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濡れた紫陽花が見た-生と性

「セレネは俺の女だ。感じてるのが伝わるよ・・あっもうダメだ・・」


雨が降りしきる昼下がり。紫陽花が窓辺からこちらを見ている。「アロン・・今日は疲れたからここまでにしよう。」


「俺は何回でもできるよ。セレネは俺とじゃなきゃ感じないんだろ?」ベッドに座るアロンがセレネに言った。


紫陽花が濡れながら私達を見ている。

紫陽花は羨ましく感じてるのか軽蔑してるのか分からない。「シャーッ。」雨の音ともにセレネがシャワーを浴びる。「アロン!今から友達と会う約束があるのよ。夜まで帰らないから」そう告げるとバタンと音を立て部屋を出た。「キモチワルイ。我慢できない。セレネはアロンが鬱陶しくなっていた。先日スマホで検索した占星術の祈祷師ハーンの所に会いに行った。ドアを開けたらハーンが立っていた。年齢は60代で見た目は80代の風貌。セレネはハーンに年下の男を自分のモノにしたいので何とかならないかと相談した。ハーンは「自己中心的な感情で人を操れない」と伝えた。セレネは潤んだ目で「私は年下のエンデューに騙されたのよ?金やカラダも弄ばれた。人を騙していいの?罰を与えたいのよ…」部屋中にセレネから漂う甘ったるい香水と魔性の魅力に引きづられた。「ダメよね?ごめんなさい…迷惑かけて…」パーンの手を握るセレネ。セレネの深く開いたブラウスの胸元に沢山のキスマークを見てハーンは嫉妬した。「方法を教えたらその男と本当に関係は終わるのだな?」ハーンがセレネに問いかける。「罰を与えてすべて終わりにしたいの。私の本当の運命の相手は今ここで出逢いました。ごめんなさいハーン様。」セレネはハーンに抱きついた。カーテンを閉め2人はカラダを擦り付けた。「セレネ…」

「ハーン様早くセレネの意識があるうちに教えてください」絡み合う手と足。

「カタツムリの粘液を体内に入れなさい…カタツムリの粘液は状態によっては危険な情態に陥るのだ」セレネの魔性の色香に理性が飛ぶ祈祷師のハーン。


「ハーン様。セレネは幸せの絶頂にいきます。」2人で絶頂になりハーンはすぐに果てた。「俺は今までいろんな女に騙され金を搾取された。沢山の女を抱くために祈祷師になり金を稼いだ。だが本物の愛は無かった。セレネは俺を愛してくれる運命の女だ。大金も煌びやかな毛皮も愛するセレネに捧げたい」窓の外にはパーンが育てていた紫陽花にカタツムリが粘液を出しながらこちらを見ている。紫陽花とカタツムリも毎日触れ合っているかの様だった。ハーンに「行ってくるね」と言いセレネはスーパーに行きお菓子作りの材料を買った。セレネは紫陽花のゼリーを作った。青色の着色料とゼラチンとカタツムリの粘液を入れて型で冷やし固めた。セレネはゼリ-をカップに詰めてエンデューと待ち合わせの公園に向かった。エンデューは3時間遅れて到着した。

「セレネごめんな。今までずっと入院しててさ治療費もかかるし、大金必要なんだけど金ある?」セレネは入院してたと嘘を付くエンデューに問いただす事は無かった。セレネは「お金は渡すわ。ここだと人目があるし、あっちのベンチに移動しない?」エンデューとセレネは2人で紫陽花の庭園を歩いた。ベンチに座らせてエンデューに150万を渡した。満面の笑みで抱きつくエンデュー。セレネは作ってきた紫陽花のゼリーをエンデューに「これを食べて欲しいの…」と手渡した。エンデューは現金の封筒を握りしめながら紫陽花のゼリーをすべて食べた。「ゴメン…この後に病院の予定があるんだ…」エンデューが笑いながら言うと「了解!病院に早く行ってね。」と手を振り別れた。梅雨空から雨がシトシトと降ってきては紫陽花とセレネのカラダに染みこんでいった。セレネがハーンの元に代える途中でエンデューは封筒を握りしめながら降りしきる雨の中で紫陽花の花壇の中で意識を失って倒れていた所を公園管理者に発見されて病院に運ばれた。 


ネガティブな紫陽花の花言葉は冷淡・無常・浮気・移り気である。


セレネは自分の自宅にもアロンの元にも戻ることは無かった。会社も一心上の都合で休職した。セレネはハーンと共に生活をしていた。毎日のようにハーンの理性を狂わせるセックスをしていた。

「あっセレネ…おまえは悪い女だ。カラダが持たないよ…このまま死んでもこの世に未練は無い。セレネと毎日のように幸せの絶頂を感じたい。土地も財産もセレネの物だよ」ハーンは祈祷師の仕事辞めて毎日セレネを求めていた。


「すべては俺の思い通りだ!!」








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