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愛と哀の接待

横断歩道を渡りクライアント様のオフィスに向かった。先輩の男性社員の迫田とのプレゼンは成功だった。別の案件の仕事も舞い込み、クライアント様との食事会が有名ホテルで設けられた。


「失礼の無いようにうちの会社からしたら大きな契約になるから…アルテミスも成績残せたら昇進間違いなしだ」


「はい!一生懸命頑張ります」

PM19時。ホテルでの会食が開催された


先方は課長代理の吉田徹と女性社員の統括マネージャー吉田梨花の2人


私と迫田先輩は30代のまだまだ若手の新人社員であった。会食も和やかに進んだ。先方の統括マネージャー吉田梨花さんが迫田先輩と打ち合わせしたいという事で夜の街に2人は消えていった。


「有名ホテルだといろいろ情報聞かれちゃうしね」アルテミスは純粋だった


残された課長代理の吉田徹とアルテミスは2人きりで談笑をしていた。


男女が激しく行き交う大通り…

大きなベッドに重なる2人のカラダ。

「今日も綺麗だね梨花さん…恥じらう姿がたまらないよ…早く見たいよ」

危険な吐息が2人を興奮させる…

「梨花さんじゃなくて梨花って呼んで…ダメって言ってるのに本当は1番欲しがってるのよね…なんでかしら?迫田君だとすぐに無防備にカラダがなっちゃうのよね…」


「仕事をして梨花に会ってるんじゃない…梨花に会いたいから仕事してるんだよ…梨花は俺のすべてを舐めてくれる。職場では俺の事を実力が無い社員だと舐めくさってる奴もいるけど」


「アンアンッ…さすがの迫田くん…

感じる…痺れてきたわ…早くして…」

上目遣いで迫田にねだる人妻の梨花

「梨花…俺を絶頂に上げれるのは梨花だけだ…あっもうダメだ…俺を立派な男にさせてくれ…」2人はベッドで果てた

腕枕をする迫田に梨花がアルテミスの事を聞いた。「たぶん旦那がOKすれば

商品の契約は可能だと思うわ。そうすればアナタも昇格ね…新人社員のアルテミスさんって独身なのかしら?」


「独身だし彼氏ナシみたいだよ」

「こない商談に連れてきた新人社員さんの香山さんは旦那がセフレにしたって。

香山さんって既婚者なんでしょ?出世の為なら女だってカラダを使わないとね。香山さんはダンナによく奉仕する従順な女みたい…ダンナは人妻が嫌いだからね…できればマリア様みたいな汚れのない女を抱きたいとか言ってるし…

男ってバカな生き物よね…だけど社会人でまっさらな女なんかいる?まぁ今頃はアルテミスさんを堪能してる頃ね。アナタが昇格したら私は…(笑)」


梨花と迫田は吉田徹とアルテミスに期待以上の期待をした。レストランにクラシックのBGMが流れ食事は終了した


アルテミスは「ご馳走様でした。本日はありがとうございました」と挨拶した時に先方の課長代理の吉田徹がアルテミスに「このあと仕事の契約を一気に進めたいんだけどもちろん時間あるよね?深夜までかかるかもしれない」

きょとんしたアルテミスは「あっ…私だと不安ですから迫田先輩呼びますね…ドーナツカフェとかファミレスでお茶してるのかな…迫田先輩ドーナツ大好きなんですよね(笑)」


「俺はアルテミスさんだから契約したいんだよ…俺の言うとおりにすれば大丈夫だから…」レストランを後にしてエレベーターに乗り込む2人。どこに行くのかも分からないアルテミス。エレベーターのドアが開いた先にはホテルの部屋117号室だった。ホテルの部屋に入ると青いライトが部屋中を照らし…目の前にはソファーとテーブルとキングベッドが妖しく2人を誘っていた。「この部屋って海!水族館にいるみたい」吉田は純粋なアルテミスを見て心が射抜かれた。「ソファーに座って」「はい!宜しくお願いします。今の時代の商談や契約は個室の部屋なんですね。…」


「アルテミスさんって独身なんだ?彼氏や好きな人はいるの?」


「こないだまで好きな人はいました。病院の帰りに産婦人科から出てきたのが私の好きだった人で相手の女性も一緒にいました…夢じゃないんだなって」


吉田が「まぁ忘れなよ…男なんか星の数ほど沢山いるんだし。女の幸せは金のある男と結婚して子供を産むのが幸せだし、女はダンナに奉仕のセックスをしてればいいんだよ…」アルテミスが「私は家族にもお金にも縁遠いですけどリオンと出逢えた事が幸せなんです」

吉田がイライラしながら「だけどその男は他の女を選んだんだよ?たとえアルテミスさんを好きだったとしても他の女を選んだ。結局その女を選んでセックスした。セックスなんか愛があろうが無かろうが出来るし、愛のセックスじゃなくても子供は出来るんだよ?何が愛だよ?すべては金で買えるんだよ。女は金をチラつかせれば目の色変えて寄ってくる。あんたの会社の新人社員も既婚者だけど金をチラつかせたらすぐに服を脱いだよ。俺の妻の梨花も俺が出世したら目の色を変えて近寄ってきて大金を手にしたら自らカラダを売ってきたよ…愛のセックスなんかねーだろ!」

涙を流すアルテミス。「ゴメンねアルテミスさん…凄く怖がらしちゃった…」

アルテミスを優しく抱き寄せる吉田。



赤い糸…赤い糸が存在しても消えるか…切られるか…自ら赤い糸を切るか…そもそも赤い糸なんかあるのか……


窓の外は満天の星空…澄んだ夜空に幾千の星達。オリオン座が煌めきを放っている。「オリオン座を見てるとリオンを思い出す…もう会えないの?リオン」アルテミスの想いは募っていた…



 











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