205話 車の購入と初ドライブ
月間7位でした。
応援ありがとうございました。
これからも細々と更新していきます
よろしくお願いします
それでは本編をどうぞ~
実験日から数日経ちました
火曜日 夜
僕の携帯に誠さんから連絡が来た
内容は『いつでも納車が出来る事。車の代金が用意出来たら連絡して欲しい』との事だった
車の代金は『50万円のところを格安の20万円』になった
一応分割も可能だが、一括で払う事にした
明日銀行に行ってお金を用意しよう
自賠責保険等は支払いの時に手続きするので、必要な物(保険料の引き落とし用の通帳や印鑑等)を用意しておく
(車の受け渡しは最短でも金曜日の夕方かな···)
楽しみにしながら金曜日まで過ごした
金曜日 夕方 雨宮家
僕は夕飯を一緒にした後、車の最終手続きをして、車の代金を支払い、誠さんから車のマスターキーとスペアキーを受け取った
「おめでとう。これであの車は志希君の物だよ。何かあったら連絡してね?最寄りのお店(整備場)を紹介するよ。」
「ありがとうございます。その時はお願いします。それでは、僕はこのへんで失礼します。」
駐車場に行き、車に乗り込んでマスターキーを差し込み、キーを回すと全機能が起動してエンジンがかかる
カーナビが起動したので、行き先を入力(手動)して、雨宮家の皆に挨拶をしてから、車をゆっくりと走らせる
門を抜けて公道に出ると、速度を上げて家へと向かう
「やっぱりこの車は良い車だ!!絶対50万円じゃないよね!?」
そう一人呟き、車の運転に集中する。
慎重に運転して家に到着したので、車庫にしまう
エンジンを切り、マスターキーを抜き、説明書を片手に車から降りる
「無事納車完了。これからよろしくな。」
取りあえず車に『状態維持·状態保存·自動修復·空間拡張·自動浄化』を付与して家に入る
「これで通勤も休日も楽しみになったな」
念のために車のマスターキーとスペアキーを複製してまとめて格納庫にしまっておく
スペアキーをキーケースにつけてポケットにしまった
マスターキーは格納庫にしまっておく
後で車内に携帯型『聖木』を置いておこう
そうすれば白達も一緒にいられるからね
上機嫌で温泉に浸かり、明日の朝にドライブしようと決める志希であった
土曜日 朝
朝食も食べずに車に乗る
昨日の夜に読んだ説明書には登録すると便利な機能が書いてあり、その設定をする為だ
スペアキーを差し込み、回して起動させる
まずは音声認識をONにする
『音声認識がONになりました。』
カーナビ画面に文字が出てきた
説明書片手に色々と設定していく
とりあえずカーナビに自宅·雨宮システム開発センター·スーパーヒラヤマ·雨宮家·喫茶日向等々を登録する
これで音声認識で簡単にナビしてくれる様になった
次は携帯の登録だ
携帯を所定の位置に置いてスキャンさせると自動リンクされ、運転中でも通話等が可能になるのだ
そして他の機能も一通り設定して、最後にAI機能をONにする
すると、『マスターキーを差し込んで下さい』と表示され、モニター横にあるキーの差し込み口が表示された
そこにマスターキーを差し込むと、何やら起動音がして、インストールが始まった
暫く待つとモニターに『インストール完了。マスターキーのスイッチを長押しして下さい』と出たので、マスターキーのスイッチを押す
数秒後、モニターに『AIの名前を入力して下さい。』と出たので『AI』と入力して決定を押す
『入力を完了しました。暫くお待ち下さい。』
「···おはようございます。マスター。私の名前は『AI』です。よろしくお願いします。」
音声が自動で流れる
「マスター。エンジンが起動していません。起動しますか?」
「いや、まだいいや。それより、呼び方変更をしたい。僕の名前は志希だ。志希と呼んでくれ」
「···マスターの呼び方を変更中···。変更を完了しました。志希様でよろしいですか?」
「『様』はいらないよ。出来れば『志希』で···無理なら『さん付け』でお願い。」
「了解しました。変更完了。改めて、よろしくお願いします。志希さん」
車のAIがそう挨拶をしてきた
その後もいくつかのやり取りをして、少しドライブする事にする
「エンジン始動。目的地入力。最寄りの臨海公園駐車場。検索開始」
そう言うと
「了解。エンジン始動。目的地『最寄りの臨海公園駐車場』検索完了。ここで良いですか?」
「そこでいいよ。ナビよろしく」
「ナビ開始します。」
モニターに地図が表示され、目的地までの道順が線で引かれている
シートベルトをしてハンドルを握り、ギアを『D』にして『サイドブレーキ』を引き下げる
ゆっくり車が動き出す···
左右を確認してハンドルを切り、アクセルを踏み込み、目的地へと運転を開始した
次回『AIの出来る事』




