋敷のハズだったが、約束を破ってしまった。慌てる徹に、ルナは無造作に置かれていた黒百合の御神木が、片付けられている事に不信感を抱いた。「ねぇ?何で御神木ないの?もしかして、私が入院してる最中に他の女とヤッたの?私の娘とヤッたの?」


「ルナの娘の結月(ユーユ)には手を出さないし、結月(ユーユ)は、まだ誰とも付き合った事無いし、オトコを知らないんだぜ?結月(ユーユ)も、早くオトコを知らないとな。だいたい、男に奉仕できない女は好きじゃねぇよ。俺には最愛のルナがいるからさ。ルナをこの世で1番愛してるよ」

ルナは徹の言葉に応えるように、口で応えた。徹は感じ始め、立っていられなくなり、ルナの口に舌を押し入れた。お互いの舌が絡み合い、ルナは自分の乳房を指で刺激し始めた。「アアッ…今日はすぐに固くなりそう…いつもは、こんなんじゃないのに…アアンッ」ルナは徹に跨がり腰を上下に揺らした。病み上がりの肉体は、待っていたかのように、吸い付き離れなかった。2人の生々しい声と共に、黒々しい木と、黒い実が肌に打ちつける。病み上がりのルナは意識朦朧としながらも、声を振り絞り喘いだ。感じて腰を振っていたルナだったが、ベッドの床の片隅に光る宝飾品が目に入り、女の物だと確信し、徹の下半身を何度も叩き続けた。2人は絶頂に達し、汚れたベッドの上で果てた。ルナは灯りの無い部屋で、床に落ちていたネックレスのチャームを拾った。「徹!これは何?薔薇の花片のチャームよ…。女の物よね?」花片のチャームを突き出し問いただした。徹は、薇愛の物かと恐る恐る見た…。花片のチャームを見た瞬間に、刻まれたR.Sのイニシャルに時が止まり、沈黙が続いた。「私が入院してる時に他の女を連れ込んで、猿みたいに撒き散らしたのね!」ルナは癇癪を起こし(ワメ)き立てた。「ルナ!これは違うんだ…。ルナにも以前話しただろ?前の妻にあげた薔薇のネックレスのチャームだよ。男を知らなかった純潔な梨花は、この屋敷の世帯主、黒百合種夫社長に、無理やり純潔を奪われた。何も知らなかった俺は、首にアルテミスの薔薇のネックレスをしていない事を問いただしたが、梨花は(ウツ)むいたままだった。梨花の首には、ネックレスを引きちぎられた様な跡が、すべてを物語っていた。たぶん…その時に飛び散ったのだろう…。梨花とはすぐに結婚したけど、上手くいかなかった…。梨花は種夫社長の右腕になり、出世していった。社員の俺は左遷され、今ではグループ会社の警備員だよ。稼げなくてごめんな…」ルナは徹に抱きついた。「黒百合の御神木なんてどうだっていいし、焼いて炭にしたって構わない。徹が御神木よ…。私もアルテミスの薔薇のような花片になりたい…」徹がルナの乳房を舌先で突いた瞬間…。「ガッシャーン」窓ガラスが割れた音が聞こえ、徹とルナが窓に近寄ると、黒百合の御神木が落ちていた。「これって黒百合の御神木じゃない…なんで窓の外から…恐い」

徹とルナは、裸で窓辺に立ちすくんでいた。


「もしかしたら、黒百合の呪い?種夫社長の怨霊かもしれない。だけどルナに何も怪我が無く良かったよ」ルナは錯乱していた。


「徹の御神木が守ってくれたのね」徹に近付くとルナの乳房が下に揺れた。黒百合の御神木を窓に投げつけた薇愛は、塀の向こう側から、ルナの存在を初めて見た。(徹さんが言ってた通りの垂れたパイで、本当に崩れた出来損ないのレーズンパイだったわ(笑)レーズンが黒ずんでいて、萎んでいるし(笑)何であんな女を選んだのよ?(笑)徹さんの御神木も今日は立派じゃなかったわ…。立派に出来るのは薇愛くらいよ。投げつけた黒百合の御神木が、あの女に直撃すれば良かったのよ。そうすれば、結月(ユーユ)も困り悲しむ(笑)」


薇愛はその場を去り、暴走族の力輝矢に電話をかけた。「もっしー。力輝矢?お久ぁぁ。あのね…とっても可愛くて良い子いるんだけどさ、、力輝矢に今度紹介するわっ。力輝矢ってさぁ。子供の作り方は知ってるんでしょ?」


「当たりめぇだろ。俺の子供58人作れる自信あるっし。1日58人子供作れるっし。毎日牛肉飲んで鍛えてるっし。力輝矢様だからな」


「子供の作り方は知ってても、力輝矢は、産み方とか、出産の仕方分かるの?」


ふたりの間に沈黙が続いた。




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