黒い御神木を握り・・。騎乗するお嬢様
快感に溺れた薇愛は、警備員の吉田に泣きついた。「薇愛は何もしてないよっ・・男達が勝手に乗馬を教えるとか言ってきて・・。こんな所で会うなんてビックリ・・」警備員の吉田は薇愛の口を塞いだ。吉田の内縁の妻の、娘の結月が2人を見つめていた。結月は2人の関係をまだ知らなかった。警備員の吉田が、同居している女の娘、結月に「祭礼が終わったんだから、早く片付けをして帰りなさい」と促した。30分後・・結月が、うっすら照らす街灯の夜道を、1人歩いている途中。母親と交際している警備員の吉田と、友達の薇愛が吉田の運転する車で、結月を追い抜かして行き、結月は複雑な気持ちになった。
「そこを右に曲がって、角を左に曲がった所よ」薇愛に教えられ着いたアパート。薇愛と警備員の吉田は、アパートのインターホンを押し、玄関のドアから出て来たのは、流鏑馬会の豚丸会長であった。「あれ?薇愛ちゃん!どうしたの?雄馬は決まったのかい?」薇愛の横から、顔を出す警備員の吉田。
「あっ・・なんだ。さっきの警備員か」
「先程は勘違いをし、大変失礼しました。失礼な態度をお許しください」
「俺は薇愛ちゃんに、流鏑馬の馬の騎乗の仕方を、教えてたんだからな。どんな雄馬と相性良いのかを・・」
「薇愛が乗る雄馬が決まりまして、豚丸会長に御指導、感想を頂ければと思いまして」警備員の吉田が話すと、豚丸会長はリビングに来るように促した。リビングに着くと、警備員の吉田は床に寝そべり、薇愛は吉田に跨がった。「おい!!何をしてるんだ?」ホットミルクを飲んでいた、豚丸会長が唖然としていると、薇愛は悩ましい声と共に「ハイや!ハイや!」と腰を動かし始めた。吉田の体が浮き上がり、体の安定を保てない薇愛。
「き・も・ちいい」薇愛の口からこぼれる。「薇愛気持ち良いじゃないだろ?雄馬を相手に、感じていたら落馬するぞ!」吉田が薇愛のブラウスをはだけさせ、乳房が露わになった。豚丸会長は、口に含んでいたホットミルクを勢い良く吹き出し、薇愛の髪や体にかかった。吉田が小刻みに体を動かすと、薇愛は前屈みになったり、のけ反ったりした。「薇愛!馬に騎乗している時は、いろんなハプニングがあるんだ!怖がる事なく、腰でバランスをとるんだ!吉田と薇愛の声が次第に大きくなり、2人は豚丸会長の見守る中、床で果てた2人。「豚丸会長!薇愛は徹さんを雄馬にします!」と宣言した薇愛。豚丸会長の意識が混濁し、救急車で運ばれた。会長は興奮で、持病の心臓病が悪化したが、大事には至らなかった。それから数日経過し、吉田と薇愛は、相変わらずの関係が続いた。未だに吉田と薇愛の関係を、知らない結月は、子宮内膜症の症状が悪化していった。(手術の選択肢もあるけど・・将来は産科に進みたいし、私は赤ちゃん産めないのかな)気分が滅入り、鬱々としていた時・・。「薇愛!元気ないじゃん!スマイル!スマイル!」声をかけてきたのは、別々の高校に通う友達の薇愛だった。
「私もメンタルやられてさぁ。こないだ行われた、御石神社の祭礼行事の流鏑馬。関係者の男達が、薇愛の虜になっちゃってさあ・・。薇愛は弓道部じゃん?いつかは流鏑馬で、馬に乗ってみたいって言ったら「俺を馬だと思って乗ってみな!」だって。困っちゃうわ。ストレスMAXよ。ねぇ?明日さ、学校休みじゃない?映画見に行こうよ!買い物してさ、その後にスイーツパニックのデザートバイキングに行こうよ!」結月は、明るい薇愛が羨ましかった。「うん!行こうね」結月はニコッと微笑んた。(薇愛とは、別々の高校に通ってるけど、私を心配してくれるし、仲良くしてくれて嬉しいな)結月は胸を躍らせた。土曜日の当日。結月と薇愛は、ラブコメの映画を鑑賞し、その後はゲーセンに行き、プリクラを撮りまくり。撮影の最中で、薇愛は結月に抱きつき、キスをした。「友情のキスプリよ!」プリントされたプリクラを片手に、2階のスイーツパニックへ入った。「うわぁ!美味しそう!タルトにケーキ。カヌレにフォンダンショコラ!」目まぐるしいメニューに、テンション上がりまくの薇愛。結月はコーラとタルトなどを堪能していた。
「ほら!ラムレーズンのパイと、ラムのスイーツ持ってきたから!沢山食べないと損よ(笑)ねぇ?その後は輝七とはどうなった?」
「輝七君とは、あれから会ってないし、学校も違うし、携帯番号も知らないし。別に好きってわけじゃないし、素敵だなって思ってただけだからさ!!気にしないでね」
「輝七って女好きだからね」
薇愛の言葉を聞いて、愕然とする結月。
「ねぇ?薇愛の家に来ない?せっかくだから泊まりなよ!家族は出張でいないし、結月の家族に外泊OKか聞いてみて!」
「ママは入院してるし、ママの彼氏も今は家にいないし、それに私がいたら迷惑だしね」
「じゃあ決まり!薇愛の家に泊まってよ!結月に見せたい物もあるのよ」薇愛は結月の手を握り、10分程歩き、自宅に着いた。白いメルヘンチックな外観の屋敷に目を奪われた結月。白い屋敷の階段を昇ると薇愛の部屋に到着した。「どうぞ!入ってね」
「失礼します」とお辞儀をして部屋に入った。白いレースが施されたカーテンにベッドが結月には眩しく映った。アンティークなカップとソーサーがテーブルの上に置かれた。
「南アフリカのルイボスティーよ!熱いから気をつけてね」香り高い味を堪能した結月。カップを手元に戻そうとした時に、バランスを崩し落としてしまった。「ごめんね。本当にごめんなさい。頭がクラッときちゃって」カバンから出したハンカチで洋服を拭く結月。
薇愛は、結月の白いニットワンピースに染みた場所を、タオルで拭き取り、結月のニットワンピースを脱がし始めた。「結月?着替えた方がいいよ?お風呂に入りなよ。どうせ泊まるんだしさ!」薇愛に言われ、バスルームへ向かった。ニットを脱いだ瞬間に、薇愛が脱衣所へ入ってきた。体を隠す結月。「隠さなくても大丈夫!汚れたニットワンピを洗濯するだけだから」シャワーを浴び終わると、ナイトドレスが用意されていた。結月は見た事も無いようなドレスに心が踊った。部屋に戻ると、「結月可愛いじゃん!」と満面の笑みで誉めた。「私もシャワー浴びてくるから」バスルームに向かう薇愛。結月が、窓を覗くと辺りは暗くなり、夜空には無数の星が輝いていた。(あっ!オリオン座だわ。七つの星が煌めいている。輝七君のようだわ。今頃何やってるんだろう・・)結月が、目線を下にやると、窓とベッドの透き間に黒い物が目に入った。(これって・・もしかして)手にしようとした瞬間に薇愛が、シャワーを浴び終わり、黒いベビードールを着て、部屋に戻ってきた。
「くつろいでる?結月ってノーメイクでも可愛いよね。読者モデルでもやればいいのにさ。進路はどうするの?」
「私ね産科の道に進みたいの。看護学校に行きたいと思ってたんだけど・・」急に言葉を詰まらせる結月をベッドに座らせる薇愛。
「産科の道に進もうと思ってたんだけど、子宮内膜症を発症して薬を飲んでるんだ?」
「何で薇愛ちゃんが、知ってるの?もしかしたら輝七君?こないだ体調崩して、薬を買ってきて貰ったの。輝七君が言ったの?」(子宮内膜症の事は母親にしか言ってないのに。輝七君が、薇愛ちゃんに話したんだ・・話さないで欲しかった・・)子宮内膜症の事は、輝七が話したのでは無く、薇愛がセフレの吉田から聞き、吉田は結月の母親ルナから聞いたのであった。
「んーっ。子宮内膜症って進行すると、不妊になるんでしょう?赤ちゃんを産めないのよね・・結月はメンタル耐えられる?心配よ」
「薇愛ちゃん・・わたし熱あるみたい。体が熱いし、クラクラするの」薇愛は結月をベッドに寝かせた。「なんか汗出て来てるよ?大丈夫?」昼間に食べたスイーツパニックの、洋酒につけたラムが結月を苦しめ・・。
薇愛は結月から滲み出る汗を、自分の黒いベビードールで拭った。「ねぇ?ナイトドレス脱いだ方がいいよ?こんなに熱いのに、厚着してたらダメじゃん」薇愛は、結月のナイトドレスを、肩から脱がし始め床に落とした。「汗はかかないとダメなのよ。今からたっぷり気持ち良くなって、汗を出させてあげるね」
結月が、着ていたナイトドレスの下には、薇愛から貰った白いレースのベビードールが揺れていた。「きゃあっっ」結月は、恥ずかしくなり横向きになった。結月の背中を細い舌で舐め、白いベビードールから剥き出しになった太股を、外側から内側へ舐めた。「あぁーっん」結月は感じてしまい、体を揺らした。
「ねぇ?結月って何歳でセックスしたの?」
「何でそんな事を聞くのよ?」結月は、体を起こそうとするが、ラム酒の酔いで頭も体もクラクラしていた。
「私さ・・結月の事を好きになっちゃったかも。童顔で可愛いいし、儚げな雰囲気に、まだ誰の物でもない結月が好きよ。こんなに分かりやすく、体がビクついてるし。私と付き合わない?それとも輝七が好き?」
「べ・べつに好きじゃないもん」
薇愛は、黒いベビードールで結月に跨がり「輝七とセックスしたら、こんな感じに腰を振ってくるのよ。腰を振る輝七は雄の獣よ(笑)
「やめてっっ」結月が怯えていると、薇愛は黒いベビードールに装着していた、黒いガーターストッキングを結月の口元に押しつけた。「結月!薇愛の黒い足を舐めてよ。それとも・・」薇愛は、窓とベッドの透き間に落ちていた黒い木を取り出し、結月の唇に当てた。「この黒い木って知ってる?黒百合の御神木よ。女体のように掘ってあるの。この黒い黒百合の御神木を舐めるとね、願いが叶う、霊験あらたかな御神木よ。今まで沢山の女性が幸せになってきた。結月の子宮内膜症も治るわよ?さあ!舐めてよ」結月は気が動転し、ガーターストッキングを身に付けた黒い太股を、舐めた。「ガーターストッキングの、黒いフリルもしゃぶって。黒い花片みたいよ。アーッン。アッ、アッン」結月は、異常な興奮の薇愛に、恐怖を覚え逃げようとしたが、腕や体に力が入らず、薇愛にベッドへ押しつけられた。「ねぇ?初めてのセックスはいつ?私は小学5年。輝七はね。秘密よ(笑)」
「下品な話はやめて!」
「下品(笑)?別に付き合ってなくても、男と女はセックスするわ。私はね、沢山の男とセックスしたわ。輝七とも付き合ってたから、セックス三昧(笑)セックスは下品じゃないわ!私も結月も、輝七も、親が我も理性も忘れ、不格好な姿でヤリまくったから子供が出来た。さぁ・・足を開いてっ。黒い御神木を感じてっ」黒百合の御神木を近づけた瞬間・・。「セックスしなくても、子供を授かる神秘もあるよ」薇愛の部屋のドアの向こうから声がした。ドアを開けると、輝七の父、璃音が立っていた。「注文を承って配達に来たら、インターホン鳴らしても、呼びかけても応答無しで、鍵開いてたから部屋まで配達したよ」
薇愛は「なんだ・・輝七が配達来るのかと思ってた。輝七のパパ?子供は男女が不格好な姿で、欲望に溢れセックスして出来るのよ?奥様とヤリまくったから輝七が出来たのよね?薇愛の黒いベビードールはどう?なんだったら可憐な花片に触れてもいいわよ?」
「黒い花片は苦手なんだよ。黒百合とかね」
薇愛は高笑いをしながら「この子は、私の黒い足を舐めたのよ。男もまだ知らないくせに(笑)こっちも舐めたらビクついてるしね。璃音パパも、本当は薇愛の花片を見たいんでしょう?」ベッドに歩きながら近づいていく璃音。薇愛はベッドに両足を広げ待っていた。
ベッドに体を隠す結月の傍へ行き、「このコート着てよ。俺が高校の時に着てたし、輝七もたまに着てるんだ!寒いから着なよ」結月は後ろ向きになり、コートを羽織った。
「薇愛ちゃん!配達を頼まれた胡蝶蘭!ここに置いておくよ。俺は、今から純で可憐な花を送り届けてくるから」白鳥家の玄関を出て、結月を車に乗せ、結月の自宅へ車を走らせた。結月はずっと下を向いていた。「寒くない?大丈夫?もしかして輝七の彼女かな?名前を教えてもらっても大丈夫かな?」
「清花高校2年の弦星結月です。輝七君の彼女じゃないです」
「そのコートさ、俺がヤンチャしてた時に着てたコートで、輝七もたまに着てるんだけどさ、コートの背中に七つの星が刺繍してあるじゃん?右下に弓が刺繍されてる。本当はヤンキー語で「唯我独尊」って刺繍されてたんだけどさ、うちの奥さんが刺繍したんだよ。ギリシャ神話のオリオンとアルテミスって知ってる?オリオン座は七つの星から成り立ち、アルテミスは弓使いの名人で、貞操を守った純潔の月の女神。うちの奥さんの旧姓は、有手美朱って言うんだ。アルテミスみたいだろ?お互いに不遇の毎日を送っていた時に職場で出会った。それから運命の悪戯ですれ違い、数十年後に再開した。うちの奥さんはね、純真可憐な女性でモテたはずなのに、ずっと純潔だった。今も純潔。俺と再開した時は、白いベビードールに身を包み、あらぬ姿で震えていた。今の結月ちゃんみたいにね。何があったか分からないけど、七つの星と弓の刺繍のコートあげるから着てよ。七つの星は輝七で弓は弦星の苗字で弓なのかもしれないね。おっと・・この道を曲がるのかな?」璃音の運転する車は、結月の自宅へ到着した。「大丈夫?着いて行こうか?」
「大丈夫です。送って頂き、ありがとうございました」結月は頭を深々と下げ、自宅へ入った。結月は家に入ると堪えていた涙が溢れた。(薇愛ちゃんの気持ちが分からない、私の事をどう思っているの?・・)
白い屋敷に取り残された薇愛は、結月に好意があるわけじゃなかった。結月の初めてを奪い、怖がらせたかった・・輝七が、初めての男になるなんて許せなかった。何としてでも、2人の仲を壊したかった。
「絶対に2人が恋仲になるのは許せない。あームシャクシャするわ。薇愛は狂いたいのよ」




