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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第十一章 新しい事と···

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210話 買い物に誘いたい(雨宮 静編)

今回は雨宮 静の視点です

時は少し遡り···


志希が車のカスタム案を出していた頃


雨宮家の自室で悩んでいる静の姿があった


「どうしましょう···。何とか志希さんを誘わなくては···」


静が悩んでいる理由は夕食時の会話からだった



土曜日 夜


雨宮家では1日の報告も交えて夕食を食べていた


「それで、志希君が『誘う相手もいない』と言っていたんだよ。これはチャンスではないか?」


「そうね。『車の購入』という新たな行動力を手に入れた。それはつまり···」


『デートに誘う(誘ってもらう)チャンス!!だね(よね)!?』



(お父様もお母様も仲がよろしいですね···)


一人夕食を食べていく静は『我、関せず』でいた


そんな静を見た2人はため息を吐く


「なにを『私は関係ありません。』みたいに夕食食べてるのかな?我が娘は···」


「そうね···。このままだと『誰かに先を越される』わよ?志希さんは年上に好かれるタイプだから、のんびりしていると『あっという間』よ?」


「何を言っているんですか?志希さんはそんな事になりませんよ?あの人は『人に優しいけど、友達以上になろうとしない人』です」


その証拠に『異性に何かを贈る事などしない人』です


あぁいうタイプは陰日向に支えるぐらいがいいんです


「何か余裕な態度だけど、静は志希君から何か貰った事はあるのかい?」


ピタリと手が止まる


志希さんからの贈り物?


お父様は最近『入浴剤の融通』をしてもらってますよね···


お母様はその『入浴剤』貰っていますよね?


最近志希さんの『送迎をしている2人』は···


チラリと凛を見ると、凛は目を反らした···


桜花も目が泳いでいる···


これは後で2人と『お話し』をしないといけないかもしれないわね···


そう言えば他の人達も料理とかを···


あれ?私まずくない?


綾香と鈴音はわかりませんが···あの2人(凛と桜花)は確実に距離を縮めてますよね?


「そう言えば···最近凛と桜花は積極的に志希君の送迎に行くね?何かあったのかい?」


お父様も何か気になるところがあったのか、2人に質問をしているが

、『何も他意はございません』の一点張りでした


「···後で2人は書斎でお話しね?」


しかし、何かを感じたお母様の一言に、2人は頷くだけだった


そして夕食後、2人の話をお母様から聞いたのだが、内容は『志希さんの行き着けのお店に一緒に行った』との事だった


いいなぁ···


私も行きたいなぁ···


そしてお母様から『こちらから買い物に誘いなさい』とも言われてしまいました。


しかも『買い物で気になるあの人と仲良くなる計画書』まで渡されました




そして時間は進み


日曜日 朝


朝食を終えた私は部屋で『計画書』を読んでいた


えっと···計画書によると


『車の運転は私がする』のですね?


運転の上手さで『運転のアドバイザー』になれと?


『駐車の時に助手席側から後ろを見て胸を強調?』


お母様は何言っているんですか?


しかも『服装の指定』までありますが!?


えっ?お父様をこれで手に入れた!?


知りたくなかった···


そしてお父様···幻滅しました


···でも、お父様は『お母様以外の異性に見向きもしない』ですよね?


······本当に有効なのかしら?


服装はとにかく『車でお買い物に行く』のは良案ですね


そうと決まれば行動あるのみ!!




まず始めにタイムスケジュールを考える


『何時に集合して、どこに買い物に行き、何を買うのか?』


『朝から出かけるのなら、昼食はどこにするのか?』


『買い物後はどうするか?』


『他に何が必要か?』




『出かける服選び』をして、着々と準備を進める


しかし、まだ『買い物に誘っていない』事に気がついていないので、その準備が無駄にならなければ良いのだが···




静が準備を終えた時、やっと『誘っていない』事に気がつき、時間を確認すると『19:44』となっていた···


夕食時の報告で、その事を聞いた両親が『流石に哀れ』と思い、志希に『静と一緒に買い物に行ってもらえないか?』と連絡を入れる



頼まれた志希は『良いですよ?いつにしますか?』とすぐに返事をするのであった。



あんなに悩んだのにー!!



その日の夜、静の部屋から叫び声が響いたが、誰も気にしなかったのだった。


次回『秘密は守ります(凛編)』

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